映画 「ゆれる人魚」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「ゆれる人魚」


 近くにきてくれるの待ってました。昨日、6日に行ってきた。
 2015年、ポーランドの映画。日本公開は2月だったか。

 舞台は1980年代のポーランド。
 水辺で遊んでいたバンドマンたちが人魚の姉妹を見つけて、(人魚たちに見つけられて、かな)自分たちが出演しているナイトクラブへ連れてきたところから始まる。
 クラブのオーナーはシルバーとゴールデンという人魚少女姉妹を出演させてショーの目玉にする。たちまち人気者になる姉妹。
 人魚たちは人間を食べる。人間界にいるために、それを我慢していたゴールデンだったが、男を食い殺してしまう。
 バンドマンの青年のひとりと恋におちてしまうシルバー。でも彼は彼女を魚としか見てくれない。彼のために、下半身を切って人間の下半身とくっつける手術を受けるシルバー。でもセックスはうまくいかない。
 青年は別の女性と恋をして、結婚してしまう。
 結婚式の夜。朝までに、青年を食べなくては海の泡になって消えてしまう運命のシルバー。でも、彼女は彼を殺すことができなかった。
 泡と消えたシルバーを哀しみ青年をかみ殺すゴールデン。彼女は水の中へ帰っていった。


 と、そんなこんなで、基本的には人魚姫。大人のおとぎ話。ゴールデンとシルバーの二人の感じがなんだかとってもt.A.T.u.を連想させる~と思った。私がt.A.T.u.好きだったからかなあ。あの、ロシアの二人組少女歌手。いっときのあだ花だったなあ。でもすごく、よかったんだよ楽曲。
 それはともかく。
 少女期ならではの、美しさ残酷さ、ピュアでエロス。そんな耽美的映画かと思っていたけれど、なんか、すごく、歌う。ポップというかロックというか。ミュージカル??? と思うほどに、いっぱい歌ってた。耽美的だけれども、思ってたほどではなかったねえ。
 バンドマンたち、歌手、オーナーも、なんか、人魚であることは、びっくりはするけど別にそれはそれとしてあっさり受け入れて商売ネタにしたりしてて、人魚とは? と、思ってしまったり。

 魚な下半身切って、あれ、死体の女の子の下半身切ってってことかなあ。入れ替えくっつけ手術も、すごい、雑にざっくり上手くいくの。あの医者とか、何者よ。すごい。
 くっつけたものの、もう大丈夫かとセックスしたらまた下半身血塗れになっちゃうって青年はひいてしまうーとか。あれって処女の象徴? うーん。まあ、単純にグロテスク感かな。
 人魚、の、下半身魚部分の造形が、なんていうかこう、きれいな魚じゃなくて、ウナギ?ウツボ?ナマズ? なんかそう、ぬるっと円筒形な、なんか、ほんと、ぬるっとじめっとして魚臭くて気持ち悪いんだろうな~ってすごく伝わってくるの。グロテスクさが、おとぎ話じゃない~。綺麗で可愛い少女たち、の、下半身。ほんと奇妙なバランス。

 人を食べる、ということも、もっともったいぶるというか、もっと禁断のって感じかと勝手に思っていたけれども、わりとあっさりめに、あ、喰うね、って感じ。血塗れグロテスクさはあるけれども、そういうもの、という。
 いろいろと、んん~? 思ってたのと違うな~~? って不思議だったけれども、気になっていたし、こういう感触の映画なのか、と、見にいけたのはよかった。満足。

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映画 「デッドプール2」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「デッドプール2」

1日(金)に見に行った。
ライアン・レイノルズが来日してのプロモしてくれたり、毎度ながら公式のツイッターアカウントも面白く、楽しみに待ってました^^

 さて、しょっぱなからクライマックスだった!
 適当な感じで悪い奴らやっつけたりしているデッドプール。しかしある時やっつけ損ねた奴が、ウェイドを襲いにきて、最愛の彼女、ヴァネッサがとばっちりで殺されてしまう。
 なんで!
 こんなヒドイことってある!?
 てな感じのオープニングが007風味で、えっ??? マジ??? 彼女こんないきなり死んじゃう??? つか007風味~きゃ~、ええええ??いやいやいや、こ、これ、どういうテンションで見ていいのかわからないっ。

 最初からカオスに放り込まれる。どうやら本当に彼女は死んじゃったみたい。二人でこれから子どもつくろう。きっといい人間になれる、っていってた矢先の事で、ウェイドの落ち込みは自殺試みるほど。でも不死身のスーパーパワーだから死なない。爆発でそーとーバラバラになってたっぽいけど、それでも死なないのかあ。どうなってるんだろう。
 まあ、そんなこんなで落ち込んでるんだけれども、Xメンな仲間にひっぱられたりで、ちょっと立ち直りかける。
 ミュータントな力を持つ少年が暴れる所を救いにいったり、な、所で、未来から腕が機械のゴツイ男がやってきて、少年を殺そうとする。ってこういう感じは「ターミネーター」ですかね。
 山ほどいろんな映画とかいろいろのネタがある、ありそう、だけど、私には到底全部はわかんない。わかるのはニヤっとするし、わかんないなりにも、なんか面白い。カメオ出演の豪華さとかもわかんないけど、まあ、なんか遊んでる感じはわかる。
 
 そんなこんなで、少年は何故狙われるのか。ウェイドはヴァネッサを失った傷心から、子どもを救わなくちゃって思ってがんばっちゃう。ヴァネッサに謎の壁越しに出会うあの感じは、「インターステラー」かな。
 本当に本当に、ウェイドは彼女が好きで、大事で、彼女と子どもつくろう~って言ってた言葉を頼りに、少年をなんとか救わなくちゃってなってて、健気なんだよなあ。
 しかし謎のマシンマンは強いから仲間集めよう~とか、まあ、何かとやっぱドタバタ。可笑しい。スーパーパワーのメンバーを集めてXフォース!ってあのポーズは「ブラックパンサー」だよねえ。そのパワーもなんか微妙~だったり、別にパワーはないただのおっさんとかも採用されてたり。あっという間にみんな雑に無駄死にしてたり。ビル・スカルスガルドがいるぞかっこいい~!って思ったら、ほんとダメ、さくっとゴミの中だった(泣)。可哀想可愛い。
 マシン男が少年を狙う理由は、今この時に人殺しを覚えてしまった彼が後々、なんの罪もない人、男の家族を殺したりするように暴走してしまうから。家族が大事。家族をつくろう。家族になろう、って、ほんと、これもファミリー映画だ。子どもには見せられないけどw

 相変わらず無駄にお喋り、無茶苦茶でひどかったりなんだけれども、俺ちゃんなりの筋は通すっていうか、俺ちゃんの善良さみたいな所がちゃんとあるので、無茶苦茶なりに感動するんだよなー。
 スーパーパワーが無効化される首輪みたいなのがあって、それはめて収容所送りになると、ウェイドは癌患者でしかない、という切なさ。自分でもヴァネッサがいない世界なら死んじゃってもいいって思ってる。そういう、純情さみたいなのもなあ。可愛い。

 なんかあの、巨大な悪い強いヤツ、みたいなキャラが私はわからなくって、でも原作から知ってる人には人気なのか。マシン男は敵じゃなくなり、なんとか少年を救いたい側になる。
ウェイドの願いはなんとか叶って、少年は自分を虐待していた施設の校長を殺しはしなかった。
 でもタクシードライバーのドーピンガーくんがさくっとひき殺してたw まあ、悪いヤツは報いを受けます、か。

 タイムマシンのおかげで死ななかったデップ―ちゃん。デップ―を助けて自分は未来へ帰れなくなったマシン男。ケーブル、ね。彼は、どうなの。今後仲間になるのかな? 原作は知らないもので。。。
 ネガソニックちゃん、ユキオちゃんのビアンカップル、公開前にやっぱ日本では話題だったけども出番はちょっぴりだったねえ。でもまあ可愛かった。ネガソニックちゃんは天才なんだっけ、タイムマシンを直してくれたし。
 そして、過去の過ちを正す! ってデップ―はもちろんヴァネッサが死んだ所へ戻って彼女を助けるよねえー。ついで、って感じでグリーンランタンに主演しようとしてるライアン・レイノルズを殺すw グリーンランタンを私は見たことないんだけど、こんなにもネタにされまくりで、むしろ今見たくてしょうがないわ~。どんだけひどいんだろう。。。
 そして! ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンもちらっと登場! その昔のXメンの時のデップ―を見た記憶がないので、それも見直したいよな~。俺ちゃんにつられまくるわ。

 公開になるぞーっていう盛り上がりから、期待して、期待通りしっかり面白くて、すごい。
 楽しかった。感動もしちゃうし、アホらしくもある。ライアン・レイノルズがんばって、そして楽しんでるんだろうな~って思う。この、メタになる感じ、まさにデップ―なんだろうと思う。観客巻き込みまくり。これからも楽しませて欲しい!

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映画 「ファントム・スレッド」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「ファントム・スレッド」


昨日、30日(水)見に行ってきた。近くでやってなくてちょっと遠出。


アカデミー賞でノミネートも沢山、衣装デザイン賞受賞、ですね。ダニエル・デイ=ルイスがこれで引退という話もあり、話題作、だと思うのになんであんまりやってないの。
監督、ポール・トーマス・アンダーソン。お名前は知ってる、と、思うけど多分見てない。

 1950年代、ロンドン。美しいドレスを作ることに完璧さを求めるレイノルズ・ウッドコック。彼の仕事場。家。彼を仕事に集中させるため、周りを仕切る姉、シリル。全てがレイノルズの求めるままに静謐に美しく整えられている。
 レイノルズはドレスを作るインスピレーションにミューズを必要とするらしい。だが独身主義者。モデルが彼の愛を求め彼を煩わせるようになり彼が飽きると捨てられる。ファッション界の巨匠って感じかな。
 そんなレイノルズが別荘へ出かける途中、寄ったレストラン。ウェイトレスをしているアルマと出会う。アルマを気に入り、ドレスを作り、彼女を迎え入れるレイノルズ。彼女の存在が、静かなレイノルズの暮らしをかき乱していく。

 さすが、次々作られていくドレスや、キャストの衣装も舞台も、素晴らしく美しい。美しい映画なんだろうなあと期待した以上に素晴らしい。そして不穏。
 レイノルズの朝の身支度から始まるのね。もうほんと、ダニエル・デイ=ルイスを愛でる映画。セクシー。彼のストイックさ。神経質そうな、気難しい、支配欲。危うい。静かな朝食のシーン、そこをかき乱すミューズとなる女。アルマの前の彼女も、甘いペストリーを進めて機嫌を損ねるし、アルマが来た当初も、トーストにバターを塗る音とか、なんか、何かとガチャガチャうるさくて、レイノルズの機嫌を損ねる。
 彼は要求の多い男。怒鳴り散らすというよりうんざりと無関心と不機嫌というやり方で人を従わせようと、人が従って当然と思っている男。すごい、嫌だ。それでも、美のカリスマなんだよなあ。貴族や王族も顧客に抱える。美しいドレスを作る。それは単に衣装ではなく彼の作品。彼のアート。ドレス職人であり芸術家であるレイノルズ。
 アルマは、始まりこそシンデレラストーリーに浮かれていたが、次第に彼のドレスを着るだけの人形でいることに我慢できなくなる。ここで、これまでの女は捨てられる一方だったのだろうけれども、アルマはしたたかだった。毒キノコをレイノルズの飲み物に入れちゃう。

 マジかー! で、殺す、ではないんだよね。なんか、なんか、何これ。
 そのタイミングが、ベルギーの王女の結婚式ドレスを仕上げる前日くらいで、倒れたレイノルズのせいでドレスにはダメージ。縫子さんたち徹夜で一部やり直しすることになる。なんでこんな大事な時に実行するのアルマ!?酷い!
 静かに規則正しい暮らししてたらしいレイノルズは病気でダメージうけまくり。へろへろ。医者は断るけどアルマが側にいてくれることに感じ入ったのか、翌朝結婚申し込む。
 レイノルズ~!その女はやめておけ!きみの判断は今正常ではないのだよ!と映画に向かって突っ込みたかった。
 まあ、新婚当初はラブラブだったけれども、またアルマの存在はレイノルズの暮らしの不協和音。アルマの求めには応じられないレイノルズ。
 で。そんで、早速倦怠期かもう駄目かって所で、またアルマはレイノルズに毒キノコを料理して出す。レイノルズが嫌いなバターたっぷりで作ったキノコオムレツ。それを、それを、それをわかっていながら、食べる、レイノルズ。
 死ぬかも。死なないわ。
 そんな、二人。

 アルマが医者にちょっと回想風に語ってる感じで、あれ、でも、多分最後はまたお腹壊してるだけで死んでない、んだろう、たぶん、死んでないよね? 
 そしてレイノルズも、彼女の存在が仕事にも人生にも害悪、って思いながら、あのオムレツ食べるんだなあ。
静かで自分の思い通りの生活を、かき乱すアルマ。静かで、自分の思い通りの生活はもう死んでるようなものだ、って感じか。アルマの不快さに、魅せられていく。こわい。

こういう風な愛の姿の映画だとは思ってなかった。こわい。すごい。いやあ。すごく嫌だけれども、そこへ行くのか、というのを茫然と見送った感じ。美しく完璧な世界の不協和音を堪能。当然のように高慢な姿も、かき乱され衰えていく姿も、苦悩も嫌悪も愛も、いろんなダニエル・デイ=ルイスを見られて最高だった。見に行けてよかった。


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映画 「犬ヶ島」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「犬ヶ島」

字幕で見てきた。

監督、ウェス・アンダーソン。「グランド・ブダペスト・ホテル」は見たことある。
舞台は日本、今から20年後の日本、らしく、まあざっくり近未来ということかな。
人形によるストップモーションアニメ、らしい。描いてるアニメ部分もあった。

ドッグ病? 犬インフルエンザ? 犬の病気の蔓延にかこつけて、犬たちを根絶しようとする小林市長。ウニ県メガ崎市、とかって、川崎市なんだろうか。海辺の工業地帯とか。いやまあいろいろ混ぜつつの架空の日本なんだけれども。

最初に昔の伝説、少年侍の話。猫派だった小林朝廷(だっけ)が犬を絶滅させようとしていたけれども、そこに現れた少年侍が悪い小林をやっつけて、犬たちは生き延びて、ペットになったりもして。そして現在、またしても悪い小林市長が。


なんか、なんだろうこの感じ。
英語キャストも豪華なメンバーで、でも私は声だけで誰が誰ってわかるほどでもなく。日本人キャストもね。バーテンダーな松田龍平だけは、あっ、てすぐわかったかな。外科医の渡辺謙も。
主人公、捨てられた犬、護衛犬なんだねえ、スポッツを探しに犬ヶ島へやってきた小林アタリ少年、12歳を演じているのは日系の男の子だそうで。日本語なんだけれども、やっぱちょっとなんか違う感じはあって。

物凄く、監督日本が好きなのかなあって伝わってくるわ。
日本語、漢字カタカナなんかがしっかりデザインされて中に入ってる。同時通訳とか字幕、日本語字幕英語字幕、えーと英語字幕ってわけじゃないか、画面の中に日本語英語が入ってる。英語圏の人が見る感じだとどうなんだろうって思う。日本ネイティブである私が見るこの奇妙さ、英語圏の人も思うことなのかなあ。日本人は日本語まんま喋ってる。これ吹替え版上映だと犬たちも日本語吹替えで日本人声優さんたちが喋ってるのかなあ。どうなんだろう。すごい不思議。

何かの暗喩として社会的メッセージを捉えるか、単にSF、ファンタジー、おとぎ話的に捉えるか。まあどっちでもいいだろう。あんまり暗喩―みたいには私は思いたくない。
終りには犬たちの病気を治すことができるし悪い市長も改心するし、アタリくんが市長になるし。
いろいろ無事めでたしめでたし。

犬たち、すごい、クール。
スポッツやチーフ、めっちゃかっこいい。
ちゃんと犬で。でも人間の友達だった、今は、捨てられ、いや。でも今でも飼い主を愛してる感じあるんだよねえ。これって監督の犬への信頼なんだろうか。犬好きなのかなあ。

可愛いお話、とも言いきれず。不思議~っていっていいのかどうかわからない。
ストップモーションアニメだからなのか、なんか、何、この、表現とか。動きの独特さとか。
ほんとに、この映画ならでは、かなあ。この監督ならでは、かなあ。私、うー、この、この、うう~見た感じた自分の中のぐるぐるを私言葉に出来ない。
奇妙、っていう感じ。
面白かった。うーん。単に面白かった、っていうわけにもいかない、と、思うけどけど面白かった。どうしよう。
可愛い、でもある。うん。可愛くてかっこよくて面白かった。でも、何見てきたんだろう……と思う私の中に残るこの塊。面白かったなあ。見に行ってよかった。


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映画 「ピーターラビット」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「ピーターラビット」


字幕で見ました。
「ビアトリクス・ポターによるイギリスの名作絵本「ピーターラビット」をハリウッドで初めて実写映画化」とのことですが。これ、その、最初映画になるって聞いてイメージした、可愛いほんわかほっこり癒し系~ってわけではない、すごいドタバタコメディ、時に歌って踊って、みたいな作品です。

 予告が流れてくるようになった時から、あれ? なんか、ちょっと、可愛いイラストなピーターラビットの感じとは、だいぶ、違う映画なのでは?? って、思ってた。
CGのリアルな、でもイラストイメージ実写化って感じのふわふわもふもふウサギちゃんの可愛い可愛いすごい可愛いリアルだけど可愛いめっちゃ可愛い!っていうのはもちろん素晴らしい。狐とか豚とか雀とかハリネズミとか、いろんな動物いっぱいよ。
 そのウサギたち、いろんな動物たちの動きとしたら! ものっすごい躍動感! アクション映画だな。

 いたずらっこピーターが畑からニンジンを盗んじゃうよ、っていうのも、なんかこう、ちょっといただき~っていうよりはヒドイ。まあ、お父さんはマクレガーさんにパイにされちゃったりしてるわけですけどね。うん。そんなこんなの因縁ありつつ、マグレガーさんの畑でおっかけっこがあったりして。
 そしてマクレガーさん倒れる。死ぬ。おおおっ。びっくりしたわ。いやあ。まあ、で、無人になった家と畑をピーターたちが我が物としてたところに、甥っ子トーマス・マクレガーくんがやってくると。

 良き隣人、画家を目指してるビア。彼女はウサギたちを可愛がっていて、もともと動物たちの土地に、私たちが家を建てたのよ、ウサギたちを大事にしてねって感じ。ピーターはビアが好き。しかしトーマスとビアが仲良くなっていくし、トーマスは強行にウサギを排除しようとするしで、喧嘩はますますヒートアップ!


 トーマス・マクレガーを演じているのはドーナル・グリーソン。スターウォーズのハックス将軍でかなり大好きになっていて、今回もすごく楽しみに見に行きました。
 ピーターたちはCGなわけで、ドーナルくんは見えない相手にあんなに格闘してたのか~と思うとほんっと素晴らしい。可愛い~。

 会ったこともない大叔父さんの家を相続することになった。とはいえ、ハロッズ勤務のトーマスは田舎に興味はなくて、家を売って自分の店を持ちたいと思う。基本ドタバタコメディとはいえ、なんかちょっとずつ味付けされてるキャラ設定がほろっとしちゃうんだよねー。トーマスは施設育ちで、ハロッズで真面目に、ちょっとクレイジーなくらい真面目に勤め上げてきて昇進を願ってるのに、社長の甥だかのおバカ野郎に追い越され、キレてしまって休暇に追いやられる。ほんとは、おもちゃ売り場でプレゼントに迷うお客さんに、ぴったりのプレゼントを見つけてあげるのが喜び、という思いがあるのにね。
 ピーターとのバトルでも、結構やられまくりでアホ可哀想で可愛い。ビアと仲良くなっていって恋していくのはすごく可愛いほんわかステキだった~。しかしライバルがウサギって。
 トーマスが真面目にピーターたちとやりあっていけばいくほど、トーマス一人の狂気みたいになっていくの、可笑しすぎるけど、ちょっと切ないほろにがでもある。

 一人と一匹の対決が過激さを増して、害獣駆除の爆弾、えーと、爆竹巨大版みたいなやつかなあ。それを使うまでに至り、そしてピーター自身が起爆装置押して、ピーターの巣穴やその上の木がふっとぶことになり、ビアの家、アトリエに被害を与えてしまうことになる。
 やりすぎた。
 ビアを怒らせ悲しませて、トーマスはロンドンへ帰るし、ピーターも家族や友達の信頼を失うことになる。
 だけど、正直に打ち明けて、心から謝ろう。と、家を去ろうとしていたビアに謝る一人と一匹。あれ、ピーターは喋れるっていうのは実際のところどっちなんだ。トーマスの心にだけ聞こえるのかなんなんだろう。まあいっか。

 で、なんとか仲直り。壊れたアトリエを協力しあって直し、きっとみんなでここで幸せに暮らして、いくのだろうな、というおしまい。

 途中のドタバタの毒がけっこうキツイよねえ。さすが英国様なのだろうか。話のテンポもよくってまったく飽きる暇がない。ほんとよく動く~。みんな可愛い。
 うさぎ妹ちゃんたちの声もゴージャスなんだよね。デイジー・リドリー/カトンテール、エリザベス・デビッキ/モブシー、マーゴット・ロビー/フロプシーだって。正直ワタシそんなに聞いてすぐわかるわけじゃなかったけど、三姉妹ちゃんたちもしっかり個性的で可愛かった~^^ 楽しかった!

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映画 「BPM  ビート・パー・ミニット」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「BPM  ビート・パー・ミニット」


近くの映画館にくるのを待ってました。

1990年代始めのパリ。ACT UP パリ。エイズ活動家団体のミーティングが始まる。
大学の講義室かなあ。集まった様々な人達。ゲイ、レズビアン、いろいろ。HIV陽性、陰性に関わらず、この活動に参加するということは、世の中からは陽性とみなされる。
ミーティング、Mっていうそうだ。参加するルール、様々な活動の相談、報告。課題への行動は、反暴力、だけど血のりの袋を投げつけるなど、過激な抗議運動。
リーダーのチボー。ひときわ過激なショーン。ショーンと恋人になるナタン、あたり中心で進む。ドキュメンタリーというわけではないけれども、殊更な物語や説明はない。彼らは病気を抱え、死を目前に感じながら激しく声を上げる。生きたい!という願い。誰でも当たり前に願うであろうその、切実な叫び。

正直、活動、過激すぎなのではという気はする。製薬会社と敵対してもなあ、という気がしたけど。でも「ダラス・バイヤーズクラブ」も連想したりして。そこに薬があるなら、そこに治療の見込みがあるなら、よこせよ、情報教えろよ、って、なるよなあ。だって来年までなんて待てない。死が、あまりにも身近な彼らにとっては、今すぐに欲しいんだよねえ。
でも。
そんなやり方でいいのか?
でも、そんなやり方をしなくては声が届かないのではないか。

エイズはホモ(あえてこの言葉をここでは使う)がかかる汚らわしい病気だ、と言われてた。神の怒り。ソドム。本当はセクシャリティなんて関係なくかかる病気なのに。
偏見。無知。予防の方法があるんだからちゃんと教えて。ちゃんと知識を持って。命の危機はホモだけの問題じゃない。
血友病でかかってしまった人だけは、可哀想とか。被害者の連帯の中でも対立が煽られたりもする。
活動が過激になることに反対するものもいるし、もっと別の見方を示すものもいる。
Mのさくさくとした進行や、小さなことや時に楽しんだりもする活動を確実に積み重ねていくのも、すごい。
ビラを貼る、みたいなことから、セーヌ川を血の色に、とか。あれ、セーヌ川?だよね?あれマジ? パレードやデモは多少は知ってても、活動する人達の様子とか全然知らなかったので、映画とはいえ垣間見えたのは面白かった。

ショーンとナタンが、ちょっとしたきっかけでセックスする関係になり、段々関係が深まり恋をして。
ナタンは陰性なんだよねえ。ショーンはキラキラ過激に活動してたけど、病にむしばまれていく。どんどんやつれ、動けなくなり。あれ、俳優さん凄いなあ。げっそり痩せて、もともと印象的だった眼が、どんどん大きくなり。透き通る美しさ。儚くなっていく。
二人のセックスは結構リアル、というか、わかんないけど、演出なんかはあまりなさそうな、求めあう息遣いと暗闇での動きと。それで、またお喋りしたりして、あ~すごく覗き見てる気分!人を好きになって結ばれてって、いいよねえと溜息。
セックスするのも大事なんだよ。
生きてる。

そして、ショーンの死。痛み、苦しみをもう終わらせてくれと、ナタンに頼んだんだろう。どれほどの葛藤と話があったのかはわからない。けれど、ショーンの苦しみを終わらせたことを、ナタンは抱えていくんだなあと、とても、辛かった。

ショーンが亡くなった知らせで、仲間たちが集まって。そして遺灰を、ショーンの望みだったとはいえ、ほんとに保険会社? かなんか、きらきらしいパーティの場に乱入して遺灰投げてまき散らしていたの。ほんと、そこまでやるかなあ。でもこの映画はそうして、でも、だからって、どうこうってストーリーには導かないんだよなあ。
ただ、見せる。
見て、どう考えていくかは観客に委ねられているように思った。

ナタンはチボーとセックスする。ショーンを亡くしてすぐにか~と思うけど、そうでもしなきゃ、という気もしないでもない。うーん。
活動は終わってないし。仲間に死が迫っている事に変わりない。
一人の死。
かけがえのない大切な。
でも、通り過ぎてゆく一つの死。

パレードを楽しくお祭りにしよう!っていうのも、それやってらんないっていうのも、ほんと、どっちもどっちで。
レインボープライドだとか、この頃はすっかりゲイパレードの楽し気な感じがお馴染みって気がするけれど、こうなるまでにも、こんな、そんな、たくさんの人の活動が少しずつ積み重なって、こうなってきて、多分これからもいろんな変化はあって、多様性がもっと認められていくといい。

黙っていたら死ぬ。
という切実さは私には持てないし彼らをすぐさま見習いたいというわけにはいかないけれども、声をあげていくこと、声をあげている人のことを知る事を、おざなりにしないようにしようって思う。
映画、見に行けてよかった。


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映画 「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」

*ネタバレ、結末まで触れています!


映画 「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」


28日(土)に字幕、3D、IMAXで見に行きました。


これまでMCUの世界をちゃんと把握してきたわけではなく、「ドクターストレンジ」をやるってニュース知った頃から見始めた程度。その前はアイアンマンくらいしか見てない知らない状態だったけども、まあ、そこそこは見てきた。今回Dライフで直前スペシャルってことで、振り返り的にいくつか見直して、一応、大体の世界観の把握はできた感じ。「エイジオブウルトロン」を見てなかったのを見て、よかった。あれ見てなかったのダメだったなあ。めちゃめちゃ面白かったしストーリーライン的にも重要だった。

 でもまだ、アントマンは見てないし、全作見たというわけではないのですが。一応、キャラは大体把握した、できてる、はず、多分。という自分の状況ですら、今度のアベンジャーズは10年目の区切りでダークな世界とか全滅とか、なんかいろいろと煽られまくって、どうなるんだろうドキドキ。何人かのキャラはきっと、死ぬのでは。と、思って見に行きました。


 始まってみると、もう、最初っから辛い展開。あああ嘘~~。アズガルドの民が。ソーたちが星を亡くしてもまだ民がいるから、と、旅立った、ところ、そう、なんかヤバそうな船と遭遇してたなってのは、覚えてるけど、けど、それがもう、いきなりの滅亡;;
ロキが。ロキが、ちゃんと兄上を助けよう守ろうとして、でもあっさりとサノスにやられてしまった。。。
 ハルクがなんだかんだアベンジャーズ最強なのかな~って思ってたところの、その、ハルクもサノスには全然かなわず。あれは、えーと、アズガルドの人の最後の力で地球へ送られて、逃れることができたけれども。

 ハルクが落ちたのはNY。ドクター・ストレンジの所だった!
 てことでNYへサノスもやってきちゃってバトルが始まる。
 って、もう、もう、ここでアイアンマンとストレンジが~。可愛い。ご対面可愛い。共闘も可愛い。で。
 ってもう、ほんっと、ダメ無理書ききれない。あのキャラとこのキャラが!とか、戦いの中でもジョークありまくりとか、やあ久しぶりって感じで、観客は知ってるけどキャラ達は知らない離れてた間のなんだかんだがあるんだよなあとか。物凄く濃密に、でも軽やかに、こんなに山盛りなキャラたち、それぞれ主人公格のキャラ達が出会い、見せ場あり、ジョークあり、よくぞ、こんなテンポでうまく見せていく。信じられない。面白い。

 アクションや見せ方がかっこいいのはこれまでにも十分わかってましたが、今回も、ほんと、ほんっと、これでもかとかっこいいっ。
 全部全部かっこいいけど中でもやっぱ、キャプテンの登場なー!暗闇から、すっと、ああああ~キャプテンがきてくれた!!!というかっこよさと安心感ったらもおおおー!それと、ソーだね。新たな武器を手に、あの混乱のさなかに現れて。まさに雷神!文字通り雷神!あああ~そうだよ神なんだもんなーっ。
 ワカンダでの、あの謎の獣みたいなやつとの対決は、あれだ、「グレートウォール」をちょっと思い出した。あの戦闘の感じって、古典的というか、人の集団のぶつかり合い的な、三国志だの指輪物語だのみたいな感じなんだよね。時代物じゃなくてもああいうかっこよさの取り入れ方が可能かあ、と感動した。
 ヒーローたちの共闘もね、いろんな見せ方で感動する。めちゃめちゃかっこいい。スパイダーマンとかスターロードとドクターストレンジの組み合わせとか。くるくる穴からスパイダーマンがぴょんぴょん飛び出しては引っ込んで、マジカルキック!とか言ってるのがめちゃめちゃ可愛かった。ピーターくんってばもう~。それなのにっ。嗚呼~。

 世界で、宇宙で、沢山のヒーローたちが、巨大な敵サノスを食い止めるために戦っている。こんな絶望的な中でも、きっと、きっと彼らはなんとか敵を倒すんだろうって思ってた。どんなに困難な状況でも、莫大な被害があったとしても、それでも敵を倒すのだろうと。
 なのに、失敗。宇宙の半分を滅ぼすサノスの手を止められなかった。仲間が、目の前で、塵となって消えていく。その、その静けさ。撃たれるとか爆発とか血しぶきとかではなく、ただ塵となってさらさらと、消えていく。何が起きたのか理解するまもなく。ピーターが消える時に、トニーに怖い行きたくない、ごめん、って、すがるのがまた殊更残酷だったよ。トニー、辛すぎるでしょ;; ピーターを守ろうとしてた。帰れっていってた。ピーターがついてきちゃって、仕方なく、でもきっと内心とても頼もしく思いながらアベンジャーズの一員だ、ってそっけないふりして認めてた。それでも、まだ少年の彼を巻き込んだことを、あんな形で目の当たりにするなんて。

 サノスが、宇宙の半分を滅ぼすのは宇宙の均衡のために必要だ、と、苦難の決意、尊い犠牲、みたいに、生真面目に自分の信念を貫こうとするのが本当に酷い。ガモーラを娘として愛していたのは本当、とか、むしろ残酷。間違った善良さの地獄。映画の最後、消えてしまった数多のヒーローたちの静けさの後、サノスは満足そうに、寂しそうに、一人腰を下ろす。サノス的にはあれ、宇宙に平穏を取り戻したのだ、みたいな感じなんだろうなあ……。

 映画館で、エンドロールになって、でも観客誰もが、え、終り?? 嘘だろ? ここで終り??? 嘘????? 終り?????????? っていう空気だったのたまんないね。マーベルはおまけがあるから。エンドロールの後にも、もうちょっと。なんか、なんか、なんか、なんか、あるよね??????? って、あんなにもおまけ待ち望んだことないよねえ。
 消えていく長官、だっけ、の、謎の通信相手は、後からいろんなレビューとか見たところのよると、キャプテンマーベルらしい。何それ知らない、ってわかんないんだけど、どうやらすごく強いヒーローがまだいるらしい。何なの~マーベルユニバース~。来年映画があるらしい。で、アベンジャーズ4も、来年。こんなに物凄く、つづく! ってことだとは思ってなくて、ほんっと、見終わった気持ちをどうしていいのかわからなかったよ。続きを、待ちます;; うう~。マジか~。こんなおあずけで来年かああ。うう。

 しかしほんとうに、この10年、積み上げてきたヒーローたちの物語をがっつり組み込んでどのキャラたちも素晴らしく進化し続けて、この集大成な映画、世界、作り上げてるの信じられない。まだ今作に登場しきれていないキャラが、きっと次作で何か成し遂げてくれるはず。そう信用できる。
 マーベルの映画、ヒーローの映画が、こんなにもリアルに地続きに感じられるの凄いし、このヒーローたちの力が、本当に希望の姿を見せてくれる。エンタテイメントの力を、見せてくれる。信じられない面白さだ。次作が待ち遠しいよお。早く見たい。見せてくれ。
 でも、それできっとヒーローたちの世代交代があるんだろうなと思うと、辛いし寂しい気持ちもする。でも、それが健全なんだろうなあとも思う。どうか、次作では希望を。救いを。未来を、見せて欲しいと願う。きっと、きっとそうだと信じてる。待ってるよ。


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映画 「君の名前で僕を呼んで」


*ネタバレ、結末まで触れています。

映画 「君の名前で僕を呼んで」


27日(金)初日に見に行きました。
原題「CALL ME BY YOUR NAME」あまりよくわからないながらも、ツイッターで流れてくる写真の数々ことごとく美しくて、物凄く見たいっと待ち望んでて、やっと。
アカデミー賞だとかのいろんな賞で主演ノミネートされてたり。脚本が受賞だっけ。
そんなこんなのともかくで、早く公開にならないかなあと待ってました。


舞台はイタリア。1983年の夏。エリオ(17歳)の父はギリシャローマの歴史?美術?研究者らしい。そこへお手伝い?インターンにやってきた大学院生ですか、アメリカ人のオリヴァー(24歳)。6週間の滞在。エリオの部屋を使って、と部屋に案内した途端、ベッドにどかっと倒れ込んで熟睡するオリヴァー。
もうね~最初っからオリヴァーの姿にひきつけられる。まずそもそもアミハマちゃんがでっかくて超ハンサム、で、なんだか行動が予想外という、不躾な侵入者な感じが上手い。エリオがなんだか反発しちゃうのわかるし、でもそうしていきなり心波立たされる感じ~。ほんと最初からつかまれますね。

 そうして、オリヴァーがいる夏、が始まる。エリオが街を案内したりなんでもない毎日の細細したシーンの積み重ね。オリヴァーは両親が出すテスト、なんか、アプリコットの語源がどーのこーのの、優秀さを試す感じの会話もしっかり合格。街を案内したら、なんだかすぐ馴染んでカフェだかバーだかの常連にあっという間に混ざってしまうコミュ力の高さ。映画スターみたいって言われるし(そりゃそうだよね^^)行動が余裕ありそうでマイペースで自信たっぷり。オリヴァー完璧超人かよ~。
エリオがオリヴァーのこと、なんか最初癪に障るって思いつつ、文句つけるにしても「Later」って口癖失礼だよね、ってからかって言うくらいしかなくて。でもどうしてもオリヴァーのことを見てしまう。気になる。気になる。気になる。オリヴァーがいることに気持ちがかき乱されてしまうってなっていくの。セリフではなく二人の存在で、そういう気持ちのぐらんぐらんする感じが伝わってくるのがほんっとに美しくて素晴らしい。

 エリオはちょっと気になる女の子がいて、というかまあ、あんな風に毎日過ごす中で、やりたいさかりのお年頃、で、ま~つきあっちゃうってなるよな~という感じ。って私が下世話な言い方しかできなくてすまない。でも、こう、流れとか勢いみたいな感じも、そうだよな~そ~なるよな~~という感じ。女の子の方がエリオよりもうちょっと真剣なんだけど、エリオは、なー。彼女が好きっていう気持ちはもちろんあってのことだと思うけど、だいぶ勢いって感じがする。女の子はさあ、その辺の男の子より格段に賢そう美少年異邦人なエリオのこと好きな気持ちは本物っぽいんだけどねえ。

エリオ一家はわりと最近この家にきましたという感じだっけ。わりと最近でもないかもですが、まあずっと前からってわけじゃない感じ。
ハイソというんですか教養高いおうちで、リベラル。いろんな言語飛び交う。エリオ17歳なのに、ママの読み聞かせをパパとママとソファでくっつきあって聞くのな~。ドイツ語の恋物語を翻訳してもらいながら。なんなんでしょうこのご家庭。でもこういう理想的別世界な感じが素敵すぎて、だからこそエリオはこんなにも健やかに育って。恋する気持ちにまっすぐになれるんだなあと納得する。
同性愛タブーというのは世の中的にもっとあったと思うのだけれど、イタリアだし。80年代、リベラルならばそういうのもありって感じかなあ。ゲイカップルなお友達がいて食事にきたりもしていたし。エリオもそこに嫌悪感とかない感じ。単純に大人な人付き合いみたいなのめんどくさいよーってティーンなちょっとした反発くらい。

オリヴァーの方が、ちょっとは悩んでいたかも。基本的にエリオ視点なので、オリヴァーはとても大人で完璧なハンサムで、どう思ってるのかわからないという感じなんだけれども。
論文書きに悩んでプールにドボンしちゃうのもエリオの思い通りにはならないように距離置こうとするのも、やっぱ一応、ダメだよなあって随分迷ったんじゃないかと思う。
エリオのママにエリオのことが好き、って言ってたらしいけど何だよいつだよ。何いってるんだ。それなのにエリオにはなかなかオッケー出さないって何なんだよー。
オリヴァー的には最初から、わ、すごい美少年がいる、ってときめいて、あのバレーボールの時か、随分不躾にエリオに触ったりして反応見てみたけど、反発されてるみたいだから反省、距離をおこう、ってしてた、という所かなあ。それでもやっぱりエリオのことが気になってろくな論文も書けない、とかなってたら、エリオがやっぱ好きみたいな感じ言ってきて、どうしようどうしようほんとにいいのか。いいのか?ダメだろ?でも、って感じだったんじゃないかなあ。
プールの脇で寝転びながら論文、あれ多分自分の論文だよな? エリオに一節読み聞かせてみて、何言ってるかわかるか?ってきいて、わかんないみたいな反応されて、ごろんざぶーって水に落ちるのめちゃめちゃ可愛かった。あー書けないって感じと、あーエリオ好きって感じとぐちゃぐちゃになっていたのではないかオリヴァー。オリヴァーもまた気持ちぐらんぐらんになってるんだろうなあ、と、私は思うわけです。ちゃんと普通にふるまうように心がけてるけど。大人だけどほんとはそんなエリオに思われてるほど完璧な大人じゃないよねえ。

二人の距離感が、本当に丁寧に描かれていて、近づいたり離れたり、もどかしくて仕方ない所からついに、ってなる、も~~~ほんっと、見てて胸きゅんしすぎて息をのむことしきり。すごいうつくしい。二人の存在そのものも、イタリアの夏も。夢の世界だった。

「真夜中に会おう」ってメッセージを交わしてから、その日、時計が気になっちゃう二人とか可愛くてたまらない。
そしてようやく、っていう真夜中に。それでもまだほんとうにいい? 緊張してる。キスしていい? って。もおおお~~そんな~二人とも~~~可愛くてたまらない。
で、抱き合って、の、朝。なんか気まずいというか、二人どうしていいかわからないみたいな感じとか、エリオの機嫌がどうなのかハラハラしちゃうオリヴァーとか、すごいもう何もかも可愛くてたまらない。オリヴァーが完璧な大人に見えても、ま~24歳って全然若いものね。
オリヴァーも、多分、モテモテ人生だったに違いない中で、こんなにも恋してしまってどうしよう、みたいになったのは初めてなんじゃないかなあと、想像する。あの見た目であの賢さで、運動神経もよくってって感じで、多分恵まれた人生で。多分エリオもオリヴァーもよく似てる。たっぷり愛されてきてる。そして、初めてこんなに「愛する」ことになって戸惑い、迷い、悩み、どうしても、恋する気持ちをとめられない。そういう、初恋なのだと思う。

桃のシーンのドキドキは最高だった;; 結構前から桃がどーのこーの的なツイートを見かけてたりしてたので、んん? 桃で自慰かな~と思ってたものの、ほんとに、そうで。で。で。最初は桃ちょっと食べる的に指つっこんで種取り出して、してるとエリオの肌に果汁が当然零れたりしちゃうんだよね。あ~ベタベタになっちゃうよーも~とか見てると、思い出しなのか、多分最初からやるつもりでもないと思うんだけど、でも、その、桃をそっちにもってって、っていう。きゃ~~~。で、多分僕なにやってんだよ、って自己嫌悪。そこにオリヴァーがきちゃうんだな~。で~、オリヴァーってばエリオにキスして身体も、フェラもしちゃって、あれは桃の味がしたんだろう~。わあああ。
で、その桃をとって食べようとしちゃう。エリオがやめてなんでそんなことするの、って泣いちゃうのが最高に可愛くて参った。恥ずかしくてしんじゃうって感じなんだなあ。オリヴァーがちょっとしたからかいで、でもムラムラ~って感じもあっての、ちょっと意地悪のつもりなのがエリオには泣くほど恥ずかしいっていうの、そんでまたオリヴァーがごめん、っておろおろしちゃうの、ほんっとに、二人とも可愛すぎて見ててこっちがしんじゃう気がした。最高。

深読みするなら、二人は同性愛で、どんなに愛し合っても実りを得ることはない、という感じかなとも思う。したたる甘い果実、果汁を味わうことはできても、種は捨てるしかない。
まーでもそんな深読みは変かな。極上の甘美なシーンとして胸に刻みましょう。食べ物とエロスは親密な関係だよね。桃最高。
そういや、オリヴァーは食欲旺盛で、最初の食事シーンでも卵を上手く割れなくて、でもお代わりもらったりしてぱくぱく食べてた。あれは長旅でそのまま何も食べず一晩たっぷり眠って、という所で、そりゃお腹減ってるね、というシーンだけど。まともにエリオを見たのもあの朝からだよねえ。あ~。えろす。

80年代らしく、夜、パーティで、音楽で、ノリノリで踊るオリヴァーやエリオたち。しっかしそれが絶妙にダサくて可愛かった~!アホ可愛い。あ~思い返すどのシーンもすべてうつくしくて可愛くて困る。
オリヴァーとエリオと二人での旅の夜にも、なんか音楽につられてオリヴァーがはしゃいで踊るシーンがあった。エリオはややひいてたな。吐いちゃったり。オリヴァー、浮かれてエリオにもがんがんお酒を飲ませたのではないかと。オリヴァーお前な~。ちゃんとしろよ、と、あそこはダメオリヴァーな感じだった。大体ずっと、エリオの気持ち最優先に、エリオを傷つけたくない、後悔して欲しくない、ってエリオを大事にしてるオリヴァー。
でも、アメリカへ帰っちゃうオリヴァー。

エリオの家から別の場所でもうちょっと調査かなんか? して、ミラノから帰国するオリヴァーに、一緒にいけばって言ってくれる両親。すごいわ。かくて数日の二人の旅の時間がある。
そんな行き届いた夢のようなシュチュエーションある~? でも二人のいちゃいちゃをもっともっともっと見たかったよ;; 出発、二人並んでバスに座った時の見交わす笑顔のなんて幸せそうなことか;;
そして、別れはやってくる。オリヴァーを駅で見送って、エリオはママに電話するんだよ~。迎えにきてくれる?って。泣いちゃって。
ママの車で戻ってきたところで、彼女に会う。彼女ほんといい子。悲しそうな時にごめんね。ずっと友達って。エリオに対してもっと怒っていいのに~。善人しかいない世界なのか;;

おかえり、ってパパはエリオに話しかける。別れは辛いだろうけれど、オリヴァーと特別な友情を得たこと、友情以上、そのかけがえのないひとときを持ったことを、大事にしなさい、というようなことを言ってあげる。こんな理解ある父親ってあるーー?
でも、パパの秘密を打ち明けられると納得なんだよね。パパもかつて友達以上に思った相手がいて、でも、踏み出すことができなかった、と。
私の勝手な連想だけれども、パパは「モーリス」のクライブと同じなのではないかと思う。世間体だとか何より自分自身の臆病さに負けて、踏み出すことができなくて、後悔を抱えて年を取ってしまった。もちろん今、妻を、家族を愛している暮らしは幸せそうで素晴らしいんだけれども。胸に抱えた後悔を消すことはできないんだなあ。青春なんだろうなあ。この苦い思いを、息子はしなくていい、と。二人の想いは素晴らしいものなのだよ、と、別れの哀しみのあまりエリオ自身が自分を否定したりしないように、ちゃんと息子を丸ごと愛してるんだよ。ほんとに、エリオがこんなにも健やかに、自分の気持ちに素直なままに育ってきたのはこの家庭だからこそ。理想的愛のある家庭。


夏は終り、冬の景色。クリスマスの頃ですね。オリヴァーから電話がある。エリオは、多分ちょっと怯えながら、でも軽い冗談のように、結婚でもするの? と聞く。実は、そうなんだ、婚約した、という知らせの電話だった。うう~~;;
オリヴァーがエリオと恋した時間は本物だし気持ちも嘘じゃないけれど、夢のようなイタリアから帰国して、なんとなく続いている彼女がいて、という、現実の中で、エリオとの将来だとかは考えられないだろうなあというのもすごく、わかる。時代。それでも精一杯の真実として「何一つ忘れない」と言うオリヴァー。

「エリオ、エリオエリオエリオ」と、電話口でエリオは呟いて囁いてオリヴァーを呼ぶ。
君の名前で僕を呼んで、僕の名前で君を呼ぶよ、と言ったのはオリヴァーの方なんだよね。オリヴァーのほうがエリオが思うよりずっとエリオを好きみたいと言ったのはママだったけど、多分それは本当で、オリヴァーの恋もほんとうにどうしようもなく焦がれてて、そんなことを言っちゃうんだと思う。セックスをしても互いを隔てる互いの肌すら邪魔、という感じのことよくあるけど、そういうことなんだろうなあと思う。二人で一つになりたい。二人で溶け合いたい。同じになりたい君になりたい僕になってというくらいどうしようもなく好きで好きで仕方ないんだと思う。だけど、どうしようもなく、夏は終わる。
あの電話抱えてエリオってオリヴァーを呼ぶシャラメくんの演技には胸締め付けられた;;
あんな切ない囁き。

電話を終えて、暖炉の前でじっとうずくまるエリオのアップをずっとうつしだすエンドロール。夏、無防備な裸さらけだしていたエリオは、冬、もちろん服を着ている。自分を抱いてうずくまる。涙が滲み、多分見つめているのは自分の中。二人の夏。過ぎた季節。
でもきっとエリオは沢山悲しんだ後、思い出を大切にできるだろうと思う。大事な大事な恋。本当に、本当に、恋だった。何よりも輝く思い出になるだろうって、思える。なんて美しい世界だったんだろう;;

もともと、アーミー・ハマーは好きだ。かなり好き。この映画からティモシー・シャラメを覚えました。凄い。
アカデミー賞だとかいろいろと、主演ノミネートされたりしてるのでどういうことなだろうと思ってましたが。ガンガン写真だとか流れてくるたびに、信じられないすっごい美少年って思ってたけど、映画見て、ほんっと、ほんっとこれ、演技も凄い。
というかもうほんとに、エリオがそこに生きてる。
撮影前にイタリア入りして監督とかみんなで合宿っぽく準備期間があったらしい。シャラメたんとアミハマちゃんが仲良しだなあというのもわかるし、スタジオ入りしてはいカット、みたいな感じとは違う特別なひと時を過ごしたんだろうなあというのもわかる。
エリオ。
ほんと、少年期の、あの、儚い美がこの映画の中に残された本当によかった。ありがとう。こういうのって奇跡のタイミングなんだよねえ。実際シャラメたんは22歳、この映画の時はどうなんだろ、二十歳か二十一か知らないけど。でもほんと、ひょろっとした身体でさー。猫背っぽくナイーブでくるくる癖毛で。目が、潤んだり。じっと見つめてたり。
キスしそう、したい、する、っていうときに口ひらいていくんだよねーっ。何だよもううううっ。エリオ。なんて無防備に自分をひらいちゃうんだ。たまんね~~。ああいうの演出?演出だけなわけないと、たぶん、うーん、わかんないけど、けど、ほんと、エリオが、シャラメたんが、キスしたいっていう口するのすっごい最高に可愛くてセクシーでたまんないね。アミハマちゃんにすっぽり包まれてしまう、身長差、体格差、ね。
でもシャラメくんも背高いほうだと思うんだけど。182らしい。けどアミハマちゃんがでっかいもんな。196らしいな。うん。でっかい。でっかいのに繊細で可愛い顔とかもしちゃうからなあ~~~。ほんと、この二人のキャストで見られて幸せだった。どこまでも美しい世界だった。

原作小説が翻訳もされてるみたいだから、読もうかな。小説だともうちょっと続きがあるらしい。二人は再会するとか? マジかー。どうなるんだろう。うう。
このままこの世界だけで終わってくれていいし素晴らしいけれども、続きがあるなら知りたい、気も。
見たいなあと思ってからずっと待って、期待して、そして期待よりもっともっとうつくしくて素晴らしくて。大好きな映画だった。これからもすっと、エリオ、オリヴァーと、二人の名前が私の中で巡り続けるだろう。見にいけてよかった。永遠に見つめていたかった。
大好きだ。


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映画 「レディ・プレイヤー1」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「レディ・プレイヤー1」


21日(土)に、字幕、3D、IMAXで見てきた。


2045年。ウェイド・ワッツはトレーラーが積み上がったような集合住宅地に
おばさんと住んでいた。荒廃した世界。人々はVRの世界に逃げ込み、現実から
目をそむけようとしていた。
ウェイドもそんな一人。ジェームズ・ハリデーが開発した「OASIS(オアシス)」
の世界ではパーシヴァルというアバターで友達に会い、ゲームやレースに
参加して、コインさえうまく稼げばなんでもできる自由を楽しんでいた。

ハリデーが亡くなり、彼が隠したイースターエッグを見つけて三つの鍵を
集めれば、彼の遺産、このオアシスの世界を引き継ぐことができる。
オアシスを利益獲得のために手に入れようとしている企業IOIのメンバーに
負けずに自分たちの世界を守らなくては。
パーシヴァルはハリデーの考え、心に寄り添って、ゲームのヒントを得て、
隠された鍵を手に入れていく。

つまらない現実。わくわくするゲームの世界。ゲームの中でなら超人にだって
なれる。誰よりも早くクリアして、大金を、世界を手に入れろ!
という、この映画自体がゲームみたいなことなんだけれども、そこで仲間を
得て、恋人も得て、子どもたちが未来を受け継ぐ。という、実にクラシカルな
成長物語だった。
世界やアイテムが懐かしい80年代ポップサブカルなのが、優しいよね。
スピルバーグ監督の、というか多分今の中高年のノスタルジーに優しい。
それでいてテクニックは最先端で、今のサブカル好きとかにも優しい、と思う。

利益目的の悪い大人から僕らの世界を守るんだ!
基本的にはそんな所で、ただただスクリーンの中に入り込んで、小ネタの
数々や、すっごい華麗な映像世界や、謎解きのわくわくや、そうだったのか!
という納得を味わってとっても楽しい。

ネタの全部がわかるわけじゃないけれども、すごくいろいろとたくさんある
ので一つや二つは必ずわかるし、ちょっとでもわかると楽しいし、わからなく
ても全然楽しい。
なんといっても最終決戦、メカゴジラかよー!ってびっくりしたし、そこに
参戦する日本人くんが「俺はガンダムでいく!」って、ここだけは日本語で
呟いて、ガンダムが~!メカゴジラと戦ってるのは胸アツにならざるを得ない!

最後の鍵をハリデーから受け取って。結局ハリデーは、現実には生きづらくて、
ただゲームを楽しみたかったし楽しんでほしいんだ、ってこと。
それでも、現実には現実にしかないことがあるから、現実も大事、ってこと。
いろいろと全方向に優しいなあと思う。
ハリデーを演じてるマーク・ライランスね、あのぼそっととぼけたような、
ぶっきらぼうな、しかしなんともチャーミングな、喋り方たまんないね。
もじゃもじゃ頭のおっさんよ。生きづらい。でも、愛してるものが世界に
あったんだね。
恋。友情~~~。

ハリデーライブラリの管理人が親友、で。それがサイモン・ペグがやってて、
その声の演じ分けもステキだった。

で、何より、悪いヤツ代表なノーラン・ソレント。ベン・メンデルソーンが
演じててすごく可愛さがあってたまらん。パスワードを紙に書いて貼ってるの
ダメですよw 巨悪の大ボスって感じじゃなくて、大企業の中間管理職的な
立場なわけで、そういうのもなあ。もうすっかりいいオトナな方である私は
若者たちよ、がんばれ、と思いつつも、ノーランもがんばれ、って思う。
まあダメなんだけど。

3Dメガネをかけて、クリアにリアルなスクリーンに入り込む感じがあって、
これは3Dで見てよかったなあ。
音楽も好きなのいっぱいあったし。楽しかった^^


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蜷川幸雄シアター2「身毒丸 ファイナル」


*ネタバレかな?


蜷川幸雄シアター2「身毒丸 ファイナル」


19日の木曜日に見に行きました。
「2016年に他界した日本を代表する舞台演出家・蜷川幸雄の三回忌追悼企画として、
数々の名作舞台から厳選した作品をスクリーンで上映する「蜷川幸雄シアター2」
の第2弾。」
ってことでした。

2002年の舞台なんですね。藤原竜也と白石加代子。
藤原竜也、二十歳かな。ヤング~。ほんと、少年。身体つきがひょろぺらい。

お話は、よく知らず、なんとなく、この感じは寺山修司かと思ったらやっぱり。
作、寺山修司と岸田理生。いや、なんか有名だし話題だったし大体な感じは
どっかで見聞きしてたのかなあ。
でもまともにちゃんと見るのは初めてだと思う。

実の母を亡くした身毒は、父が新しいお母さんを買ってきたことに反発する。
母の連れ子、せんさくとはともかく、継母、撫子には二年たっても心を開かない。
お父さんは、お母さんがいて息子がいて、お父さんがいて、それが正しい家、
という考えを変えない。器としての家、家族。そこに生きる人の心、という
ものは気にかけない、お父さん。

実は身毒は、一目見た時から撫子に心惹かれて、でも、それを自分で認める
ことができなくて。
撫子は本当は子どもが欲しいけれどお父さんはもう年だから実の子、という
のはもう無理で。身毒にはうとまれて。家では家事に追われ、お母さんという
役割ばかりで。身毒とも仲良くしたいのに。
愛憎。
愛憎、どろどろに、愛憎。


仮面売りとか、なんか奇妙な一団とか。舞台の雰囲気はなるほど寺山~っ。
っていうほど私がわかってるわけじゃないけれども。まあ、雰囲気として。

何より、藤原竜也のテンションのぶち上げっぷりが凄い。すっごい。
しょっぱなからかなり凄いけど、終盤はもうほんと。ほんと。別世界を
見てる目をしてる。スクリーンだから結構アップで顔も見られて、ああ~
身毒だ。舞台という別世界にいる別の生き物だという感じ。凄いなあ。

白石加代子ももちろん。般若になるよねえ凄い。
圧倒される。

舞台は生で見てこそ、とは思うものの、スクリーンで見ても物凄い熱量だった。
見に行けてよかった。凄いわあ。私じゃ全然読み解いたりできない。
見るしかない。言葉に出来ないよ。凄いしか言えない。凄かったね。

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