映画「トランスフォーマー 最後の騎士王」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「トランスフォーマー 最後の騎士王」


アーサー王伝説。魔術師マーリンが密かに助けを求めたのはオートボットだった。
魔法の杖を授けられ、ドラゴンの姿となった竜を味方につける。
魔法の杖はマーリンの死と共に葬られた。
それから1600年。
オプティマスは地球を去り、地球に残っているオートボットたちは隔離され
人類と対立している。
サイバトロン星の再生のため、地球のエネルギーを吸い取ればいい、という
魔女の囁きに操られ、オプティマスは地球の敵となって帰ってきた。


たぶん前作の続き、って感じかなと、思うんだけど。ロスの街が壊滅しかけて
たよなあ、と。メガトロンを倒してオプティマスは宇宙へ去ったんだっけ。
あんまり、覚えてないな。私、全部映画館へ見に行ってるはずなんだけど、
とにかくどわーっとトランスフォームするぎゅいぎゅいぎゅいぎゅいー!!って
かっこいい~! オプティマスー! ビー!可愛い~! くらいしか、あんまり。
1、2くらいは結構話も覚えてるけど、どっかんと壮大になってからはちょっと
覚えてないような。

で、主人公、ケイド。正直、誰だっけきみ。。。と思った。。。ごめん。
私の個人的好みで好きではないんだな。。。
レノックス大佐がいた。彼が主人公のが見たいなあ~。主人公たちより彼の
ほうがいつも好きな気がする。

で、なんか、ホームレスになっちゃってるちっちゃいロボットと友達の少女が
家族だ、って仲間になったり、まあ、そういうのも、まあ、いっか。
潜水艦~っ、海の底にエイリアンの船が~とか。
軍隊もそれなりにがんばってくれてるし。
オプティマスの裏切りとビーとのバトル。そして、ビーが自分の声で喋った!
オプティマスのこと大好きなんだよね、ビー;; そのことでオプティマスは
正気を取り戻すのであった。
っておい、オプティマス~。頼むよー。
まあでもやっぱオプティマスたちの戦いはすっごいかっこいいので、きゃ~~って
楽しく見て満足した。

まあなんか、10周年ってことらしく、いろいろ盛り沢山にたっぷりあれこれ
詰め込んだぞ!かっこいい! って、ぎゅぎゅっとしてたなあ。
アーサー王伝説っていろいろ便利なアレンジきいて素晴らしい、よくできた
いい伝説だな~と、思う。
なんかまあ、物語に関しては、まあいっか、って思う。トランスフォームが
かっこよければオッケーだ。

アンソニー・ホプキンスが、伝説の謎を守り続けている一族の末裔って感じで、
謎めいた英国紳士、ちょっと強引、けっこうお茶目、な役どころで、ステキだった。
執事ロボがいて、こいつもクレイジー。かけあいが結構コミカルで、なんか、
コミカル風味のアンソニー・ホプキンスって私は見たことなくて、すごいいっぱい
喋ってくれる~わ~って感激だったし、笑ってたりカーチェイスもどきで
はしゃいでたり、爆風にふっとばされてたり。いろんなアンソニー・ホプキンス
を見られて、これは思いがけずご褒美だった。かっこよかった。ときめいた。
執事ロボに看取られて死ぬシーン。さすがの迫力。あなたは最もクールでした、
って見送られるの、とてもよかった。

ともあれ、改心したオプティマスたちの戦いや、マーリンの末裔なのかな?
魔法の杖を取り扱える女とか人間たちもがんばって、地球の危機はなんとか
乗り越えた。また被害は甚大っぽいけどな。大丈夫ですかイギリス。ストーン
ヘンジはあれで壊れちゃったかなあ。

地球にはいっぱい秘密があるんだね。。。というか、ありすぎ。これからも
まだまだなんかありそうで、楽しみですな。

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映画「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」

*ネタバレ、結末まで触れています。

映画「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」


3D、字幕、IMAXで見てきました。

ニック・モートンとヴェイルはイラクで偵察をしていた。だが、ニック達は
お宝を探して金儲けを企んでいる。
小さな村で戦闘になり、援軍に救助を頼む。爆撃によって巨大な穴が開き、地底
にはエジプト様式の墓地のようなものがあった。

トム・クルーズ主演で、ミイラで、モンスターユニバース構想の第一弾、って
予告とか見てて、ミイラ??って思ってたけど。「ハムナプトラ」のリブート、
みたいなことらしい。
でも私はあんまりそういうの気にしないというか、ユニバースとかってこう、
映画作品が繋がっていってってゆーのは、正直ついていくのがタイヘンなので
あまり歓迎しない。。。
ともあれ、今作はまあそんなこんなの背景については何にも気にしないで見ました。


ジェニーという考古学者な女性と、うっかり寝たりしてたニック。ニックは
小ズルい盗人、って感じらしいけれども、たぶん一応軍人、かな? 雇われなの
かな。えーと、まあ、それなりにたぶん一般人よりは強い、くらいな感じ。
結構ヘタレだし先にゾンビになったヴェイルとは腐れ縁相棒って感じだしで
ちょいちょい笑わせられる。ヴェイル可愛いかったな。

古代エジプトで女王になるはずだったアマネットが、女王になれなかった恨みで
父を殺し闇の力を使って世界を支配する、つもり、だった、所を捕らえられ
生きたままミイラとして封じられていたのを、ニック達が見つけてニックが
蘇らせた、ってことで、ニックが女王に目をつけられて死神セトの依代にさせられ
そうになる。

まー、逃げるよね、ニック。追っかけられるよね。いろいろピンチを脱しつつ、
謎の組織に捕まったり。
ジキル博士が仕切っているらしい、悪を研究している組織。まージキル博士って
いったらハイドになるんでしょ? ってことで、後半では悪のハイドを抑える
薬が切れてトムと戦ったりする。
ラッセル・クロウが演じてるの~。トム・クルーズと喧嘩するの。豪華~。
結構激しくバトルしてた。楽しい^^

んでまあいろいろあって、ジェニーを助けようとニックは頑張って、アマネットを
倒すためには自分も悪に、ってな感じでセトの剣で自分を刺して。
とか、えーと、なんだろそれでなんでどうにかなるのか?? いろいろと、理屈
とかわかんない考えてる暇なんてない、どーん!ばーん!ぐおおお~!って
まあ、なんだ、勢い。勢いだね。

モンスターユニバース、第一弾ミイラ、のはずだけども、わりとゾンビ映画かな?
つーかまあ、ゾンビって悪の手下として定番ってことなんだろうか。

アマネット綺麗でかっこよくて、でもそもそもあっさり捕まってるじゃん??
って感じだし、なんか、いろいろ、なんで?? って、理屈を考えようとすると
あまりにも雑~~って感じ。
まあ、なんか、勢い、勢いのある映画だね!って、私は理屈はまあいっか!って
すんなり楽しんでみたので、とっても満足でした。
めちゃめちゃゴージャスで雑なB級!楽しい。

ジキル博士が今後のユニバースつくる作品群の共通項になるのかなあ。どうなんだろ。
今後も豪華に展開していって欲しい。

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映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」

(ドキュメンタリーでもネタバレって注意? まあ、内容全体的に触れてます)


映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」


19歳の時、史上最年少で英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなった
セルゲイ・ポルーニンを追ったドキュメンタリー。トップとなりながら突然の
退団。身体には多くのタトゥー。異端児といわれる天才ダンサー。
とはいえ、1989年生まれの彼はまだ20代。早すぎる伝説の存在。

私はバレエって素敵、という憧れはあるものの何にも詳しくないので、この映画で
初めて知ったことばかりでした。それでも何も知らなくても、この、彼の、
物凄い圧倒的な美の力はわかる。時々現れる本物の天才だろっていうのはわかる。
わかってしまうほどに、物凄い美しいダンサー。

本番前にきつそうなドリンク剤、鎮痛剤を飲みハイになってからいく舞台裏。
子どもの頃のビデオには、最初は体操ジムで、それからバレエを習いにいって
才能を開花させていく様が残っている。
母が語るには、赤ちゃんの時に看護師さんに関節がちゃんと動くかチェックされた
時、どこまでも開いて怖がられるほどで、生まれつき体が柔らかかったという。

息子の才能、将来のために、ウクライナの小さな町からキエフだっけ、えっと、
どっか街の学校へ通わせようと母は決意する。学費のために出稼ぎに行く父、
祖母。セルゲイは評価され、母はさらに外国の学校へ行くべきだと考える。
英国ロイヤルバレエ団のスクールへのオーディション。無事受かったものの、
母親のほうは滞在許可がなく、まだ11歳だっけ、えっと、ローティーンの
セルゲイと離れるしかなかった。

ロイヤルバレエ団のスクールなんて、全国から、世界中から、ダンサーを目指す
子どもが集まって選ばれてレッスンつむ所。レッスン風景の映像があったけど、
そんな、選ばれし子供たちの中で、セルゲイはもうすでに圧倒的に凄いのが
わかる。ジャンプの高さ、優雅さ、ターンは誰よりも沢山周り、姿勢も美しい。
こんなに圧倒的なのか。

親と離れて孤独も深まるセルゲイ。もう遊びは終りだ、と、自分のために働き
バラバラになった家族の期待、希望を一身に背負って、誰よりも多く練習する
セルゲイ。

バレエ団へ入ってからも、ソリストから、あっという間にプリンシパルになる。
観客はセルゲイに夢中になり、彼の存在は格が違う、と言われる。

でも、トップであるということは窮屈なこと。
レッスン、舞台、レッスン、舞台。観客の期待。バレエ団の期待。子どもの頃から
どれほどのプレッシャー受け続けてきたのか、私には想像もつかないレベルの
重圧だったろう。
あまり詳しくは語られなかったけど、ドラッグやったりうつ病だったりみたい。
身体にタトゥー増やしていくのも、自傷行為ということなのでは。
それでも、彼が踊るとあまりにも素晴らしくて、もうほんっと何もかもを
圧倒する美しさで。
リハとか練習とかでも彼が踊るのを舞台そでや端っこで他のダンサーたちが
そわそわとじーっと見てるのが印象的。彼の踊りを目の当たりにして、幸福も
絶望もあるのでは、と、思うけど、どうなんだろうなあ。

世界中のダンサーの熱望するであろうプリンシパルの座を捨てたセルゲイ。
ニュースとなってテレビ報道あったりしたみたいで、あんまり多く説明はなかった
けども、まーたぶんいろんなバッシングとかあったんだろうなあ。

アメリカでは受け入れてくれるところがなかった、と。リスキーだと判断された
のだろう。
セルゲイはロシアへ行って、テレビのオーディション番組みたいなやつで、
ボリショイバレエ(だったっけ?)のゲストになったりする。
そこで尊敬できる師に出会い、また一からダンサーとなっていく。

それもやがて飽きて、って。
ホージアのグラミー賞ノミネート曲「Take Me To Church」に、友達に振付を
頼んで、一流カメラマンに撮ってもらってYouTubeへ動画をアップする。
もうこれで引退、というつもりだったみたい。
動画は評判を呼び、多くの注目を集めた。それが2015年。

そして、彼は、ダンサーという枠にとらわれることなく、アーティストとして
活動していくようだ。
俳優とか。
学校とか? 作りたいとか。

まだ子どもで、ロンドンへ初めて行って、公園の中の学校をハリーポッターの
世界にきたみたい、って言ってたり、寝てる所、友達に顔に落書きされたり
してるのをスマホ動画で撮られてたり。もうほんとつい最近じゃん???って
私なんかはびっくりしちゃう、そんなにも若い青年のドキュメンタリー。

圧倒的な美って魔法みたい。あまりにも強い美の力は、家族や周囲を、本人をも
苦しめ翻弄してしまう。本人がただ普通の家庭の愛情が欲しい、という切ない
願いを持っていても、彼の踊りはあまりにも、あまりにも素晴らしくて、彼に
踊ってほしいと、熱望されてしまう。期待かけられてしまう。

「Take Me To Church」は私、前から大好きな曲で、セルゲイがこれを選んで
もう引退って思う最後に選んで、踊ったのに打たれた。あのダンスを映画館の
スクリーンで見られて幸せ。涙がぽたぽた落ちてしまった。
帰ってからもちろんYouTube探したよ。ほんと素晴らしい;;

https://www.youtube.com/watch?v=c-tW0CkvdDI


見に行ってよかった。このドキュメンタリー作ってくれてありがとう。
インタビューに答えてくれてありがとう。
セルゲイにはこれからの人生、思うがまま生きて、幸せになるといいのにねと、
願う。
正直言うと、踊るのは好きだよ、ジャンプ最高、みたいに言ってちょっと笑った
顔を見られてよかった。踊るのが好きだよ、って、これからも、できれば、
笑って欲しい。
子どものころ最初にバレエ習ったところの先生に会いに行くシーンがあったけど、
最初にちゃんと踊るの楽しい、好き、って教わって、成長していったの、
よかったねって思う。
ほんとにほんとに、素晴らしいもの見ました。大満足。


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ドラマ「ナイト・マネジャー」

*ネタバレ、結末まで触れています。


ドラマ「ナイト・マネジャー」


トム・ヒドルストン主演のBBCドラマ。アマゾンプライムで先日やっと見た。
ジョン・ル・カレの原作を、ドラマ化の噂を聞いてから読んでたな。

で。
原作小説は20年くらい前なわけですが、このドラマは今ってところ。
スマホが重要なトリックになってる~~。面白かった。

ドラマの始まりはエジプト。あのフェイスブックで呼びかけてデモだとかで
ニュースになってたなあ、アラブの春とかいうんだっけ、2011年のその混乱の時期
から。ホテルのナイト・マネジャーをしている元軍人のジョナサン・パインは
スイートの客の女性にある書類のコピーを頼まれる。
それは武器密輸のリストだった。
使命感にかられたパインは友人の英国軍人に話す。
だが情報漏れによって、武器密輸商人ローパーの愛人であった女性、ソフィーは
狙われてしまう。匿うパイン。
だが、ホテルに戻ったソフィーは殺されてしまう。
パインは復讐を誓った。

って感じかな。
一話を見始めた最初、あれ?? こんな話だっけ? と思ったけど、原作では
時系列が入れ違ってたのを時間通りにしたって感じかな。
そしてやっぱり、なんだか話がどんどんサクサク進む感じ。
そしてやっぱりすっごいわかりやすい感じ。
もう本を読んでた細々としたところはちゃんと覚えてるわけじゃないけれども、
まあ相当アレンジされてるよな? と思いながら見ました。
というかもう原作を気にするとかじゃなくて、面白く見ました。

現代になってる~。派手になってる~。ローパーがまたちゃんとすっごく魅力的で
セクシーだった。パイント見つめ合い探り合う視線の交錯がとってもとっても
セクシーで素敵だった。

ソフィーを殺された恨みをもってスパイをやり遂げる中でもジェドと愛し合って
いくのもセクシーでよかった~。
ジェド、エリザベス・デビッキなのね! どうりで、トムヒと並んでも同じくらい
な背の高さで、素晴らしい美しい身体で、ショートカット素敵な美人で、
すーごい最高よかったよ。
実は子どもがいて、泣く泣く娼婦やってるって感じみたい。
そして、原作と違うラスト!みたいなことは、ジェドとパインはなんかどうやら
別々に生きてくのかな?って感じなことか。
原作では二人ひっそりと暮らし始めるって感じだったと思うんだけど、
なんかドラマ、第二弾作るとかいう話があるらしい。わかんないけど。
まあ、ジェドとは別々にってことだとすると、また別の任務にいくかもというのは
ありなのかなあ。

あ、あと、ローパーが捕まって武器密輸相手に引き渡されて多分私刑でボコられて
多分殺される、んだろうなーって感じかな。
有力政治家にコネがいくらあってももう逃れられないって感じか。

ローパー、かっこよかったなあ。

ローパーの右腕、疑り深いコーキーがゲイっぽいのも楽しくて。
実はローパーのことをずっと思ってるけどローパーはガチヘテロだし叶わぬ想いを
封じて右腕としてがんばってたのに、新たなお気に入りパインのせいで、って
妄想したりして。コーキー可哀想だったな。

英国の、MI6の下っ端組織、ってことらしい、パインをスパイに誘った
アンジェラ・バー。これは原作ではMrバーだった、のね。
しかも妊娠してたわよ。そんな身体で、危ない、ってすっごいハラハラした。
英国内部でどんどん孤立していく中、最後まであきらめないパインをちゃんと
見捨てずにフォローしローパーを追いつめたの、すごいかっこよかった。
素晴らしい。

ほんとにこれテレビドラマですかとびっくりする、壮大なロケだし銃火器どっかん
どっかんするし。沢山の賞とかとってたし評判よかったの納得だった。凄い。
楽しかったなあ。見てよかった。やっぱ英国のスパイもの最高だな~~。

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映画「ハートストーン」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「ハートストーン」


舞台はアイスランド。おそらく夏休みの、男の子たち。女の子たち。
クリスティアンとソールはカップルとからかわれるほどにいつも一緒に遊ぶ仲良し。
ソールはベータという女の子のことが気になってきている。ベータはハンナと
いつも一緒。女の子たちのほうが少し大人っぽい。
ソールはどうやら母子家庭。姉二人と母とに囲まれて末っ子ならではのやりきれ
なさを抱えている。
クリスティアンの父親は暴力的。村でも喧嘩っ早いみたいだし家庭内暴力もあり。

小さな村。限られたコミュニティ。噂はすぐに広まり、保守的で排他的。
ソールが主人公、かな。カメラは少年たちとの距離が近い。汗ばむ肌。性に
不慣れな反応の清潔さと生々しさが映し出されていて、見ていてものすごく
ドキドキするし痛々しい。

始まり、魚がいるぞ!って桟橋にいる男の子たちがざくざく釣り上げてく中で、
カサゴを釣り上げると、こいつ醜い、ってぐっちゃぐちゃに踏みつけるの。
クリスティアンみたいだ、って。
クリスティアンは、男の子たちの中ではすらりと背が高い方だし金髪のカールも
美しい、顔だちももちろんとても綺麗で、なんで醜い扱いみたいに言われてるのか
わからなかった。むしろひと際綺麗だから排除されようとしてるみたい。
ソールはやめろよ、ってぐちゃぐちゃにするなよ、ってとめる。
二人は仲良しで、廃車置き場みたいなところでやたら叩いたり壊したり。ただ
何をするでもなくなんとなく歩くとか投げるとか蹴るとか。
最初の、魚を獲ったらガツガツ頭殴って殺して、とか。
こう、暴力というか、荒っぽいっていうか。
雄大な景色の中、自然の中、生きていくのは荒々しさを伴うっていう感じかなあ。

カノジョが欲しい、ってなったり。ちょっと年上の不良たちがやったとかやらない
とかだったり。
ソールたちって、15歳前後くらいなのかなあ。
これといって何も説明されないままに、そこに暮らしてる彼らが映し出されて、
私、アイスランドについて何にも知らないなって思った。ただただ、そういう
ものなのか、と、スクリーンに広がる世界に圧倒される。

終りに、「親友と義父の思い出に」みたいなのが出たので、監督の体験ベース
なのだろうと思う。時代は、多分今現在より少し前。

クリスティアンはソールの恋を応援するようにしながらも、うっすらと、自分は
ゲイなのではないかと、多分悩んでいる。多分自分でも自分の思いに気づくこと
のないように、自分から目を逸らしている。
でも、ソールとふざけ合ってるうちに、ついキスをしてしまったり。
からかわれたりするのが嫌なソールが普通にしてろよ、とか言ったりして、傷つく。

ソールのおねーちゃんのうちの一人が、腐女子なのかしら~。弟たちをモデルに
絵を描いたりしてるのね。
で、多分本当に善意で、クリスティアンに、ゲイでも気にしないで、って声を
かける。
クリスティアンの父はゲイの噂があった村人と喧嘩して追い出すかのように
したこともあって、クリスティアンは自分がゲイなのかも、っていうのに絶望
して自殺未遂しちゃうんだよ。

もう少し、時代が違ったら。もう少し、いろんなタイミングが違ったら。
もう少し、ちゃんと彼らを守る大人がいたら。
もう少し、もう少し、なんとかなったのではないか。苦しくて切なくて仕方ない。

クリスティアンに内緒で彼女と一晩すごしちゃった、って翌日に、彼の自殺未遂
のことを知ったソールはやり場のない怒りに荒れ狂う。

ソールも、クリスティアンも、子どもで。どうにもならないことばかり。
自分の感情だってどうにもうまくコントロールできない。
男の子たちだよなあ。

クリスティアンは助かったけれども、両親は多分離婚。引っ越していくことに
なるらしい。
ソールは会うことができたけれども、でも、どうしようもない。
会えてよかった。

ベータとハンナの女の子二人組より、クリスティアンとソールの男の子二人の
ほうが断然綺麗な子たちだったと思う。
ソールの長いくるんとしたばさばさ睫毛の可愛いことといったらもう。
ソール役の子はこれがデビュー作の新人らしいし、実際彼らは10代なんじゃ
ないかな。すごいこれよく撮ったなあと感動する。そのまんまそこにいる男の子
なんじゃないかって感じ。子どもだよ。自然でとてもリアル。素晴らしかった。
いけないもの見てるんじゃないかってドキドキしてしまったよ。ごめん。

子どもたちがもっと守られていて欲しかった。
子どもたちにあの村だけじゃない広い世界があると知ってほしい。
世界が今はもう少し、よくなっていてほしい。でもそうでもないのかもなあ。。。
切なくて苦しくて、でも見にいってよかった。

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映画「銀魂」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「銀魂」


私は原作漫画もアニメもほとんど見たことがなくて、なんか、新撰組っぽいのとか
いるらしい、でも宇宙人とかいるらしい。どういう世界?? って、もうほんと
知らないんだけども、なんか面白そうな期待が高まる……と思って見に行きました。

いやー、面白かった!!!!!
すごい! 知らなくてもすっごく楽しい親切設計!
尊王攘夷じゃなくて、宇宙人排除ーみたいな不思議ワールドみたい。るろ剣的な
感じだな~てことはもちろんベースには幕末物があるんだな~とわかる。

かつて白夜叉と恐れられた志士が今は万事屋をやってる。銀さん。坂田銀時。
桂さんと高杉と銀さんと、松下村塾もどきみたいな所で松陰先生もどきみたいな
人を慕い、学んでいたんだけれども。先生は捕らえられてしまった。

そして維新の動乱があり。今は人間はなんとか宇宙人?と、折り合いつけつつ
暮らしている、江戸。不思議ワールド。

もー、いちいち全部のキャラを褒めたい。みんな目いっぱい本気でふざけて
やりきってるな~~と思う。
橋本環奈、めっちゃ可愛い。けどすげーヘンさも盛り沢山。衣装とか、絶妙に
ダサいダメダメっぽさ。多分もっとすっと綺麗に見せることもできるだろうに、
絶妙のお笑い感で、すごい。
新八くんも可愛い~し~~。
船に乗り込んで行った時、いや、勢いで、一人できちゃった。。。ってだんだん
不安になってぐずぐず言うのめっちゃめちゃ可愛かったっ。

えーと、お話としては、今の表面上の平和に納得いかない、先生を奪われたことに
未だおさまりつかない高杉くんが、反乱起こそうとしてる所、って感じ。
妖刀、紅桜という刀、みたいな生き物みたいなやつが、以蔵っぽいやつを
乗っ取っているかのようにくっつき増殖し、寄生した宿主を弱らせてしまう、と。

反乱を阻止するぞーというのが大きな物語。

小さな物語としては、なんかもうしょうもない、いい意味で、少年誌の
雑な漫画だな~みたいな笑いがガンガン入ってくる。中の人ネタもガンガンくる。
これ原作はどーなんだ、と、漫画読みたくなってしまう。時事ネタとかあるのか。

で。
主役は銀さん。てことで、のっけから胡散臭い小栗旬ガンガンくる銀さん。
でもめっちゃかっこいい~!キメキメなシーンのかっこよさ、ほんとさっすが
小栗旬~~! アホっぽいギャグの間合いも最高なら立ち回りのかっこよさも
最高で、ほんと凄いな。かっこよかったあ。

なんかもう、知らずに行ってもすごいいっぱい笑ったし、劇場内声上げてみんな
面白がって見てる~って感じもまたすごい楽しかったし。

おおもとのネタとしては幕末物で。新撰組も好きで、長州びいきな私としては
いろいろ勝手に思い入れ持って、ぐーっと勝手な深読みもしちゃったりして。
すっごい楽しかった。
高杉の先生への愛が重い。仲間への屈折っぷりも最高。
桂と銀さんが二人凄腕っていうのもめっちゃかっこいい。

新撰組方面もすごかった。柳楽君やっぱすごい色気あるしかっこいいし。
勘九郎くんよ。。。素晴らしい全裸だったよ。。。近藤さん~~~w
沖田くんが、デカいランチャー砲?かついでるのおかしい。沖田くんといえば
剣の使い手、って思うのに。
かっこよかった。

剣を作る兄と妹。という。ちょっと感動ものでありつつ。
なんかほんとすごい何もかもヘンであり、絶妙にうまく組み合わさって一本の
映画として成立させていて、すっごいな~と感心する。
どう決着つけるんだろうと思ったら、高杉は宇宙人たち? と逃げ去ってしまった。
銀さんたちはまた穏やかな日常に戻る、かな。

原作ファンだったらもっと、どうなんだろうね。違いとかイメージとか、気になって
駄目なのかもしれないけど。
でも私は見に行ってめっちゃ楽しめてすごくよかった^^。
この映画を作り上げてくれた皆さんにありがとうを伝えたい^^。笑ったよ~。
かっこよかったよ~!

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映画「ライフ」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「ライフ」

12日水曜日に見に行きました。

火星からのサンプルを持ち帰った無人機をISS国際宇宙ステーション、かな?
でキャッチして、ラボで分析を開始した。ステーションにいるのは6人。
火星の土の中に細胞が見つかり、大発見として喜びに沸くが、徐々に成長する
それは、電気ショックに反応して、人間に貼り付き、砕いてしまう敵となった。


閉鎖空間でのSFホラーってことかな。基本「エイリアン」的な。
一人、また一人とやられていくクルー。奴を地球に行かせるわけにはいかない。
地球から隔離された宇宙空間。さらに隔離し、見放される運命のクルー。
なんとか、生還したい、でも出来ない、という切羽詰まった状況。

宇宙ステーションの中という状況で、無重力状態。あ~ニュースで見たこと
ある感じ~と思う。撮影どうしたんだろうと思う。すごいなあ。もうああいう
宇宙空間での暮らし、というのがリアリティあって、ああ、ああいう感じ、って
すんなり当たり前にわかる感じ、未来に生きてるな自分。

展開は、まあそうかなっていう予想つく感じ。最後、救命艇が二つあって、
一つは奴をつれて宇宙の彼方へ、もう一つは君が乗って地球へ帰れ、っていう、
その計画を聞いた時に、ん~? そのややこしい二つのルート、失敗して奴を
連れた方が地球に落ちちゃうことになるのでは。と思ったら案の定でした。
海に落ちた救命艇のドアが開き、あーっ駄目だーってところでエンド。
バッドエンドパターンだけども、地球で軍とか出てきたら武力でなんとか
なりそうかもな~と。どうなのかな~。

真田広之がメインキャストの一人として、違和感なく普通に出てた。
かっこよかった!さすが~。別に超人などではなく、まあもちろん選ばれし
宇宙飛行士なんだけども、エイリアンと対決して勝つわけもなく。単なる
人間だなあ。無力だな、というのが辛かった。。。

ライアン・レイノルズは最初の方にやられちゃうし。デップ―ならもっと
戦えるのに! ってまあもちろんそんなわけもなく。

正当派というか古典的なというかのお話で、まあなるほどって感じで見た。
ほどほどの満足感でした。


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映画「ジョン・ウィック チャプター2」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「ジョン・ウィック チャプター2」


見てきた。昨日が初日。でも今日もなんだかおまけのシール? 貰えた^^


前作の続き。まさに続き。前作の数日後ってところから始まる。
しょっぱなからすっごいぶっとばしてて、もうクライマックスか!? って感じ。
カーチェイス、車でのぶん殴り。
ジョン・ウィックの大事な車。でも、えっらくボッコボコになって、それでも
取り戻して、一息。
車のドアでバイク撃退してとれちゃったりって、凄いし笑っちゃうし、凄い。

前作の終りに連れてきた犬。黒くて一見怖そうなやつだったけど、実にいい子。
とってもしつけが行き届いてる~。可愛い。
ジョンは犬に名前つけないんだよね。切ない。いい子だって感じにぐっどぼーい、
って呼びかけるけど。大事なものにしちゃうのが怖い、みたいな感じかなあと。
切ない。
まあまだ、前作からそんな時間たってないんだった。
そのうち犬に名前つけちゃうかもしれない。犬可愛がっちゃうよなあ。

殺し屋引退する時に、何らかの協力をしてもらったらしいサンティーノ・ダントニオ。
ジョンに姉を殺して欲しいという依頼を持ちかけてきたことから新たな事件と
なる。血の誓いをした証のせいで、頼みを断りきることが出来ないジョン。
殺し屋連盟っつーかなんかわかんないけど、殺し屋たちのルールみたいなのが
厳密にある世界なんだねえ。
あのホテルとか、いろいろ、ジョンに協力してくれる人達をまたたっぷり
見られてとっても楽しい。

イタリアでの仕事になるので、現地でいろいろと調達。スーツを仕立て、特殊な
布地で銃弾を通さない、でも痛いですよ、とか。ソムリエが銃の見立てをして
お勧め教えてくれたり。デザートにはよく研いだナイフ。
ちょっと「キングスマン」連想したよね~^^。ああいう準備シーンも最高に
かっこよくってすっごいときめく。

無事仕事を終え、というか、ターゲットの彼女がかっこよくというか潔くというか
自ら死に、でも念のために頭撃ち抜いてジョンは仕事を終える。
でもそこから脱出にあたって、むしろ依頼してきたサンティーノの手下から
追われ、さらに姉のガードをしてたカシアンからも追われ。
すっごいまたしても撃ちまくりの殺しまくり!!!
銃を構えてとって撃って撃って撃って、弾丸交換とかしつつもさらに撃ってとか、
も~。どんどん敵が出てきてどんどん撃ち殺す。シューティングゲームか~。

合間にガツガツ殴り合ったりもあって、あと柔道? 投げたり締めたりもあって、
それがなんか微妙にもっさりしてたり、いかにも体重あって重そうだったり。
かっこいいよ~。

殺しのプロの掟だ。
とか、殺し屋ネットワークみたいなのとか。
電話が黒電話で受話器がいかにも重そうだったり。電話して交換手の女性が
繋いだり指示をネットワークに流してくれるのがエアシューターつかってとか
コンピューターも液晶パネルとかじゃなくて、ごっつい箱の、レトロっつーか
クラシックなってゆーか。現代でありながらレトロフューチャーみたいな世界が
すごくかっこいい。細部に凝ってる~って感じ。

ローレンス・フィッシュバーンが出る、っていうのは知ってて、なんかギャングの
親玉みたいなのかなと思ってたら。ホームレスネットワークの王みたいな感じ。
鳩使ってたり。なるほどこういうタイプのキングなのかあ。
ちょっとマトリックス連想するよねどうしても。楽しかった。

そんなこんなで賞金首にされて殺し屋連中に追われながらも、ジョンはサンティーノ
を追いつめる。
美術館に襲撃に行くんだけど、鏡と映像の部屋での戦いは舞台が幻想的~で
カラフルで、これまたかっこよかった。
ああでも美術品を壊さないで~ってハラハラした(笑)

サンティーノを、追いつめた、中立の場であるはずのあのホテルのラウンジ(?)
で殺してしまったことで、ジョンは除名処分だかなんだかにされる。
これまで得てきた協力と保護から切り離されることになる、らしい。
ジョンじゃなくてジョナサンって名前らしくて、ことさら丁寧に「ジョナサン」
と呼ばれる時の親しみと不穏さな~。すごい好き。

ジョン・ウィックの世界観って、ほとんど説明はなくて、断片だけ見せられて、
まあ大体わかるでしょ、って、奥行きを感じさせて放置なんだよねえ。
なんか組織っつーかプロの掟の世界から除名された、ってことは。ジョンは
これからひたすらに世界中を逃げて、安心できる場所や協力者はどこにもない、
いない、ってことになるのかなあ。
犬だけが味方。
これ、3が作られるかなあ。だとしたらどうやって挽回するんだろう。
ローレンス・フィッシュバーンを頼れるのかな。どーなんだ~。

今作でもほんっとにたっぷりと銃撃戦堪能したし、格闘も、カーアクションも、
すごいめいっぱいかっこよかった。少年めいた女性殺し屋、口がきけなくて
手話でやりとりとかめっちゃかっこいい。ちらほら出てくる画面の中の英語
字幕もきらーんと凝ってる感じだったりして、も~~~~どこまでも中二病!!
すごいかっこいい。
何よりキアヌがかっこいい~!!!
満喫しました。


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映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」

昨日、2日(日曜日)に見に行きました。3D字幕、IMAXで。

シリーズ5作目。
ウィルの息子、ヘンリー・ターナーが成長し、父を助け出したい、と、あらゆる
海の伝説を調べ、ポセイドンの槍があれば海を支配する力を得られる。それを
探すためにはジャック・スパロウのコンパスが鍵となる。
魔女として処刑されようとしていたカリーナ。だが彼女は天文学者。星をよみ、
誰にも読めない地図を読んで秘密を解き明かそうとしていた。
ジャックは銀行強盗を強行! しかし金を得ることはできず、仲間からは見放され
おんぼろ船しかなかった。
掴まり、処刑されかけていたところを大騒ぎの果てに脱出に成功。ヘンリー、
カリーナも共におんぼろ船で海へ出る。

と、そんなこんなで、最初っから、海!船!どかーん!ばしゃーん!ドタバタ!
いろいろと何もかも派手でゴージャス。さっすがディズニーの、ハリウッドの、
超娯楽超大作!!!楽しかった~!
いい映像、いい音響で見られてしあわせ。これはやっぱりできれば巨大スクリーンで。
大音響で見てしあわせになるといいタイプの作品だと思う。かっこいい。めっちゃ
かっこいいよ~。

とはいえ、私は、このシリーズ、一応全部映画館へわくわくと見にいってきた
けれども、正直あんまり細かく登場人物とか把握しているわけではなく。
お話もまあなんとなくくらいしかわかっていなくて。熱心なファンとはとても
言えない。今回の重要人物はバルボッサ船長なんだけれども。ええと、まあ、
なんだっけ、って、あんまりピンと来ない感じで申し訳ない。一作目から
敵対してたあの人か。んでその後でなんだかんだあったっけ、みたいな感じ。
でもまあなんかそんな程度の私が見ても十分楽しかったです。

ジャックがいかにして船長となったか、という若き日のエピソードもあった。
かっこい~^^
可愛い。スパロウ。小鳥ちゃんとか呼ばれちゃう。船のピンチを救った、って
ことで、船長になったのね。あの急旋回すっごいかっこよかった!!

やっぱり海~。海戦~!機敏には動けない船での戦い、ぶつかり合い、すっごい
かっこよくってテンションあがる~!迫力!

で、今回の敵、つか、ジャックに恨み抱いてるサラザール。ハビエル・バルデム。
007の「スカイフォール」でボンドに対抗してママをとりあってた奴じゃーん。
顔が、さすが、でっかい、迫力^^ それがまた巨大スクリーンいっぱいに
アップになったりもするのでほんと迫力。そして最後には海の藻屑と消えました。

カリーナが実はバルボッサの娘である、ってのがわかって、カリーナを守って
バルボッサも海の底へ。でも娘を守ることができてよかった、という。
父と子、っていうのが最近の流行りなのだろうか。いやまあ、最近でもないか。
やっぱりベタな、ってわかっていつつ、うるっとはきました。

なんとかポセイドンの槍をどーのこーのして、あの辺の海でのすべての呪いは
解かれた、かな。
そして。ウィルが帰ってきたー!
それまで、エリザベスのことなんも言わないなあ? キーラ・ナイトレイ出られ
ないのかな? って思ってたら、この最後で、ちゃんとウィルを迎えに来た!
キスをして、めでたしめでたし^^

んでもエンドロール後のおまけ的に、ウィルの悪夢がきて、またなんかヤバめな
シルエットとか映って。夢か、って感じだったけれども、実は床が濡れてフジツボ
が落ちていた、という。
これはまだ続編作る気はある、ってことなのかな。
でもこれ、このシリーズ集大成としてすごくよかったので、もう終わりにすれば
いいのにな。
世代交代して、ヘンリーとカリーナだとかが主役でやっていったりするのかな。
ともあれ、豪華に金かけた映像世界をたっぷり堪能しました。満足!

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映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」


リーはマンションのメンテナンス、便利屋としてトイレのつまりやちょっとした
水漏れを直したりゴミを捨てたり、そんな仕事をしている。酒を飲み、喧嘩する。
暗い部屋でテレビを見て。ただ暮らしている。
兄の死の知らせ。
甥っ子であるパトリックは16歳。その後見人に兄の遺言で指名されていたが、
リーはこの街で暮らす決意は出来なかった。

アカデミー賞にいっぱいノミネートされてて、ケイシー・アフレックが主演男優賞。
脚本賞もとった。それで、渋そうだなあと思って。

兄の死。どうすればいいのか戸惑いながら、葬儀の手配や、甥っ子とどうするか、
リーは彼なりになんとかしようとする。
少しずつ過去、回想が挟まれていて少しずつ、リーに何が起きていたのか、
何故彼は今こんなに孤独なのか、わかってくる。
リーは、妻と愛する子ども三人と、しあわせに暮らしていた。家族を愛してる、
特別立派でもなんでもない、ちょっとダメ人間よりでもあるリー。それでも
しあわせに暮らしていたのに。
自分が夜コンビニへ出かけていた間に火事で起きた。妻は助け出されたものの、
子どもたちを亡くした。その、哀しみを、克服できていない。

パトリックの母も問題ありだった。家を出て行っていた。

家族を亡くした時、それをどんな風に乗り越えていくのか。大事な人を亡くしても
自分は生きていて、なんとか、生き続けていく。
リーの身に起きた悲劇は街で結構有名になってて、リーは身の置き所がない。
それでも、親切にしてくれる人もいる。
それでも。

パトリックは友達がいて、彼女がいて、それも二人も。リーのいるボストンへ
引っ越すのは嫌だ、という。
父を亡くしたその日にも、友達を読んで楽しげに喋っていたり。
でも不意にパニックを起こしたり。

ただただじっくり見つめる映画だった。すごく劇的にかっこいい解決がある
わけじゃない。リーはやっぱりこの街にはいられない、って、ボストンへ戻る。
パトリックのことは兄の同僚?かな、その、街の人に頼むことになる。
妻と和解はできない。妻のほうは次の人生を歩み出しているのに。でも、彼女も
忘れてるわけでもないし。

時が過ぎれば変化はある。でも、誰もが前向きになれるわけじゃない。
多分解決するのは時間だけで、そして、そのためにかかる時間はこのくらい、と
決められるものじゃない。1年かもしれない。5年かもしれない。30年かかっても
立ち直れる保証はない。

リーは、パトリックが遊びにくるかもしれないしな。って、二部屋あるうちを
借りようとしている。家具なんかいい、って、無気力だった頃とは違う。
兄が、ちゃんと家具を買えよ、って、リーのこと心配してたんだよね。

ちょとしたこと、なんでもない当たり前にありそうな小さな事。日常って、
壊れる前に当たり前に過ごしていた日常って、壊れてしまって振り返ると、
それこそが奇跡的な幸せだったのだ。

過去がわかる前、リー、何なんだろう、もうちょっとちゃんとしようよ、なんで
できないんだろう、って思ってて、だんだんわかってくるにつれて、ああ……
言葉をなくす。
かっこいいヒーローはいない。この映画のリアリティ。つらい。

ケイシー・アフレック、時々横顔とかベン・アフレックに似てる、って思って
兄と弟、家族の物語だから、なんか、そういうのも思った。

見に行けてよかった。とてもよかった。

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