«  『狼の王子』(クリスチャン・モルク/ハヤカワポケットミステリ) | Main | 映画 「どん底作家の人生に幸あれ!」 »

映画 「さんかく窓の外側は夜」


*ネタバレします。


映画 「さんかく窓の外側は夜」


 三角(みかど)には霊が見える。子どものころからで、大人になった今も見える。ある日、勤務している書店で男に声をかけられる。見えていることを見抜かれ、きみがいるとよく見える、と、勝手に除霊の手伝いをさせられた。
 男は冷川。助手になってくれ、時給は倍出す、と誘われた。「ぼくといると怖くなくなりますよ」、と言われて三角は、冷川を手伝うようになる。


 原作のコミック、面白いって評判は知ってたものの、読んだことはなかった。
 岡田将生と志尊淳のW主演ってことで、楽しみにしてたー! キャストのビジュアルは最高! みんな綺麗だ~。

 お話としては、見える、側の三角くんや冷川、人を呪い殺せる魔女っぽいヒウラエリカたちの抱える過去とか明かしつつ、呪いの因縁解き明かしていく、みたいな感じ、かなあ。
 多分、なんか、こう、ワタシは好きそうな感じがするのに、どーーーーにも話がつまらない。何が悪いんだ。なんか、なにかにつけて、下手くそか????? という気持ちがする。

 テンポがゆるっゆるだなあと思う。ゆっくりした間をとる。けど、なんかやたら情感こめようとしているけれど、なんも響いてこない。全部がゆるゆるすぎるのかなあ。緩急つけてくれ。

 冷川さんの過去とか激重いのに、あんま悲劇っぽさが伝わってこない。冷川さんもエリカも親に捨てられた子ども、って感じだけど。だから今から取り戻す、の、かなあ。でもなー。
 
 最初敵対してたエリカと、三角くんたちが、共闘みたいにして大きな呪いを解く、みたいなラストだけど、なんか、ん~~。何やってんのかいまいちよくわからないまま。
 いやまあ、バトル漫画じゃないだろうから、あれはああいうもの、と、いうことでいいのか。んん~~。

 警察の半澤さん。滝藤賢一さんがやってて。大河ドラマ麒麟がくるにドハマリしてる私は、お~公方様~なんて思ったり。けど勿論全然違ってて、半澤さんだけが地に足がついてる、ナチュラルな人間ぽさがあって、すっごくよかった。あ~普通の人間側の人だ。
 対比的に、三角くんとかたちが浮いてるのはまあ、そういう人物像として納得。

 でもこれで、呪いの貯金箱みたいなのが壊せてよかったね、ってめでたしめでたしでもないようなラストで、エリカにはまだ呪いがつきまとってるのかなあ。

 というかこれ、やっぱりどうしてもこんなにつまらないのが腑に落ちないと思った。

 で、見終わってから、うーん~とちょっと悩んで、漫画買っちゃった。電子で。5巻までお得なセットがあったし。とりあえず読んでみる。
 今は2巻まで読み終わって、すごく面白いわ。やはり……。映画化が、うーん。ビジュアルはともかく、話まとめられなくてダメだったのかなあ。
 9巻まで出てるみたいなので、多分、これ、読んでいくかな。まあ、漫画に手を出すきっかけになってくれてありがとうかもしれない、かなあ……。

 
 横浜でロケしてるな? と、私でもわかるような場所が出てきて、お、あれは!? なんて気になったりもして。
 それにやっぱり、今、呪術廻戦にドハマリ中なので、呪いを祓う~みたいなのは、五条先生呼んできて~とか、霊が見えてつらいみたいなのは、高専においでよ三角くんっ、て思ったり、ほんと余計なこと考えて連想してて、自分がダメだった。
 いやー。うーん。まあ。漫画読も。

 

|

«  『狼の王子』(クリスチャン・モルク/ハヤカワポケットミステリ) | Main | 映画 「どん底作家の人生に幸あれ!」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事