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映画 「トランセンデンス」


*ネタバレします。


映画 「トランセンデンス」

 

 ウィルとエヴリンは夫婦で科学者。人工知能、量子コンピューター等駆使して人類の未来のための研究を進めている。
 研究のプレゼンテーションをしに出かけた先で、反テクノロジーのテロリストにウィルが撃たれた。いくつかの研究施設で同時に起きたテロ。多くの研究者が殺される事態に。幸いウィルは軽傷だったが、銃弾に仕込まれていた放射性物質だかなんだかの毒で治療の手立てもなく長くてひと月半の命だと告げられる。
 エヴリンは、チンパンジーの脳をコンピューターにデータとしてうつすことに成功していた他の研究者の功績から、ウィルの脳をコンピューターにうつそうとする。
 エヴリンのために協力するウィル。二人の次に頭がいい、と、夫婦の友人のマックスも手伝って、ウィルの脳はコンピューターの中で目覚めた。
 ネットワークに接続し、自分でさらなる進化をしていくウィルのAI。だが、それは人類を支配下におさめる試みではないのか?

 2014年製作。スーパーの前でワゴンセールやってたDVD買っちゃった。
 暴走するコンピューター、という古典的な話だな、と思うけど、ハイテクっぷりが進んでいる。多分公開当時、ジョニデの映画だ~と思って見に行ったと思う。面白そうなSF! と期待していったけど、期待したほど面白くないなと思った気がする。

 今見ると、そんなつまんなくはないと思った。マックスってポール・ベタニーだ~とか思ったり。何よりキリアン・マーフィ目当てでの見直し。見に行った時にも多分かっこいいとは思ってた、けど、やはり沼った今見直すといっそう楽しい。

 前半は結構しっとり抒情的な感じとか、ハイテクやりつつも落ち着いたなつかしさみたいな世界で、地味にデータをとってアップロードしてみて、とかそれなりに丁寧に作ってる感じがある。エヴリンが盲目的にウィルをコンピューターに、ってなってるのが、なんかまあちょっと、ねえ、落ち着いて?? 人の話も聞いて? ってなっちゃうけど。彼女も物凄く優秀な科学者でしょう? いくら愛に狂ったとはいえ、そんなに~? と思ってしまう。
 で、後半になると、AIウィルがストーカー男みたいでもうヤダ、ってなるの。ねえ、そこまで行く前に気付いてくれ。わりと最初からヤバイっしょ。
 どーもキャラクタがてきとーだな~って感じがしてしまう。

 ナノテクとかがほとんど魔法だな~とかも。あんなに魔法みたいなことができる??? ナノテクってそんなに魔法??? 最初の方の感じがわりと現実と地続きのテクノロジーっぽい所から始まったので、進化? の描かれ方に私はついていけなかった。まあ、何が本当らしいかとか、私にテクノロジーのことは何もわかんないのだけども。うーん。

 そしてまあ、なんとかAIウィルをシャットダウン、できた、かな。でも電気とかいろいろ世界的にテクノロジー方面ボロボロになってしまったのです、みたいな。冒頭に戻る。事件そのものは5年前から3年前あたり、ね。世界、タイヘンだなあ。
 一応、文明警鐘みたいな映画だったのかなあ。

 前半の、なんかシャイだったりやつれていったりするジョニデは素敵です。

 で、キリアン・マーフィが演じているのはFBI捜査官。ハイテク担当みたいな感じ? モーガン・フリーマンが演じてる博士と協力関係にあって、関わっていく。クールで有能な感じ。AIウィルとエヴリンの施設に行ったあと、あれは軍隊作ってる、と博士と同じく理解して、FBI、政府側の保身はかりつつ、テロ組織を利用してAIウィルを破壊する作戦実行。
 とまあかっこいいんだけども、なんせキャラクタの扱いが背景的。一応これ、ウィルとエヴリン夫婦の愛の物語、でもあるのかなあ。壮大なことになりそうなんだけど、焦点はエヴリンかな。
 FBIで軍も動かしてるのに、なんかちょこっとした感じ。秘密作戦みたいなこと、か。うーん。
 ま、キリアンがやっぱかっこいいステキと見直せて楽しかったです。

 

 

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