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映画 「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

 

*ネタバレします。


映画 「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」


 エイミーとモリーは親友。一生懸命勉強して、名門大学への進学を決めていた。だが、高校卒業の前日、チャラく遊んでばかりいた同級生たちが、それぞれみんなちゃんといい大学とかいい会社だとかに進むことを知って愕然とする。
 私たちは勉強ばかりしてて、高校時代の遊びを何もしてない。せめて卒業前夜パーティに行って、遊びを取り戻そう!

 てことで、基本的に王道古典的青春おバカムービー。親友と、バカ騒ぎしたり喧嘩したり仲直りしたり。そんなアホな~とか、そんな青春あるかーとか、そんな若さバカさ羨ましい~~っとか、やっぱ気の合う友達がいるってミラクル最高だな!!!!!って楽しかった。

 しかし世界はイマドキにアップデートされている。
 エイミーはレズビアンとカミングアウトしてる。片想いの相手は女の子。モリーはフェミニストで生徒会長を務めてきたし成績もトップ。ボランティア活動や自己啓発も頑張ってる。
 クラスメイトたちは人種もジェンダーも様々。見た目もフリーダム。先生もかなりフリーダム。セックスも酒もドラッグもありなんだな~アメリカ~。
 あちこち落書きだらけでひどい学校。のように一見みえるけど、あの高校、すっごくハイソな世界なんだろう。みんななんだかんだエリートコースに行く、って感じで、これはリベラルな理想的世界なんだな。

 よっしゃパーティにいくぞ!ってなっても、誘われてなくて、他に友達いなくて、パーティ会場がわからない。わずかなヒントやはしゃいでる映像がSNSかなんかにあげられてるのを見て、推理、調査。ほんとはエイミーだけじゃなくモリーも片想いの相手がいる、とわかって、絶対行くぞ、ってなって。
 なんとかパーティにたどり着いたものの、結局片想いはかなわず。でも、他の出会いがあったぜ! と、なんとなくハッピーエンド。でもそれよりやっぱり、親友最高!な感じだった。
 
 映画は理想。映画は未来への希望、と思う。みんなポジティブになれたらいいし、みんな悩んだり傷ついたりしながらも未来へ旅立っていければいい。多様性、いろんな背景ある若者たちにを全肯定するみたいな、丁寧に繊細に作られたんだろうなあと思う作品だった。
 夢。希望。理想。でもただ単純にドタバタコメディとしておかしいし楽しかった~。

 やっぱ何より、気の合う友達がいて最高!!!!!! ってことなんだよね。羨ましい~。エイミーとモリーの親友っぷり。可愛かった。

 あんまり私の好みとしては、見に行くつもりのなかった映画だけど、評判よさそうで、イマドキのリベラル感とからしいの、どういう感じなんだろうと思って気になって行った。がっつりエンタメでこんなにやるんだなあ。楽しめた。若さってやっぱバカで可愛くて切なくてステキだ。友達ってほんと、いいねえ。見に行ってよかった。

 

 

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