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映画 「ドクター・ドリトル」


*ネタバレします。


映画 「ドクター・ドリトル」


 ドリトル先生は動物と話せるお医者さん。冒険家の妻、リリーと素晴らしい冒険をしてきました。女王の覚えもめでたく、動物たちと一緒に暮らせる広い庭のある大きなお屋敷に住んでいます。どんな動物も治します、と、いつも患者でにぎわうおうち。
 妻は新たな冒険に旅立ち、ドリトル先生は彼女を見送ります。しかし嵐の海で、リリーは亡くなってしまいました。ドリトル先生は悲しみ、門を閉ざして誰にも会わなくなります。


 動物たちと静かに暮らすある日。
 森でリスを間違えて撃ってしまったスタビンス少年が、オウムのポリーに導かれてドリトル先生の所へやってきました。同じ時、女王の使いでレディ・ローズという女の子も、ドリトル先生の所へやってきました。
 リスの治療は引き受けて、けれど女王の使いには帰れとしか言わないドリトル先生。けれど、女王の命が危ない、つまりドリトル先生に与えられたこの屋敷も危ない、と、オウムのポリーやみんなにせきたてられて、ついに、ドリトル先生は女王のもとへ参上しました。

 始まりはアニメというか、絵画で紹介、みたいに始まって。これってディズニー映画からしらと思う。動物と喋れて動物と暮らしてるドリトル先生、ディズニープリンセスでしょ。
 それはともかく。ロバート・ダウニーJr のドリトル先生。可愛い~~~。

 物語は子どもと一緒に楽しめる感じに、細かい理屈とかなしにどんどん進む。おとぎ話でいいな~。冒険譚だ。
 女王を亡き者にしようとする悪い侯爵かなんか? がいたり、ドリトル先生のライバルみたいなのがいたり。マイケル・シーンが演じてた! この俳優、誰だっけ、知ってる気がする、と暫く悩んだよ。可愛い~。陰謀と、女王を助けようとかはちょっと三銃士っぽいかも。 
 ユーモアもたっぷり。動物たちの、見た目と内心のギャップもえみたいなのもたっぷり。みんな可愛い~。

 さらりと描かれているけれども、妻を亡くしたことで、自分を責めているドリトル先生始め、動物たちもみんなそれぞれに、悩みや悲しみ、傷を抱えているキャラばかりだった。
 弱くてもいいんだ、とか、話を聞くよ、とか、セラピー映画だ~。とっても優しい。

 ダチョウと白くまが張り合ってたけど仲良くなるとか、怖がりのゴリラががんばったり、けど、怖い~~ってなったり、それでもいい、とかね。助手になりたい、ってスタビンズくんも、おじさん所に引き取られてるっぽい、のは多分両親を亡くしてるかなんかなんだろうなあと思う。猟師の家にお世話になってるけども、動物を撃てない、という苦悩から、先生の助手になって医者になって、動物たちを治す人になりたい、って、一緒に行くんだよ。

 海賊の島みたいなとこに、リリーの残した日誌をとりにいくんだけど。リリーはその島の王、かな、の、娘だったのね。王に怒られちゃうドリトル先生。けど、同じ喪失の痛みを抱えてるんだよね。キレられたあとには、助けてくれた。

 冒険の旅で、みんなの成長がちょっぴりあったり、相変わらずだったり、そんなこんなで無事、女王の毒を消すエデンの果実を手に入れて、間に合った~。ハッピーエンド。
 終わりに、女王からメダルもらうみたいなシーンは、また絵になってて、それも可愛かった。スターウォーズのシーンも連想。動物たちもみんなメダルもらってたよ。よかったね。

 ダウニーは、なんか声の感じも違ってた気がする。当然ながらアイアンマンだとかシャーロックだとかの戦う男とは全然違う。ヘタレなドリトル先生だった。ヘタレだけど有能。動物たちを愛してる。妻を愛してる。やっと、先へ進めるようになった。優しい~~~。癒しの先生だった。楽しかった。満足^^

 

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