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映画 「風の谷のナウシカ」


*ネタバレかな。って、ネタバレもなにも、ほとんどみんな多分大体は知ってるのでは。


映画 「風の谷のナウシカ」

 

 産業文明が火の七日間で焼き尽くされ滅びて1000年。わずかに残された人類は、瘴気を発する腐海と呼ぶ虫と胞子の森の浸食に追いやられながら暮らしていた。
 風の谷に棲む人々。王とその姫、ナウシカ。旅人であり剣士であるユパの訪れは外のニュースを知る機会でもある。
 ある夜、軍事大国トルメキアの巨大な船が谷に墜落した。その積み荷は、巨神兵という、掘り出された旧世界の兵器だった。


 そんなこんなで、再上映を見に行ってきました。1984年製作だって。36年前かな。うわー。時の流れ……。
 公開当時に映画館へ見に行ったかどうかもう記憶が、わからない。でもテレビでもう何度も何度も、何度目だか数えきれないほど見てるねえ。話の展開もなんならセリフの多くも、全部わかってるのに、またしても滂沱の涙。凄い面白い~~~。

 でも当然ながらCMで中断されることなく。大きなスクリーンで。音で。じっくり没入して見ることができて、ほんっとすっごく良かった。

 ナウシカがねー、ほんっと戦う主人公。戦う、というか、行動する。判断も命令も行動も的確で素早い。ひきこまれてぐいぐい進む。上映時間116分だって。そのコンパクトさでこの情報量たっぷりと、感動を見せていくんだものなあ。あまりにも上手い。
 こんな素晴らしい姫さまをみんなが愛して信じているのは当然~。というか、あの過酷な世界の中で、戸惑いや愚かさは命取りになるんだろうな。

 何度見ても泣いちゃうし、何度見ても、もうすっかりいい年になっても、ナウシカの子どもの頃の、オームの子を隠してる所を大人たちが引き離しに来る、手がいっぱいくるあのシーンがめちゃめちゃ怖い。絵の力だ。今日も心底怖かった……。結構残酷なこと描いているんだよなあ。それに巨神兵ちゃんな。ドロドロ。あれもほんと怖い。よくこんな絵的表現思いつくなあ。巨神兵が後のアニメに与えまくった影響って。ていうかエヴァですけど。はー。凄い絵だった。

 漫画をまた読みたくなる。うちにある。でもやめられないとまらないになっちゃうからちょっと。けど、AKIRA 共々、また読み返したい。名作は名作だなー。映画館で見せてくれてありがとう映画館~!

 

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