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五月に見た映画やドラマなど、まとめ覚書き


 五月最終日となりました。大半は緊急事態宣言下だったわけで、映画館はまだ開かず、散歩で花を眺めるばかりの日々でした。
 とはいえ、おうちでテレビや配信で見たもの、思い出せる分ざっくりまとめメモ。

「ゴッドファーザー パート2」(1974年)
「ゴッドファーザー パート3」(1990年)

 BSプレミアムで見た。パート3ではすっかり年を取って、すっかり1の頃のドンの立場にあるマイケル。引退し、家族を愛して暮らしたかったのにね。2ではパパの若き日をロバート・デ・ニーロが演じていて、わ~かっこいい~、と惚れました。
 アル・パチーノと共に歳月を経た気分。マイケルの人生に付き合いましたという気持ち。3部作しっかり見て面白かったです。悲劇なんだなあ。めちゃめちゃかっこよかった。色気のある俳優いっぱいで凄かった。


「アイリッシュマン」(2019年)

 そしてロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノの老成俳優っぷりを満喫すべく、見ました。Netflixで。若い頃はCGも使ってるのね。そりゃそうか。ぶっ壊れてるのに真摯に苦悩するような、でもさっくり行動しちゃうような、デ・ニーロ演じるアイリッシュマンが不思議で面白かったな。


「新幹線大爆破」(1975年)

 BSプレミアムで見た。ネタはほとんどキアヌがやってた「スピード」と同じ~と思い、こっちが元ネタかーと思い。物静かな犯人、高倉健がかっこよく。新幹線側も面白く。止まれないスピード感、リミットの中での攻防がすごく面白かった。ノワールって感じ。かっこいい。けれど悲しい。全然違うけど高村薫の『レディ・ジョーカー』を思い出していた。


「セーラー服と機関銃」(1981年)

 これもBSプレミアムで見た。薬師丸ひろ子がすっばらしく可愛く、めっちゃめちゃ頑張っていて、というか、いろいろやらされていて、というかいろいろやってみていたんだなあという、あーなんかこのころのこの、とにかく動いてみようっていうか。監督があれこれやってみようとしてるんだなあっていうのが凄くわかって、今見るのが面白かった。時代を感じる。古いとかじゃなくて、この時だったんだなという、時代。すてきだった。


「ハイドリヒを撃て!」(2016年)

 アマプラで見た。円盤も買ってしまった。映画館へ見に行って、見直し。辛い時代背景を思い、史実を思い、辛くなるけど、すごく好き。キリアン・マーフィ目当てです、とはいえ、それでなくてもとってもいい映画だと思う。国家を背負ってしまう個人……。戦争はダメです……。


「レッド・ライト」(2012年)

 そういやデ・ニーロとキリアンの共演じゃーん。と思ってアマプラで見直し。というか主演キリアンだったね、と、改めて認識しました。霊媒師や超能力のショーとかのインチキを見抜けるか、という。超能力は本物か否か。好きな感じの話、と期待してたけど、なんか、なんか、うーん、何が悪いって言えないけどなんか、もうちょっとなんとかーと思ってしまう。けれどキリアンを最高に堪能できるのでやっぱ好きだな。


「名探偵ピカチュウ」(2019年)

 金曜ロードショーで本編ノーカット!ってやってたので見ました。吹替えで見るのが初で、おっさんピカチュウをやる西島秀俊を楽しみました。可愛かった! 渡辺謙を吹替えする渡辺謙も楽しみました。やっぱポケモンたちが生物だ~生きてる~って世界がすーごく楽しくて、何度見てもいいなあ。でもやっぱライアン・レイノルズがいいな~。


「ブラック・ミラー」(2011年かな)

 一話完結のドラマシリーズ。Netflixで少しずつ見ている。S2の「ずっと側にいて」に、ドーナル・グリーソンが出てて、お。と思った。近未来今よりたぶんちょっとハイテクな世界での世にも奇妙な物語って感じで、どの話も面白い。怖かったり切なかったり皮肉だったりです。今、S5まであるのかな。がんばって見よう。


「ピーキー・ブラインダーズ」(2013年~)

 これも時々見直す。Netflixで。今、S5まであるけど、シーズン6話なので、比較的すぐ見られる。といってもまだ二周目を少し。「ゴッドファーザー」を見たのでまたなんか感慨深い。あっちはアメリカのイタリアン・マフィアの憂鬱だったけど、これはイギリスギャングだし何かと事情は違うけれども。全然違うけれども。作られてる時代が違うなーと一番思うのは、女性キャラ。ピーキーでは女性キャラが強い。強いというか、まあこれも第一次世界大戦後なわけで、時代的にいろいろ酷い目にあったりもするけれども、それぞれ人物がしたたかに自分なりに生きる、生き抜く、人生渡り歩いてる感ががっつりある。ゴッドファーザーの女性キャラって、犠牲になるとか男の影になるばかりの感じだったから。それがそういう世界のリアルだったのかどうかわからないしいいんだけども。けど、やっぱピーキーは今作られているドラマだなあと、思う。
 んでやっぱこれもさ~~~。男みんな色気満点で当然キリアン筆頭に、シェルビー兄弟も可愛いしトムハのアルフィーもすっとぼけかつド迫力で可愛いし。銃撃戦も派手だし。成り上がってく話だし。めっちゃ面白いです。


「フランケンシュタイン」(2011年)

 ナショナルシアターライブの無料配信をありがたく見ました。ベネたんとジョニー・リー・ミラーと、それぞれ、博士役、怪物役なの。ベネたんが怪物バージョンを以前映画館でやった時見たけれど、今回、両方を見比べることができて面白かった。同じ芝居、同じ舞台、でも俳優が変わるとやっぱ変わるねえ。


「See Wall」(2011年のスタジオ撮影)

 アンドリュー・スコットの一人芝居。2008年初演の舞台だそうで、それをスタジオ撮影したもの、を、無料配信してくれてた。30分余りなんだけど、ほんとただ一人、喋って見せてくれる。んが、私は英語全然わかりません~ので、ただ聞いていました。全然わからん~なりに、そこにいる一人の男のドラマが見える気がして、でもわかんないけど。私はアンスコちゃん好き~喋り方大好き~なので、声を聞けただけでも嬉しかった。


 あと、「ホワイトカラー」同窓会の配信があり、主要キャストみんながオンライントーク大会みたいなのしてるのを眺めました。
 可愛い。みんなそれぞれにくつろぎ自宅スタイルの中、マット・ボマーが一人びしっとニール風にスーツ姿で写ってかっこいい~、けど、下はゆるゆる半パンなのね~ってゆう。可愛い。なんか、ホワカラの続編だかなんか、作られるのかも? っていう感じがあって、どうなのかなあ。私は終りは終りでいいんだけど。でも、あれから数年、ってことで、スペシャルドラマかなんかでニールとピーターが再会してくれても嬉しいよな~~。まあ、どうなのかわからない。ちょっとした楽しみとして待つわ。


 映画館で新作を見たい。と切実に思うけれども、見直すとか昔の名作を見るとかもとっても良いものだな。今見たからこそ感じられることもあるし。でも来月は! 映画見に行くぞ!!!

 

 

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『スパイは楽園に戯れる』(五條瑛/双葉文庫)

 *ネタバレします。

 

 緊急事態宣言、昨日解除された。けどまあ、散歩ばかりする日々に変わりはない気がする。でも映画館営業再開が待ち遠しい。新作を映画館で見たい。そしたらちょっとは気力も回復するかなあ。今、映画見て、本読んですら、気力が足りない日々だから……。

 さて。 

『スパイは楽園に戯れる』(五條瑛/双葉文庫)

 

 少年の頃のある日、港で出会ったおじさん。いつか世の中の人々、国の役に立つ人間になりなさい。すぐに忘れてもいいはずの、些細なある日のことだった。だが、少年はその言葉を強く心に刻み、政治家として名をはせていく。

 

 北の指導者の後継者争い。何人かいるらしき子どものうち、早くから海外にいたヨハンと名乗る男は、本当に今も価値ある情報源なのかどうか。大方の見方としては、ヨハンにもう価値はないというもの。だがアナリストの葉山は、くすぶるその噂を確認する調査を続けるうちに、情報漏洩のスキャンダルに触れることになった。

 

 

 単行本は2016年だそうで。文庫化が2019年ですね。去年、そういえば買うつもりで保留していたのだった、と、やっと買い、読みました。文庫化につく短い書下ろしがエディとタカシなのねー。今作でも葉山くんはみんなに愛されていました。かわいい。中華系のみなさんが頑張ってて、なんとなくなんとかなって。涌井氏は自殺してしまう。ピュアすぎるぜ……。

 

 今読むと、何もかも社会がコロナ対策で止まってる中で、でもこう、暗躍する情報戦とかはあるのかな~とか思う。何もかもがコロナ対策に向かってるから、なんか陰謀進めるなら今、とか。まあでも正直、ここまで世界規模国家規模の混乱の中だと、陰謀もなにもやってる暇はないだろうなと思うけど。

 

 この後なのか、オンライン出版で読んだ、ヨハン暗殺の話とか。まー。エディに愛されてるよねえ葉山くん。かわいい。

 

 今、政治のなんだかんだを見るにつけ、この涌井みたいな、ピュアに国のためにとかいう人物って、あまりにもあまりにもフィクションに見える。ほんとはこのタイプの真面目な理想家みたいな議員がいるんだろうか。いないか。そういう人は当選しないか。ほんとにさー。政治家、頼むから建前としてだけでも、理想を掲げて、そのために働いている、ふりでもいいからしてくれ……。

 

 

 五條さんの作品がどんどん読めなく、買えなく、なってるとかなんか、私にはよくわからないけれども、なんかいろいろあるっぽい。単なる消費者で、ずーーーーっと前から大好きでファンであっても、本屋で本を買うしかしてないただの読者である私にはわからないことばかり。作家続けて本を出してくれたらいいのになあと思うけど、それは勝手な願いなので叶わないんだろう。今持ってる本を大事にするしかないかー。作家が書いてくれなきゃなかったものだけれども、本を手にして、読む、その作品は私が得たもの。読んだ感動は私のもの。愛してるよ。ありがとう。

 

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映画「スケアクロウ」、「ゴッドファーザー」、この頃の事など


 こちらの日記書くの、一か月ほどあいてしまいましたね。前のは短歌入門書三冊読んだよーか。
 これはまあちょっと、結社誌に文章書いてもいいよーとページもらったので、参考に読んだのでした。四月いっぱい、なんか、無理、無理無理と思いながら一応書いたのでした。
 コロナ禍の中、緊急事態宣言ってゆーなか、正直短歌の事とか考えられないよー。無理~。って思いながらもせっかくのことなので、文章を、考えて、書いたけど。けどなー。出したけど、あー。もー。やっぱ無理だったダメだったという気しかしない。ごめんなさい。

 と、そんなこんなの中でも、基本的に相変わらずずっと家にいるので、基本的にぼんやりとして。テレビで映画を見たりもして。書かねばと思っていたので小説とか読む気力がなくて読んでない。図書館も完全に閉まってしまったし。
 で。
 午後ローとかも見たけど、BSプレミアムをよく見てまして。で、私、ようやくアル・パチーノがステキ、ということに目覚めたかもしれない。

 まず、「スケアクロウ」(1973年)を見ました。主演、ジーン・ハックマンとアル・パチーノ。

 アメリカの田舎道で、ヒッチハイクをしようとしている男ふたり。ちょっと神経質で刑務所出たばかりなマックス(ジーン・ハックマン)と、なんか愛嬌あってふわっとした感じのライオネル、ライオンくん(アル・パチーノ)。なりゆきで一緒に旅するようになった男二人が、よし一緒に仕事始めようぜ、ってノリで意気投合。ロードムービーで、うまくいかない不完全な二人の絆が生まれ、という作品。途中、喧嘩して一緒に刑務所入って、ライオンくんは男に襲われかけて、また喧嘩して、みたいなシーンがあって、きゅんとしたー! うわ。JUNEじゃーん。

 アル・パチーノって、マフィアな渋いおっさん、というぼんやりしたイメージしかなかったので、この映画の時、30代前半か、ヤングなアル・パチーノがあまりにもかわいこちゃんで参りました。お目目がおっきくて、ピュアな男子でめっちゃ可愛かった。なるほど~マックスが守りたくなっちゃうわけだー。

 マックスがライオンを気に入ったのは、マッチの最後の一本をくれて、笑わせてくれたから、っていうのね。ちょっと偏屈なマックスに、無邪気に親しみみせてよってきてくれるライオンくんは、かけがえのない相棒なんだよー。
 ライオンくんは、別れた妻と、生まれたらしいけど会ったことない子どもに会いに行こうとしている。ついに、って時に、妻に電話するんだけど、妻は怒ってて、子どもはもう死んだ、って嘘をつくの。もう別の生活を始めているから。けど、ライオンくんはショックで。傷つき錯乱して。マックスがおろおろして、一緒に洗車屋さんやるんだろ、って必死になってるのがすごくよかった。偶然道行を共にした相手。けど、かけがえのない相手。そんな二人がすごく愛しくて、このダメな男たちよ、って、大好きになった。

 アル・パチーノがかわいこちゃんすぎる……。と、ときめいて、BSプレミアムのその後の予定にある「ゴッドファーザー」を見ようと決意。ちゃんとパート2、3とやるみたいで、行き届いてる。このかわいこちゃんがマフィアに育っていってしまうの? ヤバイ。なーんて思ってね。
 ゴッドファーザー、あまりにも有名だけど、これまでちゃんと全部まともに見たことがなかった。テレビでやってたりした気はするし、たぶんちょっとはみた事あると思うけど、なんか、重苦しい、長い、眠くなる、という印象。私がまだこの映画を見るだけの器じゃなかったのね。


 「ゴッドファーザー」(1972年)

 マーロン・ブランドがゴッドファーザーだ。華やかな結婚パーティの裏で、ボスに頼み事しにくる人々の列。娘の復讐を頼むおっさん。その話を聞いてるドン・コルレオーネ。何かよく見るポスター的な場だなと思ってると、そのボスのお膝には猫がいて! 可愛い~。こんなかわいい感じだったとは、と、いきなりびっくりした。
 昔ながらに義理堅く、いいおじさんなんだなあ。ドン・コルレオーネ。
 そして息子たち。三男がマイケル。アル・パチーノだ~。戦争帰りで、手柄を立てたらしく、英雄扱いみたい。マフィア稼業とは縁遠く、まっとうな世界に生きてるかわいこちゃん。恋人もいる。
 けれど、なんだかんだで父や兄の犠牲を経て、マイケルは殺人にも手を染める。殺人というか、やられる前にやる、みたいな。イタリアに身を隠してる時に、そこで出会ったアポロニアって娘とぽーっとなって結婚しちゃうけど、裏切り者に狙われて、車に仕掛けられた爆弾でアポロニアは死亡。マイケルの目の前で。
 やがてアメリカに戻ったマイケルは、元の恋人ケイと結婚、子どもも生まれて。父のあとを継ぎ、敵を抹殺していく。

 「ゴッドファーザー」の方が「スケアクロウ」より先だったんだな。マイケルが、最初は好青年って感じに登場して、けれどどんどんマフィアの世界に踏み込んでいってしまう、いかざるをえなくなってしまう。その変化が素晴らしかった。かわいこちゃんだな~って所から、どんどんと、影を帯び、着るスーツも変化してとてつもなく色気が増していく。
 マフィアだとかのおっさん、じーさん、護衛の若いのも、みんなスーツでさ~~~。眼福! 男の色気を満喫~~。素敵~~~。
 確かに重厚で長くて大変なんだけど、ようやく今になって、めっちゃ面白い! と、この映画を楽しめました。かっこよかった。めちゃめちゃかっこよかった。


「ゴッドファーザー パート2」(1974年)

 マイケルはすっかりドン・コルレオーネとして君臨している。けれど家族の悩みはつきない。あと、マイケルの父、ビトーの物語も描かれる。最初の映画でマーロン・ブランドが演じてたドン。子どもの頃、父と母を地元のマフィアに殺されて、アメリカに逃れてきたのね。入国の時、名前を出身地のコルレオーネと間違えられて、ビトー・コルレオーネっていう名前になったらしい。やがて、育って、地味に働いていたけど、そこで大きな顔してるマフィアに虐げられて、やり返して。わりとみんなに慕われるマフィアになるのね。
 その若きビトーを演じてるのがロバート・デ・ニーロ。まだ無名の新人ってことだったらしい。けどすっごくかっこいい~!ほっそりスタイルもいい~。わ~。こんなヤングだったのかあとしみじみ眺めました。
 最初、というか多分初めての殺人した後、赤ん坊だったマイケルを最初に抱くのよ。人殺しになった手で最初に触れたのが、マイケルなんだなあ。マイケル……。可愛い三男でまっとうな世界に生きるはずだったマイケルの、運命、みたいな暗示かなあ。ビトー、素朴なようで、けれどしたたかで頭がいい。優しくて親切、だけど、邪魔ものは消す。すごい。

 マイケルたちの家が襲撃にあって、妻はびびる。まーそりゃびびりますよね~。で、夫婦仲は悪くなる。パパの時代とは違うんだよね。ビトーがマフィアとしてのし上がっていっても、ママは見ないふりで家族第一に添い遂げた。けどケイは普通のアメリカ市民育ちなんだよね。マフィアの世界に馴染めない。子どもたちを連れて出ていく、とか、もう、辛い~。
 私としてはマイケルに肩入れしてみちゃうけど、ケイの苦悩もわかるもの。流産しちゃったけど、それは、マイケルの子をもう産みだしたくない、と、ケイが選んだことだったの。辛い。
 激怒するマイケル。結局、ケイを追い出してしまった。父と息子……。時代が入れ替わりつつ描かれて、マイケルとビトーの人生の対比って感じかなあ。面白かった。かっこよかった~~~デ・ニーロもアル・パチーノも。
 時間が随分長くて、200分か? ずっしり~。だけど断片的。けど繋がりも奥行きも十分感じられる。切り取り方がいいのかなあ。すごい。


「ゴッドファーザー パート3」(1990年)

 前作から16年後に製作か。マイケルはすっかり大御所になっていて。子どもたちはケイの所へやってたらしい。前のあとにまたどんないきさつあったのだかわかんないけど、子どもの教育、合法な世界に生きようとしてるんだな。教会から叙勲されたりして。
 コルレオーネ財団というのを作っていて、寄付だとかなんか、善行をつんでるらしい。
 息子くんは大学をやめて声楽家になるってゆーし。娘メアリーはパパ大好き~で表の良いお仕事のお手伝いとかしてる感じ。
 そしてマイケルの兄、ソニーの子であるビンセント、が、メアリーとつきあっちゃう~。初めはチンピラっぽかったビンセント。だんだん服装とか変わって、あ~色気滴る~ってなっていって素敵だったよアンディ・ガルシア。かっこいい~。

 それに、ヴァチカンが。なんか。金融? 銀行? マフィア以上に汚いじゃないかーって感じでしたわ。なんかもとになる事件があるらしい。けど。大変だ。
 てゆーかマフィア、マジでゴッドファーザー的な世界なのかなあ。わかんないけど。
 いろいろあって、メアリーがマイケルの巻き添えで犠牲になってしまった。マイケルはまた家族を失ってしまった。
 そして、年老いたマイケルは庭で亡くなった。
 これは、前の二作をたどるようなシーンがいっぱいあった気がする。父と息子。父を超えたようでいて、父のようになれなかった息子、かなあ。富や裏の権力を得ていても、幸せな家族は手に出来なかった。マイケルの人生、半生に付き合いきったって思う。マイケル、アル・パチーノ、素敵だったよ……。

 こんな時だから見ることができたかなあ。マフィアの世界というか、なんかこう、この、重厚長大な物語をくみ取れるようになったのかワタシ。絵面がめちゃめちゃ良い、とか、渋いおっさんたちの集まりを楽しめるようになったというか。面白かった。見てよかった。やっぱ作品と出会うのもタイミングだよなあ。名作は名作であった。

 けど新作映画を映画館へ見に行きたいよー。映画館、行きたい。公開延期になってる新作、見たい。見たいよーー。



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