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映画 「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(二回目)

*ネタバレです。

 

 

映画 「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(二回目)

 

 

 昨日に続いて今日は3D字幕、IMAXで見てきました。

 

 昨日思いつくままざくざく書いたので今日はもう、んー。

 あ、3Dで見ると、やっぱり宇宙でのシーンの深まりがすごくていい。けどまあ、どうしても3Dでなくては!というほどではないかな。けど、やっぱりIMAXで見るのはいい。

 また思いつくままに感想メモメモ。

 

 この3部作はレイとカイロ・レンの物語。新シリーズが始まるにあたって、今度の主役は女の子、みたいなのがあって。相棒はストームトルーパーからの脱走兵、フィン。という始まりだったけれども、このEp9を見るとレイとレンの物語だなあと思う。もちろん、フィンも主役級だけど。

 

 レイは、何者でもない子が、強いフォースを持っていて、ジェダイを継ぐことになるのか? という挑戦かと思ってたら。今作で、パルパティーンの血を継ぐものなのだ~孫だと~~~マジか。ということが明かされて、まあ、それはまあいっか。。。パルパティーン、いつ子作りやらなんやらしたわけ。。。アナキンみたいになんか精霊の受胎みたいなことができるのかなあ。まあなあ。まー、わかんないけど。それで、レイが唯一の孫、みたいな感じ、パルパティーン長寿とかっぽいのに、子孫残すのがタイヘンなのかなー。わかんないけど。

 まあ、ともあれ。レイもとんでもない宿命追わされてたわけね。

 ってことで、なんとなく最初に精神が触れ合った時から運命感じちゃうカイロ・レンくん可愛いな。魂の双子ちゃん、可愛いな。

 

 私がアダム・ドライバーを知ったのはこの三部作の時が最初だったと思う。マスクの下の顔を見た時には、なんかインパクトあると思ったんじゃないかなあ。すごいハンサムなわけでなく。でっかくでぼーっとした感じがあって、でくのぼーみたいな気がして、気になったのではないか。

 その後、アダム・ドライバーの出ている映画をいくつか見てきてる。どっちかというとミニシアター系というか、地味な感じで、なんかヘンな感じで、押しが強いわけじゃないのに存在感ある。見るたびになんか好きだなあって思って。特に「パターソン」が好きで、この人こんな人なんじゃないの。って、思った。

 カイロ・レンという、スター・ウォーズという、これ以上ない超娯楽大作で知った俳優さんなのに、最初に知ったカイロ・レンが一番アダム・ドライバーが演じてる中で違和感ある気がする。

 だけど、なんだかすごいのは、一番違和感が、と思いつつも、カイロ・レンをやってるアダム・ドライバーは、体は大きくなってるし強いけれども、親、ハン。・ソロやレイアの前ではまるっきり子どもで息子の顔で、しかも反抗期かつ、反抗期な自分を持て余しちゃって時に幼くなっちゃう息子の顔見せてめちゃめちゃ可愛いんだよね。

 

 すぐキレるヤバイ最高指導者となっている今作でも、やっぱりカイロ・レンは可愛い息子だった。ベン・ソロに戻れる、と、信じられるんだよねえ。アダム・ドライバーがやっぱりすごいのか。うまいのか。「息子」であることを素晴らしく演じて見せてくれた。

 スター・ウォーズは父と息子の物語。カイロ・レン、ベン・ソロは、ハン・ソロと、ルークと、ベイダー卿の影と、三人の父の息子って立場だった。タイヘンだよ。タイヘンなキャラクターだったねえ。

 そして、レイアという母の息子であるキャラクターだった。「母」という存在が強くあるのはこのシリーズならではなかなあ。つくづく、カイロ・レン、ベン・ソロくんは、たいへんな育成環境でしたね、と、思う。ベンが自分を取り戻せてよかった。時間も回り道もかかりすぎたけどね;;

 

 レイがパルパティーンの下へいったピンチにかけつけるベン・ソロは一人の男の子でヒーローだった。これまで銀河を支配するぞー、と虐殺繰り返してきた彼が、たった一人、レイを救いに走ったの。たった一人、運命の相手、魂の双子、愛するレイだけを、助けることができて、その喜びに笑って、死ぬことができた。ハッピーエンドだな;;

 

 パルパティーンの所行く前に、レン騎士団の面々と対決したシーン、かっこよかった~好き! 最初は武器もなくてボコられそうになって、けれどレイと心通じて、ライトセイバーを手にすることができて。あの物理が移動する感じってどういう理屈だよ、と、何度か描かれてても不思議だけど、まあ、まあそういうものなんですか、って思うしかないか。

 レン騎士団のみんなが、あ、ヤバイ、と一瞬ひるんだ所、ベンはちょっと両手広げて肩をすくめるというか、well、とか言いそうな感じの、さてっていう一瞬のゆるさからの反撃―!かっこよかった! 好き! レン騎士団ってみんなに恐れられてて強そうなのに、やっぱカイロ・レンが最強なんですねって。でもレン騎士団のみなさん、真っ黒なりにそれぞれ個性的なスタイルもってたから、彼らの話や活躍、まあ活躍ったら虐殺だからよくないけど、けど、なんかそういうのも見たかった気がする。これは、ディズニーが番外編とか作る余地なんだろうか。こわいわ。

 

 カイロ・レンくんはさあ、でも、ファースト・オーダーで、友達作ればよかったのに。ハックス将軍とか;;

 と、私はハックスくんが好きだったので、今作であまりにあんまりなサクッといじられたあげくに軽く殺されちゃったのが本当にひどいと思う;; ハックスくん可哀相~~~。というか、ハックスくんが権力握りたかったファースト・オーダーそのものが噛ませ犬って感じなんだなー。パルパティーン酷いじゃん;; ハックスくん、ほんっとどうでもいいキャラ扱いだったのかな;; 前はあんなに主要キャラ扱いだったのでは。私の思い込みすぎ?

 レンくんがハックスくんとそれなりにライバルとか、張り合いつつも共闘、みたいな、友達になれていれば、いいのに;; まー、レンくんからしたらハックスくんなんてずっと眼中にない感じだったけどー。ハックスくんは頑張って成り上がろうとしてたじゃないか~。可哀相だ;;

 せっかく、実はスパイだ!とか設定つけてきたのに。けど、スパイになった動機が、カイロレンが負けるところを見たい、ってゆー。お前ら反乱軍の勝利などどうでもいい、みたいに言ってたからなー。駄目キャラ扱いなのかなー。残念だよ……。製作者に愛されないキャラだったのか;; 私は大好きだよーー。

 

 ポーが弱気になってた時、ランドにどうやって帝国を滅ぼしたのですか、と聞いたら、絆があった、って答えてて。反乱軍側にはフィン、ポー、レイ、BB8たちとも、仲間! 一緒に! っていうのがたっぷり描かれて。だからこそのあの終盤、仲間がきてくれた! というダンケルク的シーンになっていく。

 ファースト・オーダーで、仲良しになってる人たちっていないものね……。下っ端トルーパーたちはともかく、幹部とかみんな追い落としとか自分の生き残りとかに必死で。レンくんがハックスくんと友達になるなんて、所詮無理な願いかー。ツラい……;;

 

 トルーパーたちね。フィン以外にも脱走兵がいたんだ! って、今回友達が増えてた。それは、そうよかったねと思うんだけど。

 ちょっとひっかかるのは、多分最初の頃って、宇宙でドンパチやる敵に、インディアンみたいなのとか、まあナチス的なの重ねてはいるだろうけど、その、なぎ倒すぶち殺す敵が人間的すぎるとツライみたいなことで、無機質なトルーパーの姿を考案したんじゃなかったっけ。なんとなくなんかで読んだか聞いたかわかんないけど、私はそう思っていたのだけれども、このシリーズでは、トルーパーたちは強制的に連行された子供たちだとか、洗脳されてる兵士、みたいなことが語られて。うーむ、なんとなく、バッタバッタと侵入した先で敵だからって殺されていくのを見るのがちょっと、ツラくなっちゃうじゃん、と、思った。クローンロボの時のがよかったな……。トルーパーたち、ホントはそれぞれ人間、人間というかまあ、そういう、悲しい背景もってる個々であるって思うと、んー。まあ、思わないようにするしかないか。

 

 けれど、そういう、元トルーパーだったとか、出自を知らないの、みたいな子にも、「じゃあこれから見つけよう」という、自分の未来は自分で決めればいいさ、という優しさは、いいよねと思う。

 ポーも、かつて悪でしたってのが明かされたり。スパイス運び屋がどのくらい悪なのかよくわかんないけど。ドラッグディーラーみたいな感じなのかなあ。けど、それでもレジスタンスに加わる、という決意してエースパイロットになった、とか。

 過去ではなく未来を。特別な何者でもなくても、戦える、希望を、未来を、という物語、いいよね。

 何者でもない、それでも立ち上がって戦う人々の物語、の、「ローグ・ワン」が私はめちゃめちゃ好きではまったわけですが、その系譜が、この新シリーズにもあって、最初はレイのこと? って思ってたけど、フィンとか、こういう方面でちゃんと描かれたのはよかったな。

 

 ポーが、キジーミでかつてわけありだったっぽい女に、結局助けてもらったな!とか、最後の戦いのあと、戻った所で、言葉は交わさないけど、こっちこいよ、また、どう? 的な誘いして、嫌~ってかわされて、ですよね、って感じに見かわしてるの、すごくよかった。さすがオスカー・アイザックって感じか。いいな~ポー・ダメロン。可愛かった。

 

 最後にレイがスカイウォーカーを名乗ったのも、自分で決めるっていう感じがとてもよかったし。

 しかしあのルークとレイアのライトセーバー埋めたの、今度また、30年後だかまあわからないけど、未来に新作作る時に、あれを偶然見つける誰か、から始まるんじゃないかなあと思わせるよねえ。こわいわ。

 でもこうして、一つ物語を終わらせて。そしてまた未来にひらく、のは気持ちよかった。王道で、王道はやっぱり気持ちいいんだなあ。物語の構造は王道でもいい。むしろその方が力強い。だから、味付けをねー、古今東西あれこれ試行錯誤なんだよなあ。

 私個人としては、気持ちよくいっぱい泣いたし。カイロレンベンソロ好きになれたし。ハックスの扱いにはひどくて泣いたけど。サービスいっぱいだな~と思って満足した。新シリーズとしては、まーなー、ん~これが成功なのかどうか、な~う~~ん、と、思うけど。けど、スター・ウォーズというこのお祭り騒ぎにのったのは、楽しかったです。

 

 

 

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