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映画 「アベンジャーズ エンドゲーム」(3回目)

*ネタバレしています。


映画 「アベンジャーズ エンドゲーム」

 5日に、3回目見に行った。3D字幕、IMAXで。

 もう展開はわかっている。だから余計に、最初っから胸いっぱい。三度目だけどもまたまだだらだらと感想書いちゃう。
いつものマーベルロゴが出る中に映るのは、インフィニティ・フォーで生き残った方のヒーローたちの姿ばかり。ほんっとうに最初っから、ぐっとくるように見せてくる~。

 そして静かな、平和な、クリントの家族との時間。初回見に行った時には、娘ちゃんが消えた所であの塵になってふわりと消えた、塵がよく見えなくて、何が?? とクリントと同じく思っちゃったけど、けど、あの塵が舞ってるのがわかって、そして、クリントにとってのあの瞬間なわけだ、と、思う。ワカンダでの死闘のころ、クリントは遠くにいて、世界のあちこちではこんな風に日常があって。そして何が起きたかもわからず突然大事な人が消えてしまうという事態だったんだな……。

 宇宙に浮かぶトニーたちの船。トニーはネビュラとなんか、手作りの折り紙かなんかの三角のコマ?を、はじいて手で作ったゴールの枠に入れる、っていうゲームをしてる。トニーがルール作って教えながらって感じだったのかなあ。ネビュラはコマをがっと手でつかんじゃったりして、そういうのはダメって教わりながら、ゲームして。ネビュラ、ちゃんとルールに従ってお互いピシピシ弾きあって、ゲームに勝つ。「楽しい?」ってトニーに聞かれて、「楽しい」と答える。「フェアゲームだ」ってトニーと握手。も~~~さ~~~。あのネビュラがさ~~~ちゃんとゲームのルールを守って勝って楽しいって。すごい。トニーがちゃんと大人だなあって思うし、ネビュラが本当に変わってきたんだなってすごく、思う。

 後に、過去の自分に、「変われる」って説得しようとしたり、過去の自分を殺す、までできるのは、すごいことで。こんな風に「フェアゲーム」を学んだり、そうしてフェアな中で戦って、楽しい、って感じたりできるようになったからで。
 ゲーム。フェアなゲームは楽しい。でも、これまでの自分、サノスのしてきたことは、フェアじゃなくて、酷い、ということが本当にわかって。そんな風に心を取り戻しているんだなあと思う。ゲーム。フェアじゃないゲームは取り消してやり直して終わらせる、ゲーム。
 ネビュラ、ラストのクイルたちの船にのって、ソーとどっちが船長かって争いを、フェアゲームで決めろ、とかいってて。フェアゲーム、っていうのをしっかり心に刻んで気に入ったんだなーって、うれしい。

 キャプテンマーベルに地球へ連れて帰ってもらってきて。出迎えるキャプテンたち。そしてポッツ。ポッツがみんなより先に外に出てきてるの、あれしょっちゅう外を気にして空を見上げて待っていたんだなあ。
 そして、トニーはキャプテンにキッズを失った、って真っ先に言う。やっぱそれが一番辛いことだった。ポッツがいて本当によかった;;
 
 で、さー。ひとまずの応急手当はしてるんだろうけど、点滴つけたトニーに、何か情報はないか、とか聞いちゃうキャップたち。トニー、キレる。キャップたちも焦ってるんだけど、やっぱみんなひどいじゃない。宇宙をさまよったトニーの心のケアを、もっと考えてよー;;
 でもこの時、トニーがちゃんとキレてキャップに文句言うの最高好き。らいあー、嘘つきって低く絞り出すように言う、あの言い方最高っ大好きっあああああ~~トニー、かっこいいすごい大好き。トニーが文句言ったり喧嘩したりする相手ってキャップだけなんだよな。
 やはりこの二人が。このMCUのトップ、作り上げてきたわけで。トニーが大人になって、子どもを守ったり仲間のリーダーとして頼られたりアイアンマン像がますます大きなヒーローになる中で、キレる相手がいてよかったよトニー。
 しかし倒れちゃうトニー。ほんとにみんな、トニーのこと大事にしたげてよ;;トニーの孤独を思う。
 だから、ほんと、五年後、トニーが普通に穏やかな家庭で、愛する娘を授かっててほんっとよかった。すごくよかった。それでもそれは喪失と敗北の苦しみを押し殺した中での、暮らし。穏やかに、だたこの小さな家庭、家族を守る。それはそれで全然、いい。すごくいい。何も悪くない。そういう風に前に向かって進む、ので、全然いい。トニーはただの優しいお父さんで夫でいていい。それなのに、キャップたちは、真っ先にトニーのところへ来る。
 
 もちろん、量子世界を通ってタイム泥棒したいけどなんかそのための装置開発して、ってなったらトニー・スタークのところへ行くよね。誰よりも天才。なんでも作れちゃうぞって感じ。だけど、だからって、トニー君は大事な人が無事でよかったけど、失ったままの人が大勢いる、ってそんな言い方ないでしょーーっ。トニーだって目の前で大事な人失ってるじゃんピーター坊やをその手の中でさーっ。ほかにも目の前でともに戦った仲間が消えてったの見てきてるんだ。ポッツがいて本当によかったけど、喪失に苦しんでないわけないのに。君の大事な家族、娘がいるってわかってるのに、その言い草はなんだっ。こらスコット。キャップもーっ。
 でも、トニーのところへ来るのは当然、ってトニーだってわかってる。キャップたちが可能性があるならっていうのも当然ってわかってる。ポッツだってわかってる。みんなわかってる。わかってる。トニーはただの男だけど、アイアンマンだから。

 うっかりマシン開発に成功しちゃうトニー。断ってキャップたちを追い返したのに、研究シュミレーション重ねてしまうんだなあ。世界を救いたいに決まってる。ピーターをとり戻したいに決まってる。成功するのは難しい、はずなのに、トニーは天才~というわけで、シュミレーション成功してしまう。
 娘ちゃんに3000回愛してるって言われて、おやすみするのは本当に素敵なシーンで。その言葉をしみじみかみしめるトニーはまったくもってただの父親でしかない。でも、世界を救える男なんだよなーっ。最高にかっこいいけど最高に切ない。

 そのセリフ、実はロバート・ダウニー・jrがホントに子どもから言われたことある言葉だそうで、それを採用したんだってー。最高かな。ダウニーもさあ、その子供に言われた言葉しみじみかみしめて大事に思ってて、それでこういう時に印象的だったことって感じで話して、ってことだったんだろう、たぶん。すごいね。

 で、もう一人の天才博士であるところのバナー博士ハルクは、ハルクなりに努力を重ねてバナーの人格とハルクのパワーを融合させることに成功してる。ちびっこたちにヒーロー認識されて人気あるから、小さな町のヒーロー的な感じで活躍したりしてたのかなあ。まあ、あれ以前から目立つに人気キャラだったんだろうけど。
 タイムマシン開発に取り組んで、微妙~な装置開発する。スコットが年寄りになったり赤ちゃんになっちゃりしちゃって。時を超えるんじゃなくてスコット自身の中の時が変化する感じ? まあよくわかんないけどそれじゃダメだー。

 ということろでトニーが本部に戻ってくる。アウディぶっとばして。キャプテンに仲直りしたい、ピース、って軽い感じに言うのが、彼らなりの照れくささとか、あんまり言わなくても通じ合うというかで、これもまたすごい好き。対等に喧嘩するのもさらりと仲直りするのも。そしてキャプテンに盾を返す。きみのものだ、と。娘がソリ遊びに使っても困るし、って。可愛いんだよな~~~~~。
 そして、目標確認。サノスによって失われた命を取り戻す。この五年、今の生活は何も変えないどんなことをしてでも。生きて帰る。でも、何を犠牲にしてでも、勝つ、という感じ、今度はみんなが暗に自分の命をかける、という決意をしてるんだよね。

 あ、今(5日)テレビでアベンジャーズのエイジ・オブ・ウルトロンやってるわ。これはほんっとエンドゲームへの伏線がいっぱいだったんだなあ。今見るとすごい、ああ~~~ってなるねえ。嗚呼。。。

 で。えーと。過去に戻ってストーンをとってくるぞ、と、それぞれの過去の戦いのある地点に戻ることになって。キャップとトニーと、アントマンとブルースがNYに行くんだよね。この過去に戻るぞってシーンは、過去の時点ではドシリアスなただなかだったりするのに、今裏側見るとちょっとふふって感じの、ユーモア、ほっと一笑い、みたいなシーンになってて楽しい。でもぎゅっとシリアスにもなるわけで。緩急のバランスな~。

 ミスっちゃってさらに過去へ、となる、キャップとトニーとのシーン。信用するか、とトニーが聞いて、キャプテンがもちろん、と答える。うう。冒頭でもう信用もない!みたいにキレてたトニーが、キャップはまだ俺を信じるか?って聞くの、もえる。
 で、1970年で、トニーは父に会って;; トニーの人生の許し、なんだろうなあ。ほんとエンドゲームは、トニーの人生の幕引き、というのがたっぷり描かれていた。
 寂しい。
 そりゃまあダウニーが永遠にアイアンマンを演じ続けることはできないわけで、おりる時はくるし、そのことも含めてこのシリーズの構想が積み上げられてきて、こんなに見事にたたまれるとは。一体どこからこの10年って構想されてきたんだろう。10年、って思ってたとしても、その思惑通りに進められるでもないだろうに。ほんと、すごいよなあ。

 無事ストーンを集めて、新たな指パッチンできた! 成功! と思ってからの、サノスがきて大決戦になるのー、よろこびの余韻味わう間がほとんどない容赦なさが、ほんっと。くっそこのサノスめ~~~。酷い。

 ビッグ3とかいう、キャプテンアメリカ、ソー、アイアンマンの三人でまず戦い始めるの、シルエットとかさいっこうにかっこいい!しびれる~!泣く~っ。
 キャプテンがハンマー使ってのバトルになった時からはもう全然涙止まらず。あまりのかっこよさに;; ヒーローものですごいのって、かっこよすぎて涙がってなる凄さだよ。かっこいいよおお~~;;
 戦って、またボロボロになって、それでもキャプテンは立ち上がり続ける。膨大なサノスの軍を前にしても、盾が半分壊されて一人でも、立ち上がる。半分になった盾のベルトをぐっと締めて腕につけて。
 そしたら~~~ストレンジのくるくるサークルが開いて、味方がきて;;
 何度聞いても、あのキャプテンの「アベンジャーズ、アッセンブル」は、うおおおおおおおおお~~~~~!!!!!ってなるよねーーーっ!!!!! アッセンブル、って、叫ぶんじゃなくて、むしろ低く静かに、けど最高に力強く言うんだよーーー。泣くわ。

 トニーのところへスパイダーマンがきて、うっわねえねえ!って感じで一生懸命しゃべるのほんと可愛い。それを見つめるトニーの表情たまらん。で、トニーからハグするの。
 ほーるどおん、って小さく言ってたの聞こえた、と、思う。ピーターと最初に会った頃、車から降りるときハグだ!?ってピーターが喜んだら、ドア開けてあげただけだよーってことがあったので、この、しっかりハグはまたもう、すっごい、よかった。ピーターの方は消えてた間の記憶も意識もないようで、なんかわかんないけど、タイヘンだ。なんかわかんないけどトニーさんがハグしてくれた。って感じと、トニーのほうの重みとの差、ね。
 五年。
 悲しみ、喪失、敗北の五年。それでも前に進む。それでも幸せもある。それでも。
 だから、自分の命かけてでも、という決戦になる。ほんと、あれから五年にしたことを、思えば思うほど深く重く凄い話だと思う。

 トニーがストレンジ先生とアイコンタクトして、自分の命をかける、という時、本当に覚悟をきめる間があって、どばどば泣いてしまう。恐怖も未練もたっぷりあるに決まってる。だけど。トニーは本当に、ヒーローになって散った。アイアンマンだ。
 スーツをきててもトニーってただの人間だもの。衝撃に耐えられるわけはなかった。三度目だというのに、やっぱり、あの時、でもでも危篤になったけど回復したってことにならないか? って思っちゃう。

 トニー・スタークは、最初は会社の利益を気にする程度の天才エンジニアで社長、というキャラクターだった。でも武器商人として得る富が間違いだ、となると、やめる、むしろ自分が正しいことをなすために、という風に方向転換するキャラだった。トニーの変化。トニーの負うようになった責任。それってさー、一般人で普通に人間である身に負うには過酷すぎる。
 ナターシャやクリントも普通の人間、めっちゃ訓練積んで超人的に強いしタフだけど、けどまあ人間なところで、すごいんだけど。トニーはアベンジャーズの中でも普通の人間枠としてのヒーローというナターシャやクリントよりもっと期待と責任を負いすぎてるのでは;;とツライ。トニーにはできることが多いから。誰よりも天才で金持ちで、なんだか楽々とあれこれ成し遂げているように見える、見せているから。
 
 最後のビデオメッセージで、タイムトラベルに挑む前夜、ね。やっぱり怖いし、不安だしけどやるしかないし、というのが。トニーだなあって思う。それでもやって、成し遂げるのも、トニーだなあ。希望を託したメッセージあることが救いだった。トニーが望んだとおり、平和な時がきて、再生されるメッセージ。
 10年前、宇宙人がいるってきいても、驚かないけど、これほどとは、って言ってたメッセージ。もう地球は地球だけじゃない、宇宙規模に、家族だ、という話。これほどとは、ってね。トニーが負うことになる責任が、これほどとは。これほど、世界を救うヒーローになるとは。ほんっとかっこいいよスタークさん;;

 改めて、キャプテンが、長い眠りを経て孤高のヒーロー、キャプテンアメリカであり続けた日々って、サノス以後の五年、みたいな感じを一人ずっと生きてきたのかなと思うと、辛い。大事な人はいなくなってて、ただ一人思ってもみなかった別世界に生きている意味とは、ということを思い続けていたのかなあと。バッキーに執着しちゃうなーと思ったし、大事な人がいた時に戻れるならば、と、キャプテンじゃない、自分として生きる、生きられる、となったのも、そうかーと思う。エンドゲーム見てやっとシビル・ウォーで、バッキーを見捨てられないってなってるキャプテンがわかった気がするよ……。それでもトニーに対して酷いよ~;;って思うけど~~;;

 最後のタイムトラベルに行く前、キャプテンはまたここで会おう、っていって消えたので、この日この場所へと、帰ってきたんだなあ。自分の人生を生きて。キャプテンだって、兵士で国のために尽くしたい、ってのはあったにせよ、それでも一人のただの人間であるのはみんなと同じ。

 ヒーローたちも成長する。変わる。世界は変わる。過去の自分は変わらないけど、変えることができるのは今の、未来の自分。
 トニー・スタークは戻らない。ナターシャも。ヒーローにも死はある。魔法がある世界でも変えられないことはある。
 そのことを受け止め、みんなまた、前に進む。ピーター・パーカーくんが心配だよ。一番子供だし。ファーフロムホーム、どんなふうに始まるのか、あの後の世界ってことのようなので、どう、なるのか。ちょっと長いトレイラーが6日に解禁になるらしい、ね? 早く見たい。夏が待ち遠しい~。

 そしてエンドロールで、最後にメインのアベンジャーズたちの、姿。キャストサイン。本当に本当に、こんなにヒーローたちを生きて、演じてくれてありがとう。かっこいいよ。サインが現れるのを見ながら涙涙。最後にロバート・ダウニー・jrで、ほんっと、好き。かっこいい。素敵。かっこいい;;

 永遠に何回でも同じことぐだぐだ言いながらこれまでのシリーズ見直したりしたいかもなあ。シリーズ22作、か、23作? まとめたブルーレイボックス出してくれたら今の私ならぽちってしまうかもしれない。どうなの。シリーズ見直したらあれこれ思うことが倍増で、感動感慨がすごいことになりそう。はー。すごいな。かっこいいって素晴らしいな。大好きだー。

 

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