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映画 「レプリカズ」

*ネタバレしてます。

映画 「レプリカズ」


 バイオテクノロジーかなんかの研究所。死者の脳の記憶を取り出して、合成脳にインプリントする技術の実験を重ねているウィリアム。動物実験は成功したのに、人間はうまくいかない。
 クリスマスの近い週末、家族と車で出かけていると激しいスコールにあい、事故でウィリアム以外の家族、妻と三人の子どもたちが死んでしまった。ウィリアムは、家族の脳のデータを取り出し、クローンの体を作りインプリントして、家族を取り戻そうとする。

キアヌ・リーブス主演だ~。というわけで楽しみにしてた。今作では、超人的に凄腕の殺し屋とかではなく、普通のパパ。いや、まあ、普通じゃないけど。天才と紙一重の方に近いのかなあ。なんかすごい技術とかひらめきとか、まー、マッドサイエンティスト?? 
 人間を死から呼び戻す。脳のデータさえあれば、という思考は、医者である妻からは、大事なものが見えていなのでは、と、軽く口論になったりもする。
 なのに~。家族が死んじゃった! データとりだしてクローン作ってよみがえらせるぞ!って~~。クローン作るポッドが3つしかパクッてこれなかったから、誰か一人は犠牲に……。くじ引きで決めちゃう、とか~。一人犠牲にしちゃう娘のことは、よみがえらせる家族の記憶から消しておこう。とか。
 とにかく! いやいやいやいや、ちょっと、マジかー??? と、ついていけない強引さです。キアヌよ。本当にちゃんと脚本を読んでじっくり選んで出た作品なんですかそれは?

 でも映画のトーンとしてはシリアスで。家族を思って苦悩して泣いちゃったりするウィリアムはあくまで真剣。真面目。エドという同僚だか部下だか友達なんだかをぐいぐい巻き込んで、あれこれ便利に使って面倒事は押し付けまくり。エド、可哀相だよ(´―`)
 データ取り出したあとの家族の死体の始末とか丸投げよ。そんな~~~。ウィリアム、かなり、ダメじゃん……。
 再生できない娘の記憶を消しておこう、とかもさ、友達とかいろいろ、なんかもう、あっという間にボロが出ることばっかし。自分の思い付きに夢中になるけど、視野が狭すぎる。

 まあもちろん、一度に事故で家族を失って、っていうショック、パニック状況での強引さ、って、うーん、思う、思えるかなあ。うーん。でもまあ、そういうことにしないと話が始まりませんからね。おかしい。

 実は研究は医療のためじゃなく、優秀な兵士のクローンを作るのだ、みたいな、会社の裏の顔、陰謀みたいなのがあってー。というわけなんだけど、しかし、悪いおっさんよ、そのタイミングでバラして脅してってやる意味は一体。ウィリアムに何も知らせずさっさと実験勧めさせて、345番だっけか、アンドロイドにフィジカルなデータも入れさせて実験成功ってなるまで待つでしょー。馬鹿じゃねえの。。。

 ま。ほんとにまあ、雑にやってるな~~~。これは午後ロー案件(´―`)って、楽しかった。キアヌはかっこいいステキ可愛かったし。家族を前におろおろしちゃったり。妻大好き家族大好きだったり。娘ちゃんのぬいぐるみをぎゅっとしながら、考えてるってキレ気味になったりするの。可愛いぞ……。

 そして、最後の実験というか、解決というかは、合成脳、ボディに移すデータは自分のものにしてしまうウィリアム。俺が二人いれば家族と仕事と両方オッケーみたいな。そ、そんな~~。
 そんなこんなで、あくどい金儲けしていくらしい研究施設、会社にはアンドロイドのウィリアム。本物は家族と海辺で。そして、一度はあきらめかけた末娘ちゃんを、しっかりよみがえらせてました。
 クローンでいいのかウィリアムの家族たちよ……。まあいいか。ウィリアムは嬉しそうだし……。アンドロイドのウィリアムは悪に染まってってるっぽいし? 雑だな~~。
 酒飲みながらみんなで突っ込み実況しながら見たい映画かな。楽しい。キアヌはステキです。

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