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映画 「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」

*ネタバレしてます。


映画 「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」


 16世紀。スコットランドにメアリー・スチュアートが戻ってきた。18歳で未亡人となった彼女は、イングランドのエリザベス女王と従妹。二つの国をいずれ自分が治めるよう求めていた。

 20日(水)に見た。
なんだか英国ってエリザベスとかメアリーとかアンとか同じ名前の女王がたくさんいるような気がする……(´―`)というぼんやりした感じをもってしまう、はい私が英国の歴史を知らないからな。もうちょっと知っていればな、と、自分の知識がなくて残念な気持ち。
 あと宗教対立? プロテスタントとカトリック? 英国正教だかなんだか、なんか、わりと厳しい感じだったりするんじゃないっけ。うーん。と、なんとなーくうっすらとはるか彼方大昔世界史やった気がするなあと思ったりしつつ見ました。

 けどまあ、なんかイングランドとスコットランドがあってともに女王がいて対立があるんだなーというくらいでもいいかなと。目にゴージャスな衣装とか宮殿とか。と、いっても、なんていうかこう、ベルサイユのばらキラキラみたいなのではなくてスコットランドのほうは結構暗い、石重い、洞窟か? みたいな雰囲気があったり。イングランドのほうが多少は明るい。「女王陛下のお気に入り」よりもぐっと質素。お気に入りは18世紀らしい。やっぱ時代が違うと全然違うんだろうし、まあ、映画によってそりゃ違いますよね。

 血の正統性を言い合ったり、家臣たちがなんとなくうまいことなあなあでやっていこうとするのをバッサリ退けたり。女王ってお飾りじゃないなー。反乱とかあったら自分が先頭に立って軍を率いていっちゃうんだなあ。王族、たいへん。トップの座を守るってすさまじい。

 で、女王を陥落しようと、男を送り込むとか、まあ、そういうものかっていうのも、すごく、たいへん。王族の結婚、たいへんすぎる。
 エリザベスは、自分は男だ、という風に覚悟を決めていて。メアリーは世継ぎを生むことができればダメな夫なんかもういい、っていう感じ。
 ダメな夫、ジャック・ロウデンが演じてるダーンリー卿ねえ。実は同性愛、とか、なんだかなあっていうダメ夫だけど、ダメなハンサムで素敵すぎて、こんな権力争いにつっこんでいかなければよかったのにね、って思う。かっこよかったなあ。

 エリザベスにもお気に入り、ダドリー卿がいて、でも結婚はしない。メアリーのところへ送り込もうとしたり、なかなか複雑な大変さが面白かった。

 女王であるという孤独を、わかりあうことができるのはお互いだけなのに、女王であるから単純に仲良くなんてわけにはいかない。
 そんな二人をシアーシャ・ローナンとマーゴっと・ロビーが素晴らしく演技合戦見せてくれて、楽しかった。
 
 権力の座って、座ってしまったら誰も信じられないし安らぎの時はないものなのか。戦う女王の孤独の物語だった。


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