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映画 「ビリーブ 未来への大逆転」

*ネタバレしてます。

 

 

映画 「ビリーブ 未来への大逆転」

 

 

 27日(水)に見てきた。
 昨日は、はてなハイクの最終日で、ハイクにおはようからおやすみまでいつも入り浸っていたものだから寂しくて仕方ないんだけど。映画見てるうちに終了になるのかなあと思ってた。帰宅してまだ残っていたので、「ブラック・クランズマン」とこれ、二本見て、どっちもすごく面白かったよ!と消えてゆく最終日に3行コメントまで書き込めてよかった。午後ロー実況もちょっと参加したし。映画を一日に二本見ちゃう、というのも、ハイクでみんながいっぱいどんどん映画見てるなあというのに影響うけたところがあるわ。昔々は二本立て映画とかあったねえと思うけれども、その後あんまりそういうのなくなって。自分でも一日一本でもいっぱいいっぱいでしょうと思い込んでいた。一日二本三本見るよーというのを目にするようになって、あー、そっかーと思ったのだよねえ。

 

 と、まあそんなこんなで昨日は映画のみならずなんだかみっしりの一日だった。

 

 

 始まりは1956年。ハーバード法科大学院に入学したルース・ギンズバーグ。学生500名の中に女子学生は9名。何故ここに入学した? と問われる始末。
ギンズバーグはすでに結婚していた。夫は同じくハーバードの学生。まだ赤ん坊の娘がいある。ある日、夫マーティンは倒れる。癌との診断。初期とはいえ生存確率は5%と告げられた。ルースは夫を支え、夫のために授業にも出て、自分の勉強も夫の勉強もともにこなしていった。
成績はトップ。それでも、女性である彼女は、弁護士として雇われることがなかった。仕方なく大学教授に。学生たちに法の平等を教える。
ある時、税専門の弁護士となっている夫に、興味深い訴訟を見せられる。母の介護のための税の免除を独身男性であるがゆえに認められないというのだ。これは、男女の差別を法が認めていることになる。ルースは自分では初めての法廷、訴訟に挑んだ。

 

 

 ルース・ギンズバーグ。男女差別の撤廃のために先陣を切った女性。らしい。というのをこの映画のことを知るまで私はよく知らなかった。彼女は今も現役、最高裁判事であるという。夢を諦めない。差別を諦めない。伝統だの先例だのに縛られず、変化することができると訴えた。
ニューヨークの法曹界なんて、めっちゃめちゃスーパーエリートですよねと思う。実際マーティが病から回復し、弁護士となり、すっごくいい暮らしをしてるみたいだった。大学教授だって立派なお仕事でしょ~~~~。でも、彼女たちの、その天才っぷりも、ものすごい努力も根性も鮮やかですっごいので、なんか、なんかもう、ほんと、なるほど、です。

 

 娘との親子喧嘩や料理は得意じゃないとか、当たり前ですが完璧人間ってわけじゃないよねとか。確かにギンズバーグが勝ったことが偉大な一歩だけれども、それまでにも性差別の問題で争っていた先人がいたからこそ、とか。娘の世代になったら、そうか男に黙って従うっていうのは、もう、違うって、娘たちはもう考えを変えている、と認識を新たにしたりするの、そういうちゃんとした積み重ねがわかりやすく丁寧に描かれていて素敵だった。

 

 で、さー。夫マーティンを、アーミー・ハマーが演じているわけです。も~~!!!かっこいい!!!!! 可愛い~素敵~~! 最高の夫だよ~ああ~うっとり~!
 もちろん素晴らしくスマート。病気で泣いちゃうのも可愛い。子育てを当たり前のようにやってるし、ルースの料理がいまいちでも文句は言わない、自分の料理の腕をあげていく。で、弁護士としての成功も着実に治め、事務所で一番若い共同経営者になるだろうって言われている。いい夫がいてよかったね、みたいにルースが言われて腹を立ててるのに困ったりして、でもちゃんと彼女を理解しよう支えようと努めていく。
最高の夫~! そしてそんな最高の夫を惚れさせているルースも最高~! って、らぶらぶ夫婦愛最高じゃないか、と、ほっとする。差別に向き合うきつさの中での、ほっとできるバランスとてもよかった。

 

 アミハマちゃんでっかいから、フェシリティ・ジョーンズの身長差の見栄え可愛くてたまんないしそんな二人のラブラブは最高だし。料理するアミハマちゃんエプロン姿とか子育てするアミハマちゃん、もちろん素敵スーツ姿のアミハマちゃん、いろんな最高のアミハマちゃん堪能映画でもありました。眼福^^

 

 男女差別とか今もなお大きな問題だし女性差別だけじゃない、男性も、人の平等とは、という映画。一歩ずつ。すこしずつ。一人ひとりが、よくなるように、考え進んでいきたい。ギンズバーグみたいにはなれない。けれど、知ってよく見てよく考えて、いきたい。これも見に行けてよかったな~。すごく面白くて、よかった。大満足!

 

 

 

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