« 映画 「ジュリアン」 | Main | 映画 「ファースト・マン」 »

映画 「アクアマン」

*ネタバレしています。


映画 「アクアマン」


 2018年製作、ジェームズ・ワン監督。
 ジェームズ・ワン監督~ってよく聞くなあ、と改めて見ると、ホラー作品が多いのね、で、「ソウ」の監督なのか!あれ、見に行ったぜ震えたぜ。と、ようやくいろいろ認識。つまり、監督を確認したくなるほどに、すっごい!すっごい面白かった!!!!!


 「ジャスティス・リーズ」バットマン筆頭にDCヒーローが終結!ってのにアクアマンも誘われてたなーという程度の理解しかない私ですが、これがヒーロー誕生譚なわけで、よく知らなくても大丈夫すごく、すっごくすっごく面白かった! ドーン!ガーン!バシャーン!次々にどっかんどっかんくる~!しかも超絶パワフルでかっこいいの塊がっ!

 始まりは、嵐の夜。アトランティスの女王であるアトランナが打ち上げられている所を、灯台守のトムが助けた。そして恋におち、子どもが生まれる。海の女王を母にもち、灯台守の息子、アーサーと名づけられたその少年は、逞しく成長し、海で海賊と戦ったりする謎のフィッシュマンとして噂されていた。
 ある日、メラという女王がまた陸へやってくる。アーサーの弟にあたる王が、海底の7つの王国をまとめ、陸へ戦いを仕掛けようとしているのだと。アトランティスの王になるのはあなただ、弟をとめるべきだ、と頼まれるが、アーサーはとりあおうとしない。
 不意に、津波が沿岸を襲う。巻き込まれ、危うく父が死にそうになる所だった。津波の被害は甚大。打ち上げられたのは沈んでいた軍艦や大量のゴミ。このまま海と陸との戦争になってしまえば、大勢の犠牲が出る。
 アーサーはメラにつれられて海底深く、アトランティスへ向かった。


 そんなこんな。貴種流離譚っていうか、王が自分の王座を取り戻す話、が、基本。元々興味などなかった王座だけれども、陸と海、二つの世界の橋渡しとなる、真の王であるという運命を担うことになるアーサー。
 でもさ! 苦悩する王じゃなくて、おっしゃーやるならやるか! ってな勢いで、なんかとにかく行動あるのみ! という勢いが凄い!

 なんかもう、すっごい、あらゆる楽しい映画要素全部盛りもりにして、すごい!おもしろい!かっこいい!!!!わああ~みんな~どのキャラも全部全部かっこいい!!!!!って、スクリーンから面白さかっこよさをどっかんどっかんぶつけられてくるんだよー。すっごい。
 ツイッターで見かけた、「海のバーフバリ」という言葉に深く納得。ああこの塊でかっこいいがやってくるすっごいパワー、バーフバリ的だ~。

 まずラブロマンス的な始まりでしょう。そして運命の子どもが、師匠に鍛えられて強く成長する。潜水艦に海賊で、それをぶっとばす超人誕生。んで、またスーパー有能強くて謎の美女がやってきて冒険の旅に連れ出される。弟との対面。王座をかけた戦い。隠された伝説の武器、最初のアトランティス王の墓を探せ、ってインディ・ジョーンズ的な砂漠への旅に始まってヒントを追ってイタリア、恋のときめきらしきところからさらに海の彼方へ。海底の試練、秘密の入口から別世界へ。そして、母との再会! そして、恐ろしい怪物が守る宝を手にする試練。試練、っていうか、もうあの武器手にした時には王だ、って決まってたようなもんだなあ。誰にも引き抜けたことのない武器、って、まさにアーサー王伝説なんだけど、あっさりとゲット。そして、海の覇者として、弟たちが7つの王国を従えようとしていた戦いの場へ登場! 海の生き物たちを従え、弟、オームとの戦いに勝利して海の英雄、王に、守護者になる! とゆー。

 途中の要素要素でそれぞれ一本映画できますね、という贅沢盛り沢山なぎゅぎゅっと詰め映画。次々舞台は変わっていくけれど、話がわからないとかはない。キャラしっかりたってるし、次あっちいくぞ、ていう説明、説明じゃないけど、メラとアーサーと短いやりとりでちゃんとわかって動く。基本的には二つの世界の戦争防ぐために俺が王になる、っていうシンプルストーリーだからね。
 
 敵役として、最初は、海賊の一味の、父と息子がいて、潜水艦を襲ってた所をアーサーが助けにきて、その海賊父子は自業自得として見捨てていく。だけど、そこで悪いやつなんだし自業自得だろって見捨て見殺しにしたことで、恨みをかって、ブラックマンタってヴィラン誕生となってしまう。アーサーはあとで、あんな風に見捨てたりしたからだ、とちょっと反省。超人だったけど、まだヒーローじゃなかった、ということなんだね。

 そして弟王、オーム。元々、アトランナは王国同士の政略結婚が嫌で逃げ出してトムと出会い、ってことだったんだけど、結局トムとアーサーを守るためには自分が王国に戻るしかない、と帰っていったんだよね。で、その政略結婚でオームを産んだ感じ。息子のことは愛してる。けれど、まーわかんないけど結局陸に子どもがいるなんて、ってことで追われて生贄として海溝の奥へ捧げられ、死んだ、ってことになった母を慕っていたオームは、陸の兄上のせいだって多分恨みつのらせて成長し、自分こそがアトランティスの王だ、と示したくて、海の王国まとめて海の覇者になりたいよー、そのために地上から攻めてきたってことにしようって多分自作自演仕組んだり。なんでだか知らんが父王の代から仕えている有能な参謀バルコが兄に期待をかけて密かに鍛えてるとか気に入らん、で、満を持してバルコを投獄、とかしたり。

 結構、オームくんは、大変だなというか、始まりとしては可哀想な次男って感じと思う。母を奪われ、頼りにする参謀は密かに兄のほうが大事らしいとか、彼なりに多分がんばって立派になろうとしてるのにいろいろ酷い目にあってしまっているのでは、と、背景を想像しちゃうなあ。クールビューティーなハンサム~。
 演じているパトリック・ウィルソンて、「オペラ座の怪人」のラウル役でブレイク、ってあって、あああああ~~~あの! と納得してしまった。年を重ねて渋く、でもいっそうクールに美形じゃないですか~。素晴らしい。いろんな映画で活躍してるらしいけどあんまり私は見たことなかった。や~~。素敵ね。

 ブラックマンタくんは海の藻屑、にならずに、なんか海の神秘だか陰謀だか探りたいようなちょっとクレイジーそうな博士に助けられていて、今後もアクアマンへの恨みつのらせていくんでしょうか。続編あったらまたヴィランとして登場する? 宿敵みたな感じ? なかなか辛いところだなあ。あの感じは父の仇、って憤ってるのもわかる気はするし。ん~。

 メラ女王も強かったし、アトランナももちろん強かった。アトランティスじゃ王族は誰よりも強いからこそ王って感じなんだなあ。
 で。
 アーサー、アクアマンを演じる、ジェイソン・モモア。モモアマン~^^ 私はアクアマンとしてしか知らないのだけれども、いろんなレッドカーペットだとかなんか、ほんと、チャーミングな人~って感じがすごく可愛いんだよね~~。もっちろん素晴らしくかっこいい!ナイス筋肉!ナイスガイ! 目が金に光るとか、最後の金と緑の王者スタイルのかっこいいことかっこいいこと! すっごいです。かっこいい~~。
 アーサーのキャラにはモモアさんのキャラが入ってるんだろうなあという、ちょっとこう、大変な所でもひょうひょうとしてて、ユーモア、余裕感じられるの、すごく魅力的だった。
 アトランティスの伝説とか神話、そんなの大昔のただのお話だろ? とかアーサーがちゃかすのがうんうんって観客のせていってくれるし、そうであってもそれがリアル、っていう、いやまあもちろんそもそもアーサーの存在がミラクルでしょってことなんだけど、でも、ああ本当だったんだ!みたいな力技を楽しく成立させていて、すっごいわ。

 これでもかー!と目にゴージャス! 大体水の中なわけで、あ~すごいCGというか、映像技術としてもなんかもうすごいことになってるな~~~って感動するし。なんも考えずに、わ~~綺麗~~凄い~~!って楽しいし。
 アクションはもちろんめっちゃ凄いですし。イタリアの街、屋根走って逃げまくるメラとか、一般人のおうちを壊さないでよ~ってあるあるな、壁とか窓とかぶっ壊し逃げる戦うみたいなのもある、で、海中での、海の生き物勢ぞろい~!の戦いもある。
 かつて三国志だとか指輪物語なんかでも、こう、ばーん!わーっと広大な中勢ぞろいする馬や軍隊、って感じが、海中で。サメVSタツノオトシゴ!みたいだったり。海のものらしいメカメカしい船だったりの、宇宙戦争みたいな感じとかねー。海中って3Dだよね~。上からも下からもどっかんどっかんですわ。

 すごい、何でもありかよ!って突っ込みつつ、めっちゃ楽しかったほんっと楽しませてもらった。素晴らしいわ~~~。こんなに何でもありで盛り沢山で、ちゃんとブレずに、王の、英雄の誕生を骨太に描き切ってるのすごい。背後に妄想できるそれぞれのここまでの物語がいっぱいちゃんとあるって感じがするのもすごい。キャスティングもキャラも素晴らしい。

 嘘やん~とかアホな~~とかいいながら、でも最高かっこいいーっ!って飲んで騒ぎたい映画!みんな可愛くてかっこよくて最高でした^^

|

« 映画 「ジュリアン」 | Main | 映画 「ファースト・マン」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事