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『星条旗の憂鬱』 (五條瑛/文芸社文庫)

*ネタバレしています。


 『星条旗の憂鬱』 (五條瑛/文芸社文庫)

 情報分析官・葉山隆

 2018年12月刊。
 2018年4月から5月、電子書籍での個人出版「Analyst in the Box 1」を改題したものを文庫化しました、というもの。書下ろし掌編つき。

 電子で、葉山隆の短編が出てる??? と去年知って、ええ~どうしようと思ってた所、オンデマンド出版もありになったので、紙で買ってました。けどまだ読んでなかったの。そして文庫で本屋で売ってる新刊? 新刊?? あ、電子のが文庫化したのかあと、文庫も買いましたね。掌編ついてたし。葉山くんと坂下くんのご飯シーンでした。
 ちょっと、この位置づけを把握できてない。どの辺の時系列なんだろうか。革命シリーズ後の世界? 短編集の6話目には亮司もサーシャも登場してて、(たぶん迎えにきた運転手はキラ? わからん)うわ~豪華~~っともえころげました……。

 葉山くんが坂下くんと仲良くちょっとした事件解決、みたいな感じ。6話入ってて、特に関連があるようなわけでもない。日常系スパイミステリみたいに言えばいいのか。エディの無茶ぶりをがんばってこなす葉山くん。けど、隆の方も謎を投げかけられたらぐいぐいいってしまう性質なので、結局仲良くお仕事できてよかったねって感じ。不穏な気配はありつつも、短編で解決のネタなので、なんだか茶番だ、みたいなのもあったりしてさくさく読んでしまった。もったいない。もっとゆっくり噛みしめたい。けど面白くてすいすいいってしまう。好き。

 サーシャに誘惑されそうで心配されてるんだなあ葉山くん。無自覚な危うさが今作でも大変でとてもよかった。
 喪服きてエディの代理で葬儀に行け、とかで、喪服美人~ってなってたり、ステキなレストランでエディとお食事だったり、スイートルームでサーシャにカサブランカの花束もらったり。あああ~相変わらず、素晴らしいシーンの数々でときめきまくってしまう。好き~。
 
 しかしこれ、前から全シリーズ読み直したくなるけど。うーん。なかなか。ともあれ、キャラ萌えをたっぷり堪能させてもらいました。勿論スパイミステリ的な感じでお話も面白かった。もっと永遠に読んでいたい。素敵です。

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