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映画 「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

*ネタバレしてます。

映画 「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

23日初日! 3D、字幕、IMAXで見てきました。


 予告やなんだかんだでもういっぱい見た気分になったりしつつ、けれど見に行くとやっぱり、やっぱり! 凄いかっこいいっ! 映像のあらゆる細部までかっこいいっ! 迫力は勿論、衣装とか~小物とか~全部隅々まで素敵。とても全部見きれたわけじゃないけどいちいちかっこいい可愛い素敵あああ~ってなる~。

 始まりは、グリンデルバルドの逃亡。アメリカからヨーロッパへ身柄を移すみたいなことで、しっかり拘束して移送するはずが、まんまと逃亡されてしまう。
 私がハンニバル大好きビジョンなもので、この囚われのグリンデルバルド、口先だけで何人も騙すとか、なんなら見つめただけで虜にするみたいなのってハンニバル~と連想。というかまあ、天才クレイジー犯人が収監されてると大体ハンニバルだよね……。
 それはともかく、この冒頭からしてもう、かっこいい映像世界に痺れる。馬車をひく飛ぶ馬。雨の中、水の中。グリンデルバルドがなんか、鍵みたいなやつを、大事に持ってく感じが、あれは何だろうと思っていたら、終盤分かる。ダンブルドアとの血の誓いとゆーのをして、決して互いに争わない、と約束してるらしく。その血を閉じ込めているものなんだね……。あんな大事そうに。戦えない、と、ダンブルドアも言ってたのは、その誓いのせい?
 やっぱこのシリーズは、グリンデルバルドとダンブルドアの戦いの物語になるんだろうなあと思う。凄い、業が深い感じ。もえる。

 で、まあ。主人公ニュート、です、ね。イギリスへ、クイニーとジェイコブがやってくる。二人はラブラブ。記憶を消す魔法をかけたはずだけど、あれは辛い記憶を消すものだった、の? そしてジェイコブは辛いことよりわくわくばっかりだったみたいな感じで、大体の記憶はあるらしい。そして二人はラブラブ~結婚したいの、みたいなクイニーちゃん。でもジェイコブの様子がおかしい、とニュートが魔法を解くと、クイニーは結婚したいけどアメリカではノー・マジの人間との結婚なんて即投獄、みたいなことらしく、そんなことできないよ、というジェイコブ。お互い大好きで、愛してるのは本当なのに、すれ違う二人。クイニーはイギリスの魔法省なら結婚できるかもって感じでやってきてたけど、喧嘩して、ティナが今いるパリへ向かってしまう。

 んで、そんで、って話追っていってもきりがない。ともあれ、ティナを追ってニュートたちもパリへ。グリンデルバルドもパリへきていた。パリのサーカスにクリーデンスも身を隠していた。
 あれは、なんだろう。グリンデルバルドの差し金? なんでサーカスにいるんだろうってちょっとわかんなかったんだけど。ともあれ、グリンデルバルドは、純血な仲間を集めて、人間界を支配しようとしている。そのために邪魔者は排除しようとしている。信奉者が集まり、魔法界に革命を起こそうとしている。

 グリンデルバルドの、人たらしって、ほんと、相手の欲しいものを囁き、心の隙間に入り込んでいくんだなあ。単純に恐怖や暴力だけじゃなくて。終盤の集会での演説シーンも、なんか、そう、そうかも、一理ある、みたいに思い込みそうな勢いと上手さと怖さの魅力が凄かった。ジョニデ~素晴らしいじゃないか~~。
 人間が嫌いなわけじゃない。彼らには別の価値がある、とかいうのも。嘘じゃん。嫌いじゃん。嫌いだけどそこは言わず、別の価値とは、自分たち素晴らしく優れた魔法使いのためになる、役立つ奴隷としてならば、みたいな感じなんだろー。こういう感じ、ナチス的な感じ。選民思想とかの感じ。
 クイニーちゃんは、ジェイコブと一緒になるために、今の魔法界が変わって欲しくて、そのためにグリンデルバルドの言葉が魅力的に思えてしまう。自分の思いを誰もわかってくれない苦しさ、寂しさのあまり、そもそもジェイコブとの愛のためだったはずなのに、ジェイコブの制止も聞けずグリンデルバルドの方へいってしまう。辛い……。

 クリーデンスは、自分の本当のルーツが知りたくて、心のよりどころが欲しくて、ということなんだと思うけれども、自分の過去を、本当の名前を教えようというグリンデルバルドについていってしまう。サーカスで友達になったのであろうナギニの手を離して。
 こ、この、その、クリーデンスくんの素性ってのが~~~グリンデルバルドが明かした所によると、ダンブルドアの一族だってゆーの、びっくり! というか、ええ?? 兄弟??? だいぶ年離れてる兄弟?? 異母兄弟みたいな感じ?? これ、ハリポタ読んだらいいの??? と、ワタシ大混乱。

 クリーデンスくんがダンブルドアって存在っていうのはこのシリーズでみんなびっくりしたってことらしいので、このシリーズでやっぱキーマンとして描かれていくんだろうなあ。ああ~さすがエズラ・ミラーがキャスティングされただけのことはある!

 というか、やっぱ、グレイブスさん、前作でグリンデルバルドが化けてた、その本物のほうのグレイブスさんは死んじゃってるのか? 生死不明のままだっけ……。しかしグリンデルバルドの描写としては、何の罪もない可愛い幼子でも邪魔なら殺す、って感じなので、グレイブスさんを生かしてはいないかなあ……。わからない……。

 グリンデルバルドにとって一番邪魔なのは、偉大な魔法使いダンブルドアであるのは間違いないようで、ダンブルドアを殺すためにクリーデンスが必要、って感じだった。
 それはやっぱ魔法界でダンブルドアの名声みたいなのがあの時点で凄いみたいで、それってなんで? よくわかんないんだけど。まあともかく、偉大な魔法使いであるダンブルドアって、畏れてというかなんていうか、生真面目な純血の仲間たちには殺せない、みたいな感じかー。まあそもそも魔力でも全然かなわないってことなんだろうけど。そしてグリンデルバルドも戦えない? 血の誓いしたから????? 自分では戦えない、ってお互い言ってるのか……愛が深い……。
 で、でもグリンデルバルドはダンブルドアが邪魔。殺したい。ってことで、クリーデンスくんを使うつもりみたい~。辛い;; クリーデンスくんの魔力も桁違いに凄いっぽいものね。ダンブルドア家の力みたいなことかーああ~;;;;
 グリンデルバルドがクリーデンスくんをマイボーイ、って呼ぶのがさああ~~たまんないよね……。クリーデンス、前作で、自分を利用するために騙したな!?って怒ってたのに、その怒りは一旦収まってるってことなのかなあ。どうなっちゃうんだクリーデンス……。

 ダンブルドアがジュード・ロウでセクシーでゴージャスでなおかつお茶目で素晴らしい訳ですが。クリーデンスくんが弟かもってことを知ってるのかどうかわかんないなあ。
 前作、ニュートをアメリカへ誘導したのもダンブルドアっぽいし、今回パリへというのもダンブルドアの頼みで、一度は断るけどまあ結局はパリへ行くことになる。ニュートがピュアで、権力を求めたりしない、という所をかってるらしいけれど、ニュートくんとしてはとばっちりかなあ。けど、ニュート自身の望みとかに合致してしまうわけで、まあ、まあ、そうじゃないと話がすすまないか。

 ダンブルドアは戦えないといいつつもやがてグリンデルバルドと決闘することになるんだろうけれど、どうその道へ進むのか、ほんと今はわからない。クリーデンスくんと、戦うんだろうか。クリーデンスくんがやっぱり心を変えてダンブルドアと共闘してグリンデルバルドを倒すんだろうか。どうなるの。
 にしても今後も絶対ジュード・ロウダンブルドアが活躍するんだろうねというのは、すごく、楽しみ。
 若きダンブルドアってことだけど、もっと若い頃のダンブルドアとグリンデルバルドも、描かれるだろうか。すごく、すごく楽しみ。ダンブルドアの恋と失意。その果ての決闘とか、すっごい、すっごい楽しみ……。どんな悲劇になるんだ;;

 ニュートの兄、テセウス。その婚約者、リタ・レストレンジ。前作でも名前は出ていた彼らが実際に登場。ニュートの学生時代のことが出てきて、リタははみ出し者で、でもニュートとは友達になった感じ。けれどリタの心の苦しみは、ずっと誰にも言えなかったこと。子どもの頃、アメリカへ渡る船で泣き続ける弟を、別の赤ちゃんと置き換えたこと。ちょっとの間だけ五月蝿さから離れたかった、という子どものふるまいが、その直後の船の事故で、弟は死んでしまうことになった。取り替えた赤ん坊が、クリーデンスくんだったわけで。
 クリーデンスくんがレストレンジ家の子ども、かと思いきや、というミスリードになってて。
リタはその罪の意識を背負い続けていた。テセウスとどういう風に婚約までいったのかわからないけど、ピュアすぎるニュートでは無理だ、という感じもわかる。そして最後にはスキャマンダー兄弟を逃がすべく自分は犠牲になる。今作だけという登場の短さだけど、スキャマンダー兄弟にとってすごく重要なキャラだった感じ。

 レストレンジって、ハリポタで悪い方の家系らしく。その辺がハリポタ、うっすらした感じでしかわかってない私はすぐにピンとはこなかったんだけど。あれだ。ヘレナボナムカーターが演じてたクレイジーな感じの魔女のファミリーネームがレストレンジなのね。
 リタが、実は闇堕ちするんじゃないかとにおわせておきながら、自己犠牲で消えるの、なかなか辛い。テセウスはそーとー辛いよねえ。
 
 ニュートの方がリタと婚約した、って新聞で誤報されて、ティナはショックで、別の男とつきあってるらしいような。その恋人のことは名前しか出なかったけど、どーなの。今後変な三角関係になるのか。あっさり別れてちゃんとティナとニュートがくっつくのか。その辺も描かれるんだろうけど。
 でもまずはクイニーちゃんでしょ……。クイニーちゃんを取り戻さないと自分の恋愛どころではないだろうなあティナ。どうなるの。

 あと~魔法動物たちね。今回は、ニフラーも小枝ちゃんもすごくお役立ちだった。ニフラーにベビーが生まれててそいつらも可愛かった。
 サーカスから逃げ出した感じの、中国の妖怪? ズーウーってのが、猫っぽくて可愛かった!千里を駆けるとかってかっこいいし。河童も登場。サーカスで見世物に飼われてる感じ。登場は一瞬だったけど、かなり不気味怖い感じだった~~~。まあそっか。そうかもね。

 そんなこんなで、グリンデルバルドの演説は純血たちの心をつかみ、なんか彼らなりの正義!みたいな感じで仲間は集まってる感じ。今後どうなるかなあ。とはいえ、ハリポタすでに結果だけはわかってるんだよね。ダンブルドアに負けるんでしょう? でも、その決着がつくまでに、どんな犠牲が出るのか……クリーデンスくんが、どうなるのか……。ハラハラする。こわい。すごい楽しみ。

 まだ一回しか見てないのでともかく明日もう一回は見に行く。そして早く続きが見たいよ~。

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