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映画 「スターリンの葬送狂騒曲」

9月に見たもののこと全然書いてなかった。遅ればせながら順次メモっとく。

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「スターリンの葬送狂騒曲」

9/26(水)に見に行きました。

 1953年、ソ連。スターリンが急死した。その後継をめぐって、俺だ俺だ俺が俺が、と、男たちが張りあうドタバタブラックコメディ。製作国イギリスですね。英国様さすが……。

 ソ連の歴史については遙か昔に世界史で少しくらいは習った気がする……うーん。って程度ですが、まあ、ドタバタしてる中ではフルシチョフが最終的に勝つんでしょ、と、思いつつ見て、あ、マレンコフ? とか、まあ、まあ、それは、まあ、ね。
 ベリヤになんとなく感情移入しちゃって、ベリヤがんばれ~って思うんだけれども、処刑……。そ、そうか~。

 基本的には、ブラックコメディ、コメディなんだけども、まあまあそこそこ実話入ってるんだよねえ。粛清の嵐……いや~マジかーいや~~~あああ~うーん~、こ、怖い。
 全然楽しく笑うことはできなくて、ま~ブラックコメディって、こういうこと?? とかわかんないな。ほんとわかんないな。

 けど、すっごい上手くて面白かったのは確か。面白い。面白かったんだけど、なんか、これ、どういっていいのかわからない。どんな気持ちで見れば?? って思ってしまう。別にどんな気持ちも何も、うーん、映画は映画だから、あ~ブラックコメディだな~って笑えばいいのかなあ。まあそうだよね。すっとぼけで可笑しい可愛いシーンもいっぱいあって、おっさんたちが奔走してるの面白いし可愛かった。英語なんだけどそれぞれの喋ってる感じもすごい面白かった。ドタバタだけど画面は重厚で完璧な絵画みたいな図もたくさんあって、さすがの見応え。上手いんだよねえ。

 社会って変わるんだよねえ。ソ連ではなく今はロシア。教科書に載ってる歴史がリアルタイムで変化してる、っていうのを、ベルリンの壁の崩壊とかで目の当たりに(テレビとかでだけど)したので、なんかこう、ゆらがないはずの社会が権力がぐらぐらする感じが、とても、面白い。変化って、良い方にも悪い方にもゆらぐわけで、本当は毎日がこわい。メンドクサイし怖いから目をそらしているけどね。なるべくちゃんと、目をあけておこうと思う。こういう映画もに行って、なんだかどういうことよ、って思ったりするのもよかったな。面白かった。


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