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映画 「プーと大人になった僕」

9月に見たもののこと全然書いてなかった。遅ればせながら順次メモっとく。

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画 「プーと大人になった僕」


9/19(水)に見に行きました。字幕。

 クリストファー・ロビンは森の仲間に別れを告げた。寄宿学校へ行くからもう森へ遊びにくることは出来ない。プーとずっと忘れないと約束をして、森から離れる。
 寄宿学校へ行き、父を亡くし、母を支えて大人にならなくては、と頑張るクリストファー・ロビン。愛する人と出会い、戦争へ行き、生き延びた。子どももいるし、会社勤めに励む。立派な大人として。責任ある大人として。だが、家族のために仕事をしているはずなのに、業績不振の会社の経費削減に悩み、家族と過ごす時間を持てないほどになってしまう。家族との関係がうまくいかなくなり、会社では勝手な上司に責任押し付けられて悩まされる。へとへとになっているクリストファーの所へ、プーがやってきた。森の仲間を探して欲しいと。

 てことで、大人になったクリストファー・ロビンを演じているのはユアン・マクレガー。楽しみにしてた~!
 私は、でも、原作読んでないしディズニーのアニメも見てないので、プーさんは黄色いクマで蜂蜜が好き、程度のことしか知らない。思い入れもゼロ。ぬいぐるみなキャラクターたちがほんとにふわふわした感じで、そのままに動いていて、めちゃめちゃ可愛い。
 でもこれ、「大人になった僕」のお話なんだよねえ。ファミリー映画ではあるけれども、一番響くのは仕事に疲れてる「大人」の方だろうなあと思う。

 プーは無邪気なまま。少年の頃のクリストファーがとっても美少年ですっごいよかった。そしてそんなクリストファーに、おバカさんって可愛がられてたのね、プー。そのままに、大人になったクリストファーのことを、同じ目をしてる、って一目会った時から間違いなく見つめるの。森の仲間がいない、って困って、森を探して、もうずっと森へこないクリストファーの家? 家じゃないか? なんか、扉くぐってきちゃうと、ロンドンに繋がってた。
 クリストファーとしては今、仕事タイヘンだし家族問題も抱えてるし、っていっぱいいっぱいなんだけれども。もうプーのことなんて忘れてたし知らない、って、でもそんなことは決して言わないんだな~クリストファー・ロビン。
 プーの無邪気さが厄介でしかないのに、世話しちゃうんだな~。蜂蜜ベタベタにされて、ああ~っても~、私ならやめてくれってなるところ、ああ~~ってなりつつもプーを大事にしちゃうんだなああ~~。めっちゃ可愛い。そんなにも二人は特別な友達だったのか!と、もえころげました。。。可愛い。こんなに可愛いとは。クリストファーもプーのことめっちゃ大事にして取り返したりして。そっかそっか英国男子は大人もテディベア持ってて出張にも連れてくとかなんだっけ、と、納得。

 結局100エーカーの森へ送り届けて、なんかそこで久しぶりに心から笑ったりして、仲間たちも見つかって、謎のお化けめいた音とも戦って、あ~クリストファー・ロビンてみんなのヒーローだったんだなあと、感動。
 そして、森で寝過ごしちゃって、慌ててロンドンへ帰ったクリストファーの大事な書類をプーたちが届けに行くことになる。娘ちゃんと一緒に。
 で、家族が大事とかに気づいて、仕事の問題も解決策見出して、クリストファーはまともな休暇を過ごす。プーと赤い風船と、100エーカーの森で。

 もちろんファンタジーで優しい童話。でも忙しいとか大人として頑張ろうって心すり減らしてるのは、ほんとに大事なことをないがしろにしてしまう。人生それでいいの? っていう問いかけは、リアルなんだよなあ。立派な大人として生産性大事っていうのは、まあ、勿論大事だけれども、それは風船より大事? って問われて、あ、って思っちゃうかどうか。
 自分が何を大事にしたいのか、を、自分に誤魔化さずにいたいよなあ。
 端的に言えばよくあるファンタジーだしよくある人生訓みたいになりそうな所、プーさんたちのキャラクターがやっぱほんととってもいいし、ユアンくん~のクリストファー・ロビンがやっぱりとってもとってもよくって、大好きだった。見に行ってよかった!

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