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『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(ジュリア・キャメロン/サンマーク出版)

『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(ジュリア・キャメロン/サンマーク出版)


 2001年初版。
 これは、自己啓発本、ということになるのかなあ。クリエイティブ、創造的なことをやりたいのにやれない、自分には無理、という人に向けての本。
とはいえ、クリエイティブというか、自己肯定とか人生を豊かに、というためにも読んでみてよかったなあと思った。

 ちょっと、その、用語というか霊的、スピリチュアル的要素を信じられる、という感じはちょっと、自分はあんまり、と思うけれども、シンクロニシティっていうか、なんか繋がりができて運が繋がって続きて、みたいなことがあったりすることあるよね、という感じはわかる。人生の波っていうか、運気みたいなの引き寄せる感じかなあ。
 かなり前に、「掃除力」みたいなのが流行った時に、なんか、鬱々としてた時期に掃除しようとかちょっとだけハマったことあったかなあ。それはまあ別に、本当に単純に、それまでよりはもうちょっとマメに掃除をした、ってことで、それはそれで、単純に部屋が綺麗になって気分がいい、みたいなことからよかったなあと思う。今はまた怠惰な生活で、掃除もほどほどですが。いかんね。掃除、もっとしようか。。。

 この本を読んでみようかなと思ったのは、去年の秋に引っ越しをして、その時、断捨離とかおうちの片付けとか、シンプルライフに憧れて、で、いろいろなブログを読んでみたりしまくったことがあって。シンプルライフとか、気持ちいい暮らしの感じの中に、モーニング・ページということがあったのに興味を持ったことがきっかけ。
 手帳術とかそういう流れかな。書くことで暮らしをきちんとしよう、ということをしようと思ったのかな。クリエイティブになりたいという欲望もあり。
 で、この本のことを知って、そのうち読んでみようと思ったのでした。

 著者は脚本書いたりとか映画製作等、そういう世界に身を置いた経験とか自分の人生とかから、創造的になるためのヒント、エクササイズを教える講座を持つようになり、それを本に書きました、ということらしい。
 なので、まあやっぱ生活に役立てるというよりは、何か自分でも創造してみたい、というためのエクササイズですね。誰にでも創造性はある。自分が自分で自分の可能性を阻んでいるだけなのですよ、という。

 基本的にはモーニング・ノートとアーティスト・デート。
 朝起きて、何かごちゃごちゃと仕事を始める前に、ノートを開いてただただ何でもいいから3ページ書きましょう、ということ。内容は本当にただどうでもいいことでもなんでもいい、って。何にも書くこと思いつかないよ~とだらだら書いてもいいらしい。ただ、書く。毎朝書き続けていると、自分の中が見えてくる、という感じ。読みかえしたり反省したりするのはずっと書き続けたあと、少なくとも二か月くらいは読み返さない。

 これ、私も始めてみてて、まーなんかもう毎日めんどくさいとかそういう、自分の言い訳みたいなことをだらだらと書いてる。まだ読み返さない時期だけど。ノート術というか、言霊的なことでポジティブな言葉しかあんまり書かない方がいいのでは、という気もしてたけど、まー愚痴吐きもしなくちゃねって感じでだらだら、ポジティブネガティブ関係なく、ぐにゃぐにゃと書いてみている。それでとことんダウナーになった翌日ふっとポジティブになったりもして。でもまたメンドクサイのやだーとか。そんなこんなの、ぐにゃぐにゃでも、なんか、いい。私はもともと書くの好きだし、ほんとに飽きるまでは多分続けると思う。

 アーティスト・デートというのは、自分の中のアーティストチャイルドとの時間、デート、だそうで。創造性の子どもが自分の中にいるのだ、その自分の中の声を解放するように、ちょっとした気晴らしのように、ゆっくり散歩をしたり好きな音楽にひたったり、という時間を持つこと。
 毎日、何かやらなきゃ、って追い立てられることからちょっとだけ一息つく、という感じかなあと思う。これは、まあ、私は無職だし、まあ、いろいろ雑事はあるけれども、好きな事する時間は持ってる、かなと、思う。ちょっと意識して、アーティスト・デートだぞ、って思うと、散歩する気分もよくなるかもね、と思って、そう思うようにした。

 本来は三カ月、毎週行う講座、エクササイズなので、一章ごとに、今週のチェックがある。けど、数日で読んで、紹介されてるエクササイズも、いやあ、それメンドクサイ~と思って多分今後もやらないかなあ。でもやってみたいと思ったことは、ちょこっとやってみようかなって思えた。
 ネット依存でツイッターばっかり見てるとか、テレビを意味なくだらだらつけっぱなしにしてるとか、ほんと私の生活超ダメダメじゃーん、って、自分でも思うんだよね。それ、もうちょっと、そういう自分に大事じゃないことをもう少しやめる。自分が好きなこと、やりたいことの方に、心をむける。

 どうせダメだから。どうせ私には才能がない。何かを始めるにはもう年寄りすぎる。そういう自分の中の言い訳、「どうせ」って、すっごく思うんだよねー。それ、その言葉よくない、って思って、思わないようにしようって思ってるのに、っていう、この、この、自分で自分を疎外する、自分のやりたいことに自分でブレーキをかける、それな、っていうことの指摘がされていて、ああ~そうですね~って思いました。本という形で読んでみてよかった。
 これで明日からポジティブに! やりたかったことが全部できる! 成功する! というわけではないんだけれども。
 エクササイズも全部やるのはめんどくさすぎる。。。と、ほんっと私って、と思うけれども、まあ、でも、やってみたいところもあって、この通りには出来ないけれども、自分が楽しくなるように考えてみるといいよな、と、思う。時間はかかる。「どうせ私なんかダメ。無理」って思わないようになりたいけどなかなか、ねー。時間かけていこう。


 序文 私自身の旅
 基本ツール モーニング・ページ アーティスト・デート
 第一週 安心感を取り戻す
 第二週 アイデンティティを取り戻す
 第三週 パワーの感覚を取り戻す
 第四週 本来の自分を取り戻す
 第五週 できるという感覚を取り戻す
 第六週 豊かさの感覚を取り戻す
 第七週 つながりの感覚を取り戻す
 第八週 芯の強さを取り戻す
 第九週 思いやりの心を取り戻す
 第十週 守られているという感覚を取り戻す
 第十一週 自立の感覚を取り戻す
 第十二週 信じる心を取り戻す

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