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映画 「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」

*ネタバレ、結末まで触れています!


映画 「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」


28日(土)に字幕、3D、IMAXで見に行きました。


これまでMCUの世界をちゃんと把握してきたわけではなく、「ドクターストレンジ」をやるってニュース知った頃から見始めた程度。その前はアイアンマンくらいしか見てない知らない状態だったけども、まあ、そこそこは見てきた。今回Dライフで直前スペシャルってことで、振り返り的にいくつか見直して、一応、大体の世界観の把握はできた感じ。「エイジオブウルトロン」を見てなかったのを見て、よかった。あれ見てなかったのダメだったなあ。めちゃめちゃ面白かったしストーリーライン的にも重要だった。

 でもまだ、アントマンは見てないし、全作見たというわけではないのですが。一応、キャラは大体把握した、できてる、はず、多分。という自分の状況ですら、今度のアベンジャーズは10年目の区切りでダークな世界とか全滅とか、なんかいろいろと煽られまくって、どうなるんだろうドキドキ。何人かのキャラはきっと、死ぬのでは。と、思って見に行きました。


 始まってみると、もう、最初っから辛い展開。あああ嘘~~。アズガルドの民が。ソーたちが星を亡くしてもまだ民がいるから、と、旅立った、ところ、そう、なんかヤバそうな船と遭遇してたなってのは、覚えてるけど、けど、それがもう、いきなりの滅亡;;
ロキが。ロキが、ちゃんと兄上を助けよう守ろうとして、でもあっさりとサノスにやられてしまった。。。
 ハルクがなんだかんだアベンジャーズ最強なのかな~って思ってたところの、その、ハルクもサノスには全然かなわず。あれは、えーと、アズガルドの人の最後の力で地球へ送られて、逃れることができたけれども。

 ハルクが落ちたのはNY。ドクター・ストレンジの所だった!
 てことでNYへサノスもやってきちゃってバトルが始まる。
 って、もう、もう、ここでアイアンマンとストレンジが~。可愛い。ご対面可愛い。共闘も可愛い。で。
 ってもう、ほんっと、ダメ無理書ききれない。あのキャラとこのキャラが!とか、戦いの中でもジョークありまくりとか、やあ久しぶりって感じで、観客は知ってるけどキャラ達は知らない離れてた間のなんだかんだがあるんだよなあとか。物凄く濃密に、でも軽やかに、こんなに山盛りなキャラたち、それぞれ主人公格のキャラ達が出会い、見せ場あり、ジョークあり、よくぞ、こんなテンポでうまく見せていく。信じられない。面白い。

 アクションや見せ方がかっこいいのはこれまでにも十分わかってましたが、今回も、ほんと、ほんっと、これでもかとかっこいいっ。
 全部全部かっこいいけど中でもやっぱ、キャプテンの登場なー!暗闇から、すっと、ああああ~キャプテンがきてくれた!!!というかっこよさと安心感ったらもおおおー!それと、ソーだね。新たな武器を手に、あの混乱のさなかに現れて。まさに雷神!文字通り雷神!あああ~そうだよ神なんだもんなーっ。
 ワカンダでの、あの謎の獣みたいなやつとの対決は、あれだ、「グレートウォール」をちょっと思い出した。あの戦闘の感じって、古典的というか、人の集団のぶつかり合い的な、三国志だの指輪物語だのみたいな感じなんだよね。時代物じゃなくてもああいうかっこよさの取り入れ方が可能かあ、と感動した。
 ヒーローたちの共闘もね、いろんな見せ方で感動する。めちゃめちゃかっこいい。スパイダーマンとかスターロードとドクターストレンジの組み合わせとか。くるくる穴からスパイダーマンがぴょんぴょん飛び出しては引っ込んで、マジカルキック!とか言ってるのがめちゃめちゃ可愛かった。ピーターくんってばもう~。それなのにっ。嗚呼~。

 世界で、宇宙で、沢山のヒーローたちが、巨大な敵サノスを食い止めるために戦っている。こんな絶望的な中でも、きっと、きっと彼らはなんとか敵を倒すんだろうって思ってた。どんなに困難な状況でも、莫大な被害があったとしても、それでも敵を倒すのだろうと。
 なのに、失敗。宇宙の半分を滅ぼすサノスの手を止められなかった。仲間が、目の前で、塵となって消えていく。その、その静けさ。撃たれるとか爆発とか血しぶきとかではなく、ただ塵となってさらさらと、消えていく。何が起きたのか理解するまもなく。ピーターが消える時に、トニーに怖い行きたくない、ごめん、って、すがるのがまた殊更残酷だったよ。トニー、辛すぎるでしょ;; ピーターを守ろうとしてた。帰れっていってた。ピーターがついてきちゃって、仕方なく、でもきっと内心とても頼もしく思いながらアベンジャーズの一員だ、ってそっけないふりして認めてた。それでも、まだ少年の彼を巻き込んだことを、あんな形で目の当たりにするなんて。

 サノスが、宇宙の半分を滅ぼすのは宇宙の均衡のために必要だ、と、苦難の決意、尊い犠牲、みたいに、生真面目に自分の信念を貫こうとするのが本当に酷い。ガモーラを娘として愛していたのは本当、とか、むしろ残酷。間違った善良さの地獄。映画の最後、消えてしまった数多のヒーローたちの静けさの後、サノスは満足そうに、寂しそうに、一人腰を下ろす。サノス的にはあれ、宇宙に平穏を取り戻したのだ、みたいな感じなんだろうなあ……。

 映画館で、エンドロールになって、でも観客誰もが、え、終り?? 嘘だろ? ここで終り??? 嘘????? 終り?????????? っていう空気だったのたまんないね。マーベルはおまけがあるから。エンドロールの後にも、もうちょっと。なんか、なんか、なんか、なんか、あるよね??????? って、あんなにもおまけ待ち望んだことないよねえ。
 消えていく長官、だっけ、の、謎の通信相手は、後からいろんなレビューとか見たところのよると、キャプテンマーベルらしい。何それ知らない、ってわかんないんだけど、どうやらすごく強いヒーローがまだいるらしい。何なの~マーベルユニバース~。来年映画があるらしい。で、アベンジャーズ4も、来年。こんなに物凄く、つづく! ってことだとは思ってなくて、ほんっと、見終わった気持ちをどうしていいのかわからなかったよ。続きを、待ちます;; うう~。マジか~。こんなおあずけで来年かああ。うう。

 しかしほんとうに、この10年、積み上げてきたヒーローたちの物語をがっつり組み込んでどのキャラたちも素晴らしく進化し続けて、この集大成な映画、世界、作り上げてるの信じられない。まだ今作に登場しきれていないキャラが、きっと次作で何か成し遂げてくれるはず。そう信用できる。
 マーベルの映画、ヒーローの映画が、こんなにもリアルに地続きに感じられるの凄いし、このヒーローたちの力が、本当に希望の姿を見せてくれる。エンタテイメントの力を、見せてくれる。信じられない面白さだ。次作が待ち遠しいよお。早く見たい。見せてくれ。
 でも、それできっとヒーローたちの世代交代があるんだろうなと思うと、辛いし寂しい気持ちもする。でも、それが健全なんだろうなあとも思う。どうか、次作では希望を。救いを。未来を、見せて欲しいと願う。きっと、きっとそうだと信じてる。待ってるよ。


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