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蜷川幸雄シアター2「身毒丸 ファイナル」


*ネタバレかな?


蜷川幸雄シアター2「身毒丸 ファイナル」


19日の木曜日に見に行きました。
「2016年に他界した日本を代表する舞台演出家・蜷川幸雄の三回忌追悼企画として、
数々の名作舞台から厳選した作品をスクリーンで上映する「蜷川幸雄シアター2」
の第2弾。」
ってことでした。

2002年の舞台なんですね。藤原竜也と白石加代子。
藤原竜也、二十歳かな。ヤング~。ほんと、少年。身体つきがひょろぺらい。

お話は、よく知らず、なんとなく、この感じは寺山修司かと思ったらやっぱり。
作、寺山修司と岸田理生。いや、なんか有名だし話題だったし大体な感じは
どっかで見聞きしてたのかなあ。
でもまともにちゃんと見るのは初めてだと思う。

実の母を亡くした身毒は、父が新しいお母さんを買ってきたことに反発する。
母の連れ子、せんさくとはともかく、継母、撫子には二年たっても心を開かない。
お父さんは、お母さんがいて息子がいて、お父さんがいて、それが正しい家、
という考えを変えない。器としての家、家族。そこに生きる人の心、という
ものは気にかけない、お父さん。

実は身毒は、一目見た時から撫子に心惹かれて、でも、それを自分で認める
ことができなくて。
撫子は本当は子どもが欲しいけれどお父さんはもう年だから実の子、という
のはもう無理で。身毒にはうとまれて。家では家事に追われ、お母さんという
役割ばかりで。身毒とも仲良くしたいのに。
愛憎。
愛憎、どろどろに、愛憎。


仮面売りとか、なんか奇妙な一団とか。舞台の雰囲気はなるほど寺山~っ。
っていうほど私がわかってるわけじゃないけれども。まあ、雰囲気として。

何より、藤原竜也のテンションのぶち上げっぷりが凄い。すっごい。
しょっぱなからかなり凄いけど、終盤はもうほんと。ほんと。別世界を
見てる目をしてる。スクリーンだから結構アップで顔も見られて、ああ~
身毒だ。舞台という別世界にいる別の生き物だという感じ。凄いなあ。

白石加代子ももちろん。般若になるよねえ凄い。
圧倒される。

舞台は生で見てこそ、とは思うものの、スクリーンで見ても物凄い熱量だった。
見に行けてよかった。凄いわあ。私じゃ全然読み解いたりできない。
見るしかない。言葉に出来ないよ。凄いしか言えない。凄かったね。

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