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映画「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」


13日(月)に見に行きました。
ホラーみたいだし怖そう、でも、面白そうな気がすると思って。
キングの原作は読んでないし昔テレビドラマだったとかいうのも知らない、
なんかピエロが怖い、子どもたちがタイヘンそうというくらいで見ました。

雨の日。
まだ小さいジョージーは兄ビルに紙で舟を折ってもらって、それを道路の脇の
流れに浮かべて一人で遊んでいました。排水溝に落ちてしまった紙の舟。
覗きこむと、そこにはピエロが。最初は親し気にお喋りしたピエロ、ペニーワイズ
と自己紹介した「それ」は、ジョージーの腕を嚙みちぎり、ジョージーを引き摺り
こむ。
行方不明の子どもが多い町、デリー。
ジョージーが行方不明になったことに責任を感じ探し続けようとしているビル。
12歳くらいな子どもたちなんですかね。
学校ではいじめらるタイプ、ルーザーズな子どもたちの夏休み。友達で、仲間で、
それぞれの家庭にいろいろ問題ありそうな彼らが友達のため、自分たちのため、
「恐怖」に立ち向かう物語。

ペニーワイズがさああ~。とにかくあの手この手で現れて、その登場とか不気味さ
とか、コミカルさとか何もかも怖いよ~ピエロ~赤い風船~~~;;
私、ホラー苦手なんだよね。うう。何度かびっくりして、ひっ、ってビクって
椅子の中で後ろにのけぞっちゃう。まあ、怖がらせる映画だもんね。正しい反応
しました。ひ~;;

ちょっと不気味なひと夏の冒険、という点では確かに「スタンド・バイ・ミー」的
なテイストでした。子どもだから。大人の支配のうちで、自分でなんとかする
ことができる範囲ってすごく限られてる。
それぞれの家庭があんまりよい家庭ではないなあという、どんよりと辛い感じが、
そうくっきりではないにせよ、重くあって、これ、彼らこの夏の後も人生わりと
ハードモードなんじゃないかな、って、思って、映画終わってもなかなか辛い
気分のままでしたね。
ベヴァリー、特に辛い、って感じた。酷いよね。
でも彼女もまた恐怖に立ち向かったから、きっと、彼らはなんとか、立ち向かって
生きていくんだと思う。
ペニーワイズは、一応、眠りにつかせた、って感じかなあ。あれやっつけたって
ことではないんだろう。27年後、というのがまた映画になる、らしいね?

そもそも原作だと多分その27年後の大人な彼らと子ども時代のお話とが両方
描かれてるものらしい、ね?
いろいろ設定も違うみたい、らしい。ん~。そのうち本も読もうかなあ。んー。
多分すごく面白いのだろうけど。

子どもたち、一度はバラバラになりながらも、それでは「それ」の思うつぼって
ことで、ちゃんとまたペヴを助けに行こうって立ち上がるのは凄いなあ。
そういう、いやちょっと、ええっと、そんな??? 行く?? そこでまたそう、
そんな行き当たりばったり的に行く?? って思っちゃったけども、まあ、
行かなきゃ話にならないな。

子どもたちにとって、まともに相談できる大人が誰も居ない。自分たちだけで
なんとかしなくちゃ、って思い詰めてる感じが悲しいけどよくわかって、
それはよかったかなあ。

ビルがお兄ちゃんで、ジョージーを亡くしたことを苦しんで悲しんで、でも
親はもう忘れろみたいな感じだし、まあそりゃ親としても苦しく悲しい中で
余裕ないんだろうけど、でも、ビルのことも、守ってやってよ、って辛い。

しかし一つの街で、あんな狂気があるのに、大人は誰も気づかないのかよー。
というかまあ、そういうのも「それ」「恐怖」が街を支配してるってことなの
かなあ。これ大人になった彼らがもう一度ペニーワイズと対決して、今度こそ
勝つのだろうか。そしたら、町のどんよりさも少しはマシになるんだろうか。

少年少女たちの、今、この時の物語、という、思春期青春物語って感じも
すごくあって、ホラーで怖い怖いグロイばかりってわけでもなくて面白かった。
ペヴとビルの淡い恋、みたいなのは、個人的にはなんか、それは別に、って
気がしたけどさ~。ペヴはあれで死んでなかったの、そうなの??ってびっくり
しちゃったぜ。ぷかぷかしてたのに。いやあ。ん~。
ぷかぷかしてた、他の犠牲者たちは、どうなったの。どういう風に、あの町は
決着をつけたんだろう。本読めばわかるのかなあ。うーん。

ともあれすっごくびびって怖かったけど、見にいってよかった。
映画館音響でホラーだと、怖さって倍増なんだね。。。あちこちから、音が、
怖かった。基本的にホラーを見にいったりは、あんまり、しないから。すごい、
楽しみました。

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