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映画「ジャスティス・リーグ」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「ジャスティス・リーグ」


字幕、3D、IMAXで、昨日23日見てきた。


スーパーマン亡きあと。世界から希望が消えたかのようだった。
そんな中、バットマンは一人今夜も戦う。人の恐怖に引き寄せられてくる化け物が
現れていた。
アマゾネスの島で守られていた、箱、が目覚めようとしていた。
太古の世界で恐ろしいパワー、エネルギーを生み出したマザーボックス。あまり
のその力を封じるべく、3つに分かれたそれはアマゾネス、アトランティス、
人間が封じて守ってきていた。
だがステッペンウルフという恐ろしい敵が現れ、マザーボックスを手に入れて
地球を支配しようとしていた。
バットマンは超人たちを集め、力をあわせてこの危機に立ち向かおうとしていた。

DCのシリーズについて詳しくはないし、スーパーマンもちゃんと見てないなあと
思いつつ、まあ多少はなんだっけ、ってわからないことがあっても気にしないで
充分面白く見たよー。
バットマンVSスーパーマンは見ててよかった。
ワンダーウーマンも見ててよかった。
アクアマン、フラッシュ、サイボーグは今回からの新人たちで、多分今後、
それぞれが主役なのが作られていくんだろうね? 登場の時にざっくり紹介は
あって、一応なんか背景いろいろありそうだな、っていうのもわかって、
とにかくジャスティスリーグ、チームになるぞっていう始まりな感じがして、
そこそこユーモラスで、キャラクターの魅力がほんっとよくって、とっても
とっても、みんな可愛いぞみんなかっこいいぞ~好き~~~!!! ってなる。

なんか、バットマン、スーパーマンがいなくちゃダメだ、ってそんなに自分を
責めないで。きみもがんばってるじゃん。超人たち言う事聞いてくれなくて
タイヘンだよね。って、もうほんと、バットマンのスーパーパワーって金持ちって
ことだよね、基本的に人間だもんね、ツライ、ってなって、もーすごくよかった。

アクアマン、ワンダーウーマン、そして復活を遂げたスーパーマン、って、
んで敵のステッペンウルフもなんか化け物だし、もう神々の戦いなわけで、
タイヘンよ~。
そんな中でもスーパーマンが桁違いに強かった。すごい。

昔ながらのスーパーマンイメージっていうのが私の中にあって、なんかこう、
機関車止めたり墜落しそうな飛行機もって降ろしてくれたり、宇宙人が地球に
きちゃったらなんかいろいろ環境違うからスーパーマンになっちゃった、って
いう、あの、月に行ったら重力が違うからスーパ―ジャンプできるぞ~みたいな
感じのイメージがあるんだけど。なんか、違うね。桁違いの強さの神だね。
まーそうだっけ。地球人の中にあって一人愛と正義と希望の象徴なんだっけ、
神だっけスーパーマン、そーだっけかなあ。。。と不思議に眺めてしまった。
でもともかく、ヘンリー・カヴィルの、素晴らしい筋肉!肉体!綺麗なお顔!
神!!!!かっこいい!!!スーパーマン美しい!!! ってうっとりでした。
好き。素敵。愛で目覚めちゃうよね~いい子だよねえ。
スーパーマンの復活を眺めて眩しそうにするバットマンベンアフよ。可愛いよ。

ほんっとにキャスト全員素晴らしく可愛くてかっこよくって最高で、その中でも
特に、フラッシュの可愛さが際立ってましたね!!!
でもこれ、マーベルの、新人スパイダーマンくんと同じ感じの位置で。そりゃもう
みんなに可愛がられちゃうしかないなっ。
背負ってるものは物凄く辛そうなんだけど。母親が小さい頃に殺されて、その
犯人は父親。でも父は無実だ、と、信じていて面会に通ってて。バリー・アレン
はどういう事故でだか光の速さ?で動ける力を得ていて、フラッシュになってる。
頭脳も抜群。あのフラッシュスーツは手作りかな。アメリカンなヤングヒーローは
頭もいいんだよねー。そもそも超人じゃねーか。
まあともあれ、友達がほしい、って、簡単に金持ちおっさんについていっちゃ
駄目でしょアレンくん、ハラハラ、って、見てるこっちの庇護欲をかきたてる
可愛すぎるフラッシュ。あのキャラってエズラくんにあてがきにしてるのか、
どーなのか知らないけど、ほんっとエズラくん可愛くて綺麗で素晴らしい~。
単独主演作られるとしたら、複雑な生い立ちとかしっかり感じられると思うし、
エズラくんの演技力ならどんなに期待しても外れはないって思うし、もっと
フラッシュをたっぷり見たいなあ。
そんでアルフレッドにいっぱいおやつ食べさせてもらってるシーンを、ね、
是非っ。

サイボーグも、父との関係が複雑そうで。
超人ヒーローっていっても人間ベースだと家庭に問題抱えてたりして、そういう
弱さから強さを求めるみたいなことになるのかなあ。

エンディング中のおまけには、スーパーマンと速さ競走するフラッシュで。
みんなでブランチ、になるのかなあ。可愛いなあ。チーム仲良くなって欲しい。
そして最後には、ルーサーが釈放されてたような。
ルーサーって、ええっと、誰だっけ、って一瞬悩んだけど、あれだ。ジェシー・
アイゼンバーグね。バットマン対スーパーマンの時ちょろちょろしてた悪い奴ね。
で、また、悪人チームを作ろじゃないか、みたいに画策しようとしてた。
てことでまた戦いは続く、ってことですかねー。今後もすごく楽しみです。

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映画「ローガン・ラッキー」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「ローガン・ラッキー」


19日、日曜日に見に行きました。
ソダーバーグ監督、映画監督復帰!みたいな話題でしたね。そこんところに私は
特に思い入れはないんだけど、そのせいかどうか、キャストがゴージャスなのに
なんか地味そうな舞台、って感じが面白そう、見たい見たいって待ってました。

ローガン家は呪われている。と、弟ローガンは自説を持っている。
兄、ジミー・ローガンはかつてラグビー選手で将来有望スター選手のはずなのに
膝を痛めて今は工事現場の重機操作もクビになる始末。冴えない暮らし。娘が
いて溺愛しているが離婚していて会える日は限られている。
弟クライドは従軍して地雷で片腕を失った。上等とは言えない酒場でバーテンを
している。妹メリーは美容師。口うるさい客の髪をセットする毎日。
冴えない田舎町。
冴えない暮らし。不幸のどん底ってわけではないが貧しくてなんのあてもない毎日。

その町にはモーターレース場があった。ジミーが、工事の時に知った金の動きを
きっかけに、レース場から大金を奪う計画を立てる。
兄弟だけでなく、金庫を爆破できる男が必要だった。
ジョー・バング。今は刑務所にいるが、彼ならどんな金庫も破れるはずだ。
ジョーに面会にいって、協力をもちかけて、計画は動き出した。

ジョーがダニエル・クレイグなんだよ~。凄腕の金庫破りかと思いきや、なんか
田舎のおっさんだった。すごい。そうだよね捕まってるんだもんね。
でもそれなりにちゃんと頭いい、仕事はやり遂げるタイプって感じで、出所後の
囚人服じゃない普通の服(とはいえダサいただのシャツとズボンて感じなんだけど)
着てると、まーやっぱそれでもかっこいいなダニクレって惚れてしまう。
囚人服ベビーちゃんもちゃんと可愛かったんだけど。ボンクラ弟たちも必要だ、
って計画に引き入れて、でもボンクラ弟たちだから、イラっときたりしながらも
ちゃんとお兄ちゃんしてる感じとか、すっごい可愛い。バング兄弟も実に
アホ可愛くてよかった。

ジミー、チャニング・テイタムおにーちゃんと、クライド、アダム・ドライバーな
ローガン兄弟、でっかいのにダメ子どもな感じのある仲良し兄弟で、普段は
そっけないけど当たり前に家族で、他人と喧嘩になったら二人そろって容赦ない
のとかすごい好き。

全体的に、脚本すごい上手くて犯罪計画、娘ちゃんが子どものミスコンに出て
がんばるとか父親としてがんばるとか、ジョーを脱獄させてまた戻して、
せっかく金獲ったのに返しちゃってどういことだよ!!??? ってハラハラ
したり、ほんとうまく見てる私は転がされて楽しんだ。
金が盗まれた、でも戻された、ってことで足りなかった分は曖昧うやむやに
保険で補填されてレース場はまあいいか、と落ち着いて捜査に乗り出していた
FBIは決定打を得られないまま打ち切られる。
犯行に協力して、一度はジミーに裏切られたと思ったメンツも、結局はそれなりの
分け前を得てまあいいかってなって。
ローガン兄弟もなんとなくちょっと余裕がある感じに終わる。

エンドロールで、何かを奪われたのはあなた(観客)だけ、って感じに出たけど、
ほんと、結果としてはおしゃれ犯罪でみんなよかったねみたいな感じ。
楽しかった!

しかし、こう、すごい上手く楽しい映画に仕上げてるけれども、アメリカ社会の
問題、みたいな、今、という感じも盛り込まれてて。
地方で腐ってる平凡な男たち女たち、町そのもの、っていう感じ、なー。
白人男性でもまるっきり辛い、みたいな感じ。
普通に真面目にがんばろうとしてるのに全然何にもうまくいかない感じ。
結局仲間うちでこういうのもやっちゃうっていう、めっちゃローカルな狭い世界の
昔からの知り合いで昔からの悪やってる感じ。
ものすごい閉塞感だったなあ。
でもそれをこういう風にユーモア、コミカル、スカっとする一瞬の幻影に
仕上げてるのすごい。

冴えない田舎の冴えない中年たちを演じてるの、でもだってダニクレだの
アダム・ドライバーだのチャニング・テイタムだの、なんかいろいろとちょい役
でもゴージャスだったりしてさー。
メタ的にはめっちゃめちゃ豪華っていうのがまたシニカルな感じがして、すごい。
刑務所内暴動での要求が、私あんまり詳しくなくてちゃんと知らないけど
ゲームオブスローンズの本を続きを図書館に入れろ!ってバカバカしいような
ことだったりしてさ。多分いろんな今のアメリカの流行りものとか言い回しとか
いっぱいな感じ。どこまでドラマのどのくらいメタなのかとか複雑そうな気がする。

まあでも、難しいこと考えてもいいし、考えなくてもいいしという、すごく
ゆるく、でもうまく組み立てられてる、映画の夢だったわ。何回でも見たい。
好きだ~楽しかった~。

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「表に出ろいっ! One Green Bottle」


*ネタバレ、結末まで触れています。


「表に出ろいっ! One Green Bottle」

15日(水)、14時開演の舞台を見に行きました。@東京芸術劇場シアターイースト
これは、2010年に、中村勘三郎と野田秀樹夫妻、娘は黒木華?での初演だったもの、
を、英語台本に書き直して? このたびの公演、ってこと、かな。
勘三郎さんとの舞台、見たかったなあ。。。

で、その当時のものを見たことはなく、内容も知らず、今回もどういうものか
全然知らずにただ見に行ってしまいました。英語らしいよ、日本語イヤホンガイド
あるから大丈夫じゃないかな、ってことしか知らずに。なので前回との比較とか、
何もわからない。
イヤホンガイド使うのも始めて~。なんか、勝手にちっさい機械から音声が
流れてくるのね? どうやって使うんだろう?って心配だったけど、イヤホン
つけるだけで何にも操作しなくていいんだよかったよかった。
でも実際には目の前の舞台見て聞いてのほうに集中しちゃうので、一人が長めの
セリフ喋る時くらいしか聞かなかった。目も耳も、舞台ならではのいっぱいの
情報量受けるので精いっぱい。たまにアドリブ?わかんないけど日本語ちらっと
喋ったりもするしさー。二度三度見に行ったりすると、日本語ガイドもしっかり
聞いてもっとよくわかるようになるのかもしれない。日本語吹替えも、
父・大竹しのぶ、娘・阿部サダヲ、母・野田秀樹(本人っすね)って豪華なので
ちゃんと聞いてない私は勿体ない。

さて舞台は。
能舞台のスタイル。能舞台の橋、だっけ、あれがあって、正方形的な舞台があって、
でもそこは三角、だったかな、奥行き仕切られていて、その奥が二階とか別の部屋
ってこと。
基本的には、普通の日本のおうち、って感じでいいんだよな。
父は伝統芸能を受け継ぐもの、狂言師、だよね多分。
始まりにはテレビ画像にニュースやお相撲が映ったり。
この、最初に映るニュースですでに結末は伝えられている。
不自然に鎖で繋がれた一家が自宅で死亡していた、ということ。

いかに彼らはそんな状況に陥ったのか?

っていうことか、というのは見ている途中で気付くので、あ、って気づいた瞬間、
う、って、すっとそれまでのドタバタで何やってんのあんたたち?というふわふわ
した気分が冷えるのが、たまらなかった。

最初はね、三人家族が、今夜出かけるんで、ってことなんだけど、おうちに
大事なプリンセスちゃんがいるから、誰かは家に残ってその面倒をみなくちゃ
駄目、ってことらしい。でも父も母も娘も自分の予定を変えたくない。家から
出かけようとするそれぞれを、それぞれが、なんか無茶苦茶に邪魔していく。

プリンセスちゃんっていうのが、犬なのか~って、あ~ワンちゃん妊娠中で
もう今夜にも赤ちゃんが生まれそうって感じなのか~ってわかる。犬のぬぐるみ
をそれなりにふりふり尻尾動かしたりしてるのがとても可愛い。

家から出さないぞ、っていうのが過激化して、ついには三人とも足に鎖つけて
そのカギはぽいっと捨ててしまって、逃げられなくなる。
なんでそんな足枷と鎖が?? そこまでする?? そんなバカな? の連続。
何やってんだーと思うと同時に、あ、みんな死ぬ、と、ぎゅっと心が凍る。

娘はなんかカルトっぽいのに嵌ってるみたい、とかで、なにやら未来をうたう
よくわからない教義とか語りはじめたり。コンピューターの、バグ?

イヤホンガイドを時々聞きながらの、英語劇なわけで、もっとちゃんとわかる
ことが出来る人は出来るんだろうけども、まあ、私としてはすごくざっくりした
感じの目の前の出来事の把握。

ワンちゃんは出産したものの、家族は鎖に繋がれていてちゃんとケアも出来ない。
ワンちゃんと赤ちゃんが真っ先に死んで。
解決方法を見つけられないまま、父も母も娘も弱っていく。

これ、さあ。何? 
表に、出られない。

折り本っていうか、あの、携帯地図みたいにびらびらーって開くでっかい紙の
ご挨拶みたいな冊子? に野田秀樹の挨拶みたいなのがあり。
演劇って、役者が舞台が間違えるかも、というドキドキが醍醐味なのではないか、
というような言葉があり。英語で、三人の性別も逆で、より一層、間違ってる!
という感じ満々の本作は、ドキドキ満載ですよ、という、ことなのかな。
そんなバカな、そんな? 何? という、ドキドキ。
ザラザラ。
そう、演劇では、ザラザラ、ですね。
スタイリッシュなきちんと筋の通ったお話とは全然違って、何を見せられている
のかしばらく混乱してしまう。
とてもわかったとは言えない、何見てきたんだろう私、って思ったけど、すごく
体験した気分だった。楽しんだ。頭悪くてすまぬ。

衣装、すごく可愛かった~。
父は、着物袴。黒で、渋め。だが禿げ頭。母は、レトロモダンみたいな、
おっきな水玉模様、黄色とか小物はピンクとかカラフルで可愛い。ヘアスタイルも
派手めサザエさんみたいな。可愛い。娘はロリ系、かな。紫のお姫様カットの
さらさらロングヘア。アニメキャラみたい、って感じ。可愛かった。

劇場も小さ目。時間も80分?90分くらいで、だーっといく。すごい。
舞台って生なのに異世界で、すごく、不思議で面白い。
これ、勘三郎さんとやった時にはどうだったんだ。見たいなあ。
ともあれ久しぶりに生舞台、見に行けてよかった。

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映画「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」


13日(月)に見に行きました。
ホラーみたいだし怖そう、でも、面白そうな気がすると思って。
キングの原作は読んでないし昔テレビドラマだったとかいうのも知らない、
なんかピエロが怖い、子どもたちがタイヘンそうというくらいで見ました。

雨の日。
まだ小さいジョージーは兄ビルに紙で舟を折ってもらって、それを道路の脇の
流れに浮かべて一人で遊んでいました。排水溝に落ちてしまった紙の舟。
覗きこむと、そこにはピエロが。最初は親し気にお喋りしたピエロ、ペニーワイズ
と自己紹介した「それ」は、ジョージーの腕を嚙みちぎり、ジョージーを引き摺り
こむ。
行方不明の子どもが多い町、デリー。
ジョージーが行方不明になったことに責任を感じ探し続けようとしているビル。
12歳くらいな子どもたちなんですかね。
学校ではいじめらるタイプ、ルーザーズな子どもたちの夏休み。友達で、仲間で、
それぞれの家庭にいろいろ問題ありそうな彼らが友達のため、自分たちのため、
「恐怖」に立ち向かう物語。

ペニーワイズがさああ~。とにかくあの手この手で現れて、その登場とか不気味さ
とか、コミカルさとか何もかも怖いよ~ピエロ~赤い風船~~~;;
私、ホラー苦手なんだよね。うう。何度かびっくりして、ひっ、ってビクって
椅子の中で後ろにのけぞっちゃう。まあ、怖がらせる映画だもんね。正しい反応
しました。ひ~;;

ちょっと不気味なひと夏の冒険、という点では確かに「スタンド・バイ・ミー」的
なテイストでした。子どもだから。大人の支配のうちで、自分でなんとかする
ことができる範囲ってすごく限られてる。
それぞれの家庭があんまりよい家庭ではないなあという、どんよりと辛い感じが、
そうくっきりではないにせよ、重くあって、これ、彼らこの夏の後も人生わりと
ハードモードなんじゃないかな、って、思って、映画終わってもなかなか辛い
気分のままでしたね。
ベヴァリー、特に辛い、って感じた。酷いよね。
でも彼女もまた恐怖に立ち向かったから、きっと、彼らはなんとか、立ち向かって
生きていくんだと思う。
ペニーワイズは、一応、眠りにつかせた、って感じかなあ。あれやっつけたって
ことではないんだろう。27年後、というのがまた映画になる、らしいね?

そもそも原作だと多分その27年後の大人な彼らと子ども時代のお話とが両方
描かれてるものらしい、ね?
いろいろ設定も違うみたい、らしい。ん~。そのうち本も読もうかなあ。んー。
多分すごく面白いのだろうけど。

子どもたち、一度はバラバラになりながらも、それでは「それ」の思うつぼって
ことで、ちゃんとまたペヴを助けに行こうって立ち上がるのは凄いなあ。
そういう、いやちょっと、ええっと、そんな??? 行く?? そこでまたそう、
そんな行き当たりばったり的に行く?? って思っちゃったけども、まあ、
行かなきゃ話にならないな。

子どもたちにとって、まともに相談できる大人が誰も居ない。自分たちだけで
なんとかしなくちゃ、って思い詰めてる感じが悲しいけどよくわかって、
それはよかったかなあ。

ビルがお兄ちゃんで、ジョージーを亡くしたことを苦しんで悲しんで、でも
親はもう忘れろみたいな感じだし、まあそりゃ親としても苦しく悲しい中で
余裕ないんだろうけど、でも、ビルのことも、守ってやってよ、って辛い。

しかし一つの街で、あんな狂気があるのに、大人は誰も気づかないのかよー。
というかまあ、そういうのも「それ」「恐怖」が街を支配してるってことなの
かなあ。これ大人になった彼らがもう一度ペニーワイズと対決して、今度こそ
勝つのだろうか。そしたら、町のどんよりさも少しはマシになるんだろうか。

少年少女たちの、今、この時の物語、という、思春期青春物語って感じも
すごくあって、ホラーで怖い怖いグロイばかりってわけでもなくて面白かった。
ペヴとビルの淡い恋、みたいなのは、個人的にはなんか、それは別に、って
気がしたけどさ~。ペヴはあれで死んでなかったの、そうなの??ってびっくり
しちゃったぜ。ぷかぷかしてたのに。いやあ。ん~。
ぷかぷかしてた、他の犠牲者たちは、どうなったの。どういう風に、あの町は
決着をつけたんだろう。本読めばわかるのかなあ。うーん。

ともあれすっごくびびって怖かったけど、見にいってよかった。
映画館音響でホラーだと、怖さって倍増なんだね。。。あちこちから、音が、
怖かった。基本的にホラーを見にいったりは、あんまり、しないから。すごい、
楽しみました。

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映画「ノクターナル・アニマルズ」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「ノクターナル・アニマルズ」


8日(水曜日)に見に行きました。

監督トム・フォードですってよ。ってことで期待して公開待ってました!
といっても、私は何にもトム・フォードについて詳しくはないんですが。
すっばらしく男をうつくしくさせるスーツを作る人ってイメージ。「シングルマン」
もまだ見てないという。円盤買ってるのに。

さて。
期待の監督二作目とのこと。
始まった瞬間から圧倒される。
デブ、という一言ではすまない、たっぷり巨体な女たちが真っ赤なきらきらの
中で踊ってる。これは、どういう、こと?
どうやら主人公スーザンの、ギャラリーのオープニングパーティらしい? と
わかる。芸術家なのね。
スーザンは立派な家に住み夫婦ともに成功者として暮らしているようだ。
そこに一つの荷物が届く。
元夫、エドワードから小説のゲラ刷りだった。夫は出張で不在な夜。その小説は
ある一家が夜通しのドライブ中、たちの悪い男たちに絡まれて酷い目にあう
話だった。

その、小説の中の出来事は、家族を奪われた夫が一人の刑事と共になんとか犯人を
追いつめ復讐しようとするもの。
生々しく描かれている、虚構世界。
で、スーザンはエドワードとの出会い、短い恋、結婚を回想する。
上流階級育ちのスーザン。母に反発していたものの、結局母と似たような暮らし
を選んだスーザン。エドワードの作家としての才能を信じて認めることが出来ず、
見栄えよくエネルギッシュな今の夫を選んだスーザン。
だが夫は浮気中。会社の業績も思わしくないような現状。

スーザンは小説にのめりこみ、読み終わり、もう一度エドワードに会おうと約束
をする。
だが、待ち合わせの店にエドワードは来ない。一人待ち続けるスーザン。

一つの映画だけれどもさらに小説の物語が入り込んでて、結構衝撃的に辛かったり
して、そこにのめりこんでいく感じとかなかなかの怖さだった。
しかしこれ、監督が意地悪という気が、すごく、する。
若く愚かだった彼女を許さないんだなあ。
復讐、の、物語。
こんな残酷に、というか、こんな意地悪なんだ、っていうのが、とてもよかった。

ほんっとに、どのシーンもどの瞬間も最高に完璧に絵になる。緻密に作り上げ
られた美の世界。よれっとした刑事も姿も最高のよれよれ具合なんだよな~。
かっこよかった。

エイミー・アダムズ、スーザンの赤毛もステキだったし。
ジェイク・ギレンホールドがなあ~~。こわい。すごい。ナイーヴな素敵男子
であり、情けないパパで復讐に走る男でもあり。すごい上手いんだなあ。こわい。
アーミー・ハマーが見栄えのいい夫役でね~。出番ちらっとだけど、ほんと
見栄えのいい夫だよね~~~。素晴らしい。
見終わって映画館から出て、ようやく、息が苦しかったんだ私、って気づく、
すごい映画でした。

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映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」

3日(金曜日文化の日)に3D、IMAXで見た。

マイティ・ソーのシリーズをちゃんと見たことないと思う。だけど、今作は
アベンジャーズに繋がる重要な、だとか、ちょっとコメディテイスト? だとか、
ケイト・ブランシェット様が敵だー!ってことで楽しみにして行きました。
一応、神様一家の兄弟喧嘩とからしいな? という程度の認識です、ソー。

父、オーディンが行方不明、なのを、ドクターストレンジが探して連れてって、
というか送り出してくれる。これ、ドクターストレンジのエンドロールの時に
見てたから、おお~ベネたんもすっかりマーベルの一員ね、って楽しく見た。
ベネたんストレンジ、本編の時より貫禄ある感じだったなあ。まあその出番は
ちらっとでした。

アスガルドにヘラ、死の女神がやってきて、それがソーのお姉ちゃんってことで。
オーディンの後を継ぐのは私だ、みたいな感じ、だっけ、なんか、アスガルドを
支配していく。
ソーもロキも時空飛ばされちゃって、なんか、キラキラしたおっさんの支配してる
星で剣闘士になれって感じ。ロキはちゃっかりとりいってる。
ジェフ・ゴールドブラムがやってるのね、グランドマスター。すごい派手でテキトー
で、めっちゃ楽しかった。好き。
戦いの場に引き出されたソーの前に現れたのはハルク!荒れ狂うハルクを前に
やあ友達だろうっていうソーとか。楽しかった。

まー、なんだかんだあって、味方も出来て、アスガルドに帰ることもできて、
ヘラと対決~!しかし死の女神、強すぎる。アスガルド、滅んじゃったよ!
でもソーたち、民を救い出すことは出来てから、アスガルドは場所じゃなくて
民なのだ、って、みんなで地球へ移住していくみたいな感じでした。
これが、また、アベンジャーズに繋がるって感じなのかな。

大体そんな、オーディンは亡くなり故郷が滅びる、って、大惨事なことなんだろう
けれども、この映画全体のテイストはすごい、軽くて、お、おお?なんかそんな、
大変でしょ?いいの??って感じ。
私、シリーズよく知らない、実はアベンジャーズについてもあんまりよく知らない
って感じで見にいっても、十分楽しく見られてよかった。
ソーとロキの兄弟げんかもな~。めっちゃ可愛い^^
しかし神様一家の喧嘩とかで世界滅びかけちゃうんだからヤバい。家族、仲良く
してくれマジで。そんでまた地球でなんかやらかすんでしょう。ヤバい。

「移民の歌」ですか。予告の時からかっこいいなあと思ってましたが、ほんっと、
すっごいかっこよくってよかったー!満足した。

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『わたくしが樹木であれば』(岡崎裕美子/青磁社)


『わたくしが樹木であれば』(岡崎裕美子/青磁社)


「待望の第二歌集」と帯にあるのが誇張なしの一冊。待望されまくってたでしょう。


  したあとの朝日はだるい自転車に撤去予告の赤紙は揺れ 『発芽』


この歌がとても有名で、即物的でそっけなく、すごい色気纏った歌をよむ人。
私が最初に知ったのもたぶんこの歌だったし、若くて才気あってこわい、って
思ってました。実際お目にかかれば人当りもよく怖くないんだけど、でも、
こわいなあってずっと思ってます。歌をよめてしまう人なんだよなあ。

この第二歌集はブルー。でもその奥に鮮やかなピンクが見えて、表紙を脱がせて
みればそれはあまりにも鮮やかな目に痛いほどのピンクで、こういう本なのかと
納得させられてしまう。

一冊を読んで感じるのはもう若いばかりではない大人の女性の姿。父を亡くす時、
母とのしずかな対峙、対峙というか、複雑な向き合い。仕事との距離。子どもを
産んでないこと、夫や恋人がいて、かといって満たされるのはほんのひと時、
という感じ。
読みながら自分自身を思って物凄くぐっさりもくるし、まるで夢物語、ドラマの
ようでひきこまれもする。とにかく読んでいて揺さぶられる感情が物凄くて、
何回もページを閉じて今日はここまで……と一旦この歌集の中から離れなくては
いけなかった。
一冊になる迫力って凄いな。

付箋をつけていくとすごく数が多くて困る。一首一首読みあいながら、うん、
わかる、いや、そんな、無理、とかうわごといいたい感じです。うわごとしか
言えない感じ。
そして愛の歌は勝手に推しにあてはめてもえる、とか読み換えてまた悶える。

好きな歌いくつか。


  いま産めば父を産むかも ひそやかに検査薬浸す六月の朝 (p51)


  誰の子を産んでも吾の子であれば雨はするどく降り続けたり  (p52)


  誰の猫でもない猫を遊びたり帰り道わからなくなるまで  (p53)


  鋭さにまかせて今日はひたすらに振り落とすのみ私のナイフ  (p54)


  手渡せぬ命を我は持つゆえにただ茫々と花を浴びたり  (p68)


  やるならば俺の知らない奴にしてと言われるふいに布団の中で  (p79)


  触りたい?と手を差し出せば触りたい、と手を伸ばしくる朝の部屋でも  (p91)


  ほんとうに出て行くときもこのようにただ背を向けて寝ているか夫よ  (p125)


  横にいるあなたの点滅たしかめるさっき魚を殺めた指で  (p157)


  おばさんでごめんねというほんとうはごめんとかないむしろ敬え  (p189)


  太腿も腕も絡めて眠りたり目覚めたら楡になりますように  (p192)


いくらでも物語を語り続けられそうで延々なんだかんだ言いたいような、でも
もうこれらの一首で全てじゃん無理、って言葉を失う。凄くて読むの、大変です。
  


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映画「ブレードランナー 2049」


*ネタバレ、結末まで触れています。

映画「ブレードランナー 2049」

10/29(日)に、3D、IMAXで見た。


その前に、前作の時間2019年の後から、この2049までの間の出来事って
ショートフィルムがウェブ公開されてましたね。私はそれ、見ないで行きました。
前作も直前の復習はしなくて行ったのだけれども、まあ見てなくても個人的には
大丈夫、って思った。

けども、今日、ショートフィルム見てみたよ。
アニメは「大停電」でいろんなデータが失われたっていってやつ、の事件の断片
を描いたもの。これもまたすごく前作踏襲したシーンがあるなあって感心した。
なるほどこういう事件があったことが背景にあるのね。
「ネクサス・ドーン」はジャレットレト出ててゴージャス気分。ウォレスが
従順なレプリカント作っちゃう宣言みたいな感じ。凄い。これはさすがの雰囲気。
天使。。。めちゃめちゃかっこよかった。
「ノー・ウェア・トゥ・ラン」はほんと今作直前。あの農場やってたおっさんが
見つかっちゃう。だからKがきたのか。

てことで、背景が多少はわかりやすくなるので、ショートフィルムも見てよかった。
まあ長くなるしあんまりがっつり描く余裕はないってことなんでしょうけれども、
こういう、ウェブ公開で番外編あるよっての、どーなのかなあ。まあ、親切な
気もするけど。


で。
2049は上映時間3時間近く。長い。正直、長くて眠気が、って瞬間寝たとこも
ある。けれども、ほんとうに、本当に本当に、この長尺でもとことん凄まじく
隅々まで圧倒的にうつくしく、物凄い、ブレードランナーな世界だった。
どのシーンとっても完璧に絵になる。IMAXの巨大さで見られてしあわせだった。
音も。ほんっと、音を浴びて酩酊する。すごい、「世界」だった。

一度失われたレプリカント。タイレル社は滅びたが、新たにウォレス社が従順な
レプリカントを作り上げていた。レプリカントのみならず、ヴァーチャルな技術
や農業、産業なんかでも圧倒的に支配力持ってるのかな、ウォレス社。
かつての生き残りレプリカントと狩る、ブレードランナーもまたレプリカント。
Kは淡淡と仕事をこなし、ヴァーチャルな恋人と暮らしている。
ある時、謎を知ってしまう。
かつてデッカードと共に消えたレプリカント、レイチェルが、出産していた。
レプリカントの子どもが、いるのか。レプリカントは繁殖という奇跡を手に入れ
たのかどうか。
Kは謎を追ううちに、デッカードの隠れ家へたどり着き、自分の記憶、心、魂に
ついて苦しむことになる。

Kは実はレプリカントの子どもなのか? と思わせておいて、違うわ、女の子よ、
ってあっさり残酷に告げられる。
この、ほんと、レプリカントに魂はあるのか。心はあるのか。それは「本物」
なのかどうか。というね、哲学なんだよなあ。
結局は人間とはってことだし、生きるとは、ってことだし。

ウォレスや、タイレル社もだけども、人間はついには神になりたいのか。
リドリー・スコットってことでこの前のエイリアンコヴェナントでもそーだった
けれども、人間が命を生み出し、その命が繁殖していくことになれば、人間は
神と等しくなれるのかどうか。ってのがテーマの根底だと思う。
Kは懸命に生きていたし、レプリカントに心は宿っていた。
生きている。みんな誰かのために、というのはむしろ人間よりも人間らしく
生きてる。
ホログラムな彼女と娼婦(?)を重ね合わせてセックスするのも生き物としての
欲動って感じかなあ。幻同士のセックスという、なんて、苦しく切ない変態なのか。
物凄いなあ。
つくりものこそが理想の中に生きてる、って感じ。

デッカードは年老い、それでもやっぱり強くかっこよくって、物語のキーマンで、
みんなが彼を取り合う、姫ポジションでまたもうすごい可愛いったらありゃしない。
娘って誰だろうと思ってたら、あの記憶作り出す博士なのね?
自分の記憶をKに植え付けた? 無自覚? ちょっと娘関連のことが私には
きちんと把握できなかったんだけど、見逃したことがあったかなあ。
そして、デッカードを送り届けて、Kは、あれは、雪の中で死ぬ、というラスト
だったのかな。死ぬ、とまでは私は思わなかったんだけども、あれはあのまま
眠るように死ぬってことなのかなあ。んんん。見逃してることがあるのかな。
雪の中で眠る、ということに、したい、私は。

ブレードランナーの、まさに続編で、35年を経て、ってことで、それってでも
ハリソン・フォードがしっかり現役で渋く俳優やってるからこそってことでも
あると思う。スターウォーズといい、なんか、凄いなあハリソン。かっこいいよ。
可愛いよ。
こんなにも素晴らしく「世界」が出来上がっていて継承されているというのが
まず何よりの驚きだし、そんな中でまた今作の圧倒的な美しさは感動だし。

蜂、養蜂の巣箱があったのが個人的にうあーってなったりもして。何だろう、
養蜂って西洋人的にはなんかやっぱ夢と浪漫なのか。暗喩的だったりもするか。
一匹の女王に生み出される新たなコロニーって感じはレイチェルとレプリカント
の繁殖と見立てていいのかな。
レプリカントにも命が続いていく。
人間は、神になったのか? 神と成りうるのか?
相変わらず詩的で哲学的で、SFで、凄い。
また見に行きたい。落ち着いてもっとよく見たい。好きになるしかないよなー。


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『人はなぜ物語を求めるのか』(千野帽子/ちくまプリマ―新書)


『人はなぜ物語を求めるのか』(千野帽子/ちくまプリマ―新書)

2017年3月刊

もとはwebちくまに18回連載した「人生につける薬 人間は物語る動物である」
で、加筆修正したものだそうです。
連載は読んでなかったけれど、なるほど、このすごく優しく語りかけるような
スタイルって、広く一般へ、みたいなことなのでしょうか。中学生や高校生へ
向けての語り下ろしみたいな感じかなあと読みながら思ったのだけれども。
なんだろうこの、優し気な感じが居心地悪い感じ、と、思う、私のよろしくない
心根って感じなんだろうか。

物凄い読書ガイドって感じでもあるので、これ高校生くらいで読んで、よーし
あれもこれも読んでみるか、ってガツガツいけるといいなって思う。この頃
全然まともに本を読んでない自分を反省。。。いやでもここにあるようなのを
こんなには読めないな、若かったとしても。

人間は物語る動物である、ということらしい。物語を求める。因果関係を求める。
物語化して「わかる」「わかった」と思いたがるものなのだ。それは感情だ。
わかる、納得する、というのは快感。わからないことは不安。
変えられるのは自分の側のことだけだ。

そんなこんなをいろんな文献や時事ネタ盛り込みながら解いている。表現は
優しく時に皮肉めいた一言を入れたりもして。
すごく、わかりやすく優し気であるがゆえに、ええと~、つまりこれに納得しちゃ
駄目だろ、って不安になる。
最初の連載のタイトルに「人生につける薬」って、ちょっと説教臭さがある通り、
なるほどそうかそうなのですねと教わる気持ちになりながらも、そう、そうですか、
でもそれでうんうんってなっちゃダメなんでしょ???って、でもそう思うのも、
どうなの??? って、なるねー。
人はなぜ物語を求めるかという答えは、いろんなことストーリー化して
わかるって快感を得る動物だからということなのか。
何の答えでもないような。

ほんと優しく読める、し、ここからもっと追及していける読書ガイドでもある
と思ったので、読んでみたのはよかった。


 目次

 はじめに
 第1章 あなたはだれ? そして、僕はだれ?
 第2章 どこまでも、わけが知りたい
 第3章 作り話がほんとうらしいってどういうこと?
 第4章 「~すべき」は「動物としての人間」の特徴である
 第5章 僕たちは「自分がなにを知らないか」を知らない
 あとがき

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「日本とデンマーク―文書でたどる交流の歴史」


平成29年秋の特別展 日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念
「日本とデンマーク―文書でたどる交流の歴史」

という、国立公文書館の企画を10/28(土)見に行きました。
イベントで、「コーヒーなしには語れないデンマークの暮らし~ヒュッゲな
デンマークコーヒーの楽しみ方~」というのに応募したら行けたので、まずは
展示を見ようかなと早めに行って見たのでした。

マッツ・ミケルセンlove(。・ω・。)ノ♡になってからというもの、必然的に北欧、
デンマークにもなんとなく興味がいくようになってるとはいえ、国交の歴史とか
そんなの考えたことなかったな。

デンマークのことは丁抹って表記してた。丁抹國かあ。最初に通商条約を結んだのは
幕末だったようで。徳川慶喜、最後の将軍が最後に結んだのがデンマークとの条約
だったんだって~。そうなのか。
幕末好きだけど、あーこういう、政府としての仕事、みたいなことをあまり実感
持ったことはなかった。そっかそっか岩倉使節団の一部はデンマークにも行ったのか。
条約改正とか、国交とか、文書がこうしてあって、交流があるんだな。
思えば当たり前なのだけれども、通商航海条約だとか、なんだかんだの条約が
なければ国交ないんだよねえ。
徳川じゃなくて、源慶喜 と署名してた。源性なのか。へえ~~~。
明治天皇のサイン、玉璽とか。すごい。
文書は分厚く、百科事典みたいな本になってて、デンマーク側の書面も素晴らしく
綺麗な飾り文字で書いてあって、なんか、すごい、さすが、重要な条約ですね
国家間のことですよね、って、びかーっとかっこよくって、錦の袋に入れて
渡してたとか、歴史を目の当たりにできてすっごくわくわくした。

伊東博文だの井上馨だの、西郷従道だとか西園寺公望とかなんか、明治の元勲
みたいな人の名前があったりして。文書にサインしてる。おお。そうかそうだよね
普通にお仕事してサインしてたりしてたんだよね。ほー。って、まあ当然なんだけど
目の当たりにすると感動する。
思いがけず幕末もえを実感できて、これまでとはまた違うリアルな歴史の実感が
あってとても面白い。

共同事業で海底ケーブルひいて通信網が出来たとか、アンデルセンの評価が
むしろ日本からの再評価があったのかとか。
皇室と王室との交流とか。
ちょうどデンマークの皇太子いらしてて、ここも見学にきてました、とか。
悪いけどとくにあんまり期待もなくさらっと見ようかなって見た企画展でしたが、
めっちゃめちゃ楽しくてもえもえで堪能しました。ありがとうありがとう。

日本国憲法の複製の展示もあり。これは常設なのかな? この、通常では
修正とか書き直しとかありえないのにやってるまま、みたいなのを見ると、
ほんと、いろいろ思う事ある。公文書館って初めて行ったけれども、こういう、
歴史の現物がある所なんだなあ。文書、かっこいい。


そして、デンマークコーヒーのお話。
デンマークの暮らしとか、ヒュッゲって、特に決まりがあるものじゃなくて、
家族や友人と心地よい時間を過ごすことだよ、ってふんわりしてるのがすごく
好きだなあと思う。
お話の後に実際コーヒーを淹れてもらって、クッキー付きで、美味しかった。
そのコーヒーを淹れ始めるととってもとっても香りがよくて、すごく、ああ~
心地いい空間、時間、って思えて。
デンマークコーヒーって、浅煎りって感じかな。苦味は少なくてあっさりめ、
お茶みたい。あーこの感じは、井の頭公園のブルースカイコーヒーの感じと
似てる、と思ったんだけど。ブルースカイコーヒーも随分行ってないからもう
わかんないけど。
淹れてるのを見るのもステキだった。
雨の日で出かけるのちょっとおっくうだったけれども、行ってよかった。
とてもいい時間を過ごして、ひゅっげな一日、って思えました。

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