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鎌倉文学館「漱石からの手紙 漱石への手紙」

鎌倉文学館「漱石からの手紙 漱石への手紙」


5月18日(木)に行きました。

今年も薔薇を見に行かなくちゃ、と、思い立って朝から出かけた。
バラまつりの間は休館日なしなのがとてもありがたい。ふらっと行ける。
開館は9時から。あまり人がいないうちに薔薇園をゆっくり眺めたいと思って
行ったけれども、到着したのが9時20分すぎくらいだったかな、もうそこそこ
人はいましたね。なるほど。とはいえ、混み合うってほどではなくて、ちゃんと
じっくり眺めてきました。
まだ満開までもう少し、といったところかなあ。蕾も沢山、でももちろん
綺麗に咲いているのもたくさん。
快晴というわけではなく曇りがちだったけれども時折は陽もさして、くっきり
鮮やかな写真も撮れました。
写真とるっていっても私はiPhoneでささっとパシャッと。それでも薔薇が綺麗で
文学館もステキで、絵になる~。うっとり。全然素敵な構図とかわかんないけど
一人満足しました。

ひとしきり薔薇を堪能してから文学館へ。

今の企画展は「漱石からの手紙 漱石への手紙」ということで、18歳の頃、
友人へあてた手紙、って、英文なんですけど。予備門の頃かな。帝大生め。。。
こう、普通に英作文するよ、ってのと、漢文で子規の同人誌への感想書くよ、
ってのと、もちろん家族への普通のお手紙とか、まーあらゆる文章表現が凄い。
まあそれはやっぱり漱石先生だからだしスーパーエリートなわけで、ほんと凄い。

それでも、俳句を始めたとか小説書いてみただとかを、どうかな、ちょっとは
褒めたまへ、みたいにお手紙書いててとっても可愛い。
物書きの心情なんて普遍的に同じなのかねえ。わかる。わかるよ、と、勝手に
共感しまくって楽しかったです。

妻への手紙は可愛いし初々しい感じあるし、いいよねえ。子どもへの手紙も
丁寧な言葉で書いていてとってもいいよねえ。好き。海水浴いいねとか。
若い頃の手紙は率直というか、友人や家族あてなので生身っぽさがあるなあと
思う。だんだん小説家として売れて、弟子なんかへの手紙だと、やっぱり
友人への気安さみたいなのは減って、小説よかったよとかがんばりなさいとか
立場みたいなことがあるんだよねえ。当然なんだけど。

あまり大きな企画ではないけれども、手紙に焦点しぼって漱石の変遷を見る
ことができてとてもよかった。じっくり堪能しました。やっぱ好きだなあ。

で、それから神奈川近代文学館にも言った。「正岡子規展」二回目。
漱石、子規とハシゴしちゃお~っと移動。

元町へついて、港の見える丘公園でも沢山の薔薇が、素晴らしく綺麗に咲き匂い、
いくつもの薔薇のアーチでほんっと夢の世界だった。
4月に行った時には桜散りつつある頃で、その時にもいろいろお花も綺麗だった
けれども、今の薔薇も素晴らしい。ちょっとにわか雨にあってしまったけれど、
こちらでも薔薇たっぷりでしあわせだった。

二回目なので何があるか大体わかってたし前回ほど展示の前で立ち止まっては
泣きそう、ってほどにはならなかったけれども、やっぱり読みふけってしまう。
ここでも、漱石子規のやりとりは最高にステキで可愛くて。何度見ても
どう考えても、友達っていいよね、ってうるっとしてしまう。子規の奔放さと
漱石が真面目に心配してる感じ、とてもいい。もー。お互いいい友達だなあ。
大好きだ。

そんなこんなで薔薇と文学をめぐる一日、しあわせでした。

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