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映画「フリー・ファイヤー」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「フリー・ファイヤー」


昨日(1日)見にいってきた。
いつも行く近くではやってなかったのでちょっとだけ遠出。川崎チネチッタ。

1970年代。ボストン。廃工場に集まった二組の男たちと、仲介者。
ライフルが欲しいクリスたち、売るヴァーノンたち。
注文の銃と違う、としょっぱなならややもめそうになったものの、これもいい銃だ、
30丁まとめて手に入れるのは難しいぜ、ってことで、一応納得して金を渡す。
さあ取引を済ませて銃を運ぼうぜ、というところで、クリスの所の若いの、
スティーヴォが前日、ヴァーノンのところの若いの、ハリーと悶着を起こしていた
ことがわかる。バーでナンパして断られて女の子の顔に傷が残るような殴り方を
したらしい。その女の子はハリーのいとこだとか。
互いにブチ切れる二人を一旦は引き離し、スティーヴォに謝罪させるクリスたち。
だが、スティーヴォはまたしても暴言。切れたハリーが銃を撃ったことから、
双方入り乱れての銃撃戦が始まる。

ワン・シュチュエーション、90分間撃ちっぱなし!
ってことで、舞台は廃工場、最初はちょっと待てとか行ってた仲介役も巻き込まれ、
なんかもうみんな撃ちまくりのヒートアップ。
まったくも~~。みんなクズだなあ。落ち着いて話そうよ。スティーヴォ、
お前のその態度は最悪だ。ハリーもそう切れるんじゃねーよ。ハラハラ。
で、撃たれれば当然やり返す。
銃はある。
金をとれ。
なんか背後から謎の狙撃者が撃ってくる。誰だ?
てことで、クリスの一味、ヴァーノンの一味、仲介役だったジャスティンとオード、
謎の狙撃者、入り乱れ。
単純に二項対立じゃなく謎の狙撃者がいたり、それぞれが身を隠す物陰から
半端な所に落ちてた金のつまったケースをとろうと頑張ったり、途中廃工場と
思ってたのに電話が鳴って、あ、電話使える、仲間を呼ぼうぜ、って電話の
所へ行こうとしたり。
ワン・シュチュエーションの中でそれぞれを動かしていく話の転がし方が
なるほどねと思えてすごく面白かった。
銃撃戦の中でそれぞれのキャラが見えるのも面白い。

監督はFBIの資料をたっぷり読み込んで、人間は撃たれたからといってそう簡単には
死なない、ということがわかったそうで、まーみんな撃たれてもジタバタしぶとく
動き回ってボロボロの血だらだらでも頑張っちゃう。
でももしただの一般人なら、撃たれたショックだけで動けなくなるんじゃないかな。
そこはまあ、クズギャングたち、って感じか。
みんなめっちゃファッ*言いまくりw 撃ちまくり。

キリアン・マーフィーやアーミー・ハマーを見たくて行った。ブリー・ラーソン
もとってもいいキャラだったなあ。仲介役のジャスティン、紅一点で、口説かれ
たりもしつつ、でも過剰にセクシーとか過剰に男勝りみたいではなく、ふーん、
って普通にバランスよくしたたかだった。
結果的に生き残ったのはジャスティン一人、か、クリスはまだ死んでなかったか。
ジャスティンとマーティンが狙撃者雇って皆を裏切って金をパクろうとしてた
感じかな~。最後警察きてたところで終わったのできっと捕まっちゃうんだろう。
ジャスティンも怪我はしてて走れないしあれはもう逃げられないねえ。

キリアン演じるクリスは、リーダーなの、かな。スティーヴォをなんとか窘めて
無事に取引終えたかったのに、あーあ、って最初は嫌そうにしてたけど、ちゃんと
仲間の様子みたり、ちょっと口説いてみたジャスティンには逃げろって逃がして
やろうとしたり、いい男だった。やっぱツンとした美人て感じがするよねえ。
はー。キリアン素敵。

アミハマ演じるオードは、ハンサムでっかい雪男みたいに言われてて、仲介役
だし、なんかもうみんなやめろよやめようぜ、みたいに一人クールにうんざり
してたりしたけど、実際ムカっとなって銃を撃ち始めるとガンガンいって凄い。
可愛かったなあ。
最後のところで、オードはクリスを助け起こして、もーダメダメだな、一緒に
この場を立ち去ろうぜ、ってしたところでジャスティンに撃たれてしまう。
クリスがオードに助け起こされる時に、やめろうっさいばか!みたいにバタバタ
暴れたのがさ~めっちゃ可愛かった! アミハマちゃんがでっかいので、キリアン
ちびっこみたいなんだもん。キリアン、175らしいから別にちびっこな
わけではないのにねえ。アミハマちゃん196らしいから。雪男だw

ほんとにがっつり撃ちまくり映画で、でも結構笑わせてくれてて面白かった。
見にいってよかった。満足~。

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