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映画「スプリット」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「スプリット」

5月12日(金)に見に行きました。
M・ナイト・シャマラン監督、ネタバレ厳禁!みたいな煽りがさんざんあったので
公開初日に行ってネタバレくらうのを避ける作戦。
といっても、私、別にそんなにシャマラン監督作品大好きってわけじゃなかった。
正直「シックス・センス」以来のやつをまともに見てないんじゃないかな。
何故今回こんなに気合で見にいってしまったのか。。。
ジェームズ・マカヴォイが23の人格を持つ精神分裂者を演じる、っていうのに
ひかれたんだけど、私、別にそんなにマカヴォイの大ファンてわけでもなかった。
でもサイコサスペンス、精神分裂者に誘拐された3人の女子高生とか、すごく
好きな感じのような気がする~~って思って、ちょうど映画館のポイントあったし
時間も合ったので、せっかくならと、初日に行ったのでした。

すっごい見応えあって面白かった!

やはりなんといってもジェームズ・マカヴォイが演じる人格変異なー。
そりゃやっぱり実際に23人分てわけじゃなくてメインで出てくる人格は
5、か、6くらいかな。あとはちょこっとビデオ日記みたいなのに出てきた
のが2つくらいあったっけ。まあ、それにしても。
神経質そうな男、上品だけど厳しそうな女性、9歳の子ども、ファッション
デザイナーらしい社交的な男、本来の個人、等々、変化する人格を演じるのに、
服装こそ変えてるものの、頭はスキンヘッドのままだしことさらなメイクも
なしで、まさに演技力で変わっていくのが凄い。服装が変わるのは当然だよね。
人が変わればその人格が選んで着る服は変わる。でもわざわざカツラ被るとか
メイクするとかないのもまた自然な感じと思った。
ことさらなオーバー演技ではなく。でも、あ、違うなって感じ、その静かさが
じわじわと怖い。

誘拐された女子高生3人。主人公格のケイシーは、子どもの頃父と叔父と狩りに
行ってた経験があって、あまり騒がずまずは観察、とか、落ち着きを見せる。
普段は変わり者としてのけ者扱いのケイシーと、表面上仕方なく誕生会に誘った
だけの二人の女の子。そういう、3人のうちでの人間関係もなかなかツラい。
女の子たち、服が汚れたとかで脱げ、と指示されてくんだけれども、そこで
性的に酷い目にあうわけじゃなかったのはよかった。それでもなー。脱がされると
無防備にさらされてる感じがどうしてもしちゃって辛かった。また彼女たち、
スタイルよくて、胸大きくて、わ~いい胸、触りたい、と、見てる私が思って
しまって、あああ~、つらい、と、勝手に一人で反省した。でもあの胸はえろい。
あれはメタ的に観客への訴えとして撮ってる感はあると思う。

何故誘拐されたのかといえば彼女たちはやがて来るビーストというものへの
生贄にされるっぽい。
恐怖の中でもなんとか脱出をはかる女の子たち。でも見つかって連れ戻されて
それぞれ個別に監禁されていく。
ビースト、というのは、24番目の人格らしい。ある夜、超人的に肉体が発達し、
ビーストは女の子を喰う。
辛うじて逃げ出せたケイシーも喰われる、という所で、彼女の体にはいくつもの
傷痕があることがわかる。
ケイシーは実は叔父に性的虐待をされていたのだ。そんな彼女の傷ついた魂は
ビーストに仲間として認められ、ケイシーは助かることができた。

でも、ケイシーは、警察に保護されたら、保護者である叔父が迎えにくるんだよ。
パトカーの後部座席で、おじさんが迎えにきたわよ、と知らされるケイシー。
そこで映画終りなので、あああ、彼女は、また別の地獄の家に戻されるのか。
それともちゃんと被害を訴えることが出来て虐待から逃れられるのか。
そこがはっきりしなくて、ああ無事だったよかったって感じにならないのが
とてもつらい。きっと、きっと、たぶん、きっと、叔父からも逃れられるよう
になる、なったはずだと信じたい。。。

ビーストは、銃弾をも跳ね返す、超人となって逃げてしまったんですが。
それって、なんか、シャマラン監督の「アンブレイカブル」という、ヒーローもの?
と世界が繋がるらしいんだけれども。
それ見たことないなあたぶん。ブルース・ウィリスが最後に出てきてなんか、
グラス、だとか言ったけど、わからない。たぶんファンだったら、ええーっ!?
って驚愕の、これがネタバレ禁止なのか、な? と、思ったけど、まあ、そこは
私はわからなかったので、ん? へえ? って感じで、別に驚愕のラストでは
ありませんでした。
そして急告、って感じでさらに続編というかが作られるらしいよ。
まあ、これから「アンブレイカブル」見るかどうかわからない。うーん。
機会があれば見ようか。新作も、もし予告とかで面白そうなら見ようか。
ともあれ、この作品は、単品として個人的には面白く見ました。
ほんと見応えあり~。

最初の方、かかってる精神科医が、もし私に何かあればボルティモアの同僚に
あとを頼むわ、みたいなことを言ってて、ボルティモアの腕のいい精神科医って
レクター博士なのでは!って個人的にテンションあがった(笑)

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