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『凍てつく街角』(ミケール・カッツ・クレフェルト/ハヤカワポケットミステリ)


*ネタバレ、結末まで触れています。


『凍てつく街角』(ミケール・カッツ・クレフェルト/ハヤカワポケットミステリ)


2013年。ストックホルム。屑鉄置き場で死体が見つかった。真っ白な彫像の
ように加工され廃棄物の山に突き刺すように遺棄された死体。白い天使と呼ばれる
死体は連続していて、5人目だった。

2010年。コペンハーゲン。マーシャはイゴールと付き合っている。だが、
ギャンブルで多額の借金を作ったイゴールは、マーシャを売り渡した。マーシャは
スラヴロスという恐ろしい男に売り物にされ絶望的な借金返済に酷使される。

2013年。クリスチャンスハウン。トマス・ラウンスホルトは酒に溺れている。
休職中の警官。妻を殺された事件のショックから動けずにいる。だがバーテンダー
のジョンソンに頼まれて、ジョンソンの知人の娘が行方不明になっていることを
調べてみることになった。

時代と場所の異なるエピソードが交互に描かれていて、マーシャがどんどん悲惨な
目にあっていくのが辛い中、早く~早く、トマスってば~早くマーシャを見つけて
くれよ~~とハラハラしながら読みました。
連続殺人犯の子ども時代からの話もあり。
とにかくトマス、ラウンがなかなかしっかりしなくて、悲劇的な事件で、辛いね
とは思うものの、でもしっかりしてくれよ、と思う。

<ラウン捜査官>シリーズってことで本国では続刊出てるそうなので、日本での
続き翻訳出してくれるかなあ。続き出れば読みたい。妻が殺された事件とか後々
またなんかあるんじゃないかな。
この作品が2013年刊で、14年、15年、16年と出てるらしい。
私が読んだこれが2017年2月刊なわけで。でもドイツ語の本を底本とした、
ってことらしく、どーなんでしょうか。ドイツ語にも順次翻訳出てるのかな?
それをまた日本語に? 翻訳大変ですよねえとは思うものの、よくわからない。
デンマーク語とか読めるようになるといいけど、私にはそれは夢すぎる。。。

で、マーシャの時間も進んで2013年に近づいてくるわけだけども、ああでも、
ラウンは間に合うのか、って、こう、時間軸が重なってくる瞬間がぞくぞく
くるタイプのやつですね。

結局犯人はストックホルム警察の中にいるってことでラウンは孤軍奮闘する
ことになる。でも、そうするまでの、頼まれて、やだな、って感じで一応調べて
みて、わかったのはこれだけだから、ってすぐやめようとしちゃったりして。
でもやっぱり力なく泣くマーシャの母を前にすると無下にもできない、っていう、
ほろっとなる加減がよかったな。

犯人像としては、父が剥製づくりが趣味の人で子どもの頃に魅せられた。両親の
不仲から出ていく母を殺してしまう。そして女性不審という感じは、うーん、
ベタかもなあ。悲惨な目にあう娼婦とかも。
なんとか大変な目にあいつつ、ひとまずマーシャを保護して連れて帰ることが
できて、やれやれほっとしたと、残りページわずかの所でまだもうひと騒ぎ
あったりして、あ~こういうの、映画化ドラマ化になってわっとなる感じが
する~と思う。映画化するのかなあ。
著者はデンマークのプロデューサーでテレビドラマの脚本家であるそうで。
なるほどという気がする。

しかし北欧のミステリ読むようになって、ステキデザインのおしゃれ都市、
みたいなイメージばかりではなくて、まあ当たり前ですが複雑な社会情勢、国家
地域による違いや感情のせめぎ合い、みたいなことも、まあ、あるよねえと
思えるようになった。勿論ミステリはフィクションで、でも人が暮らす都市には
いろんな面があるのだ、という当たり前のこと。いつか観光旅行にでも行けると
いいなあ。

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映画「夜に生きる」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「夜に生きる」


戦争帰りのジョー・コフリン。もう命令されるのは嫌だ。人殺しは嫌だ、と、
ギャング組織からは距離をおいて強盗を繰り返している。
だが、恋に落ちた相手エマはギャングの情婦だった。

製作、監督、脚本、主演ベン・アフレックとゆー。ベンアフのベンアフによる
ベンアフのための映画だ。

原作が評判よかったんだっけ。いつか読もうリストに入れてるけどまだ読んで
ないです。本だともうちょっとじっくり描かれているのかな。わりとさくさく、
モノローグだけであっさり場面転換して時間が進んでいく。エピソードの印象的な
シーンの断片だけなのでその背後というか行間を読むという感じがする。
でもそのそっけなく、静かに淡淡とした積み重なりが私は好きだった。
禁酒法時代。レトロな衣装とかクラシックな車とか、スクリーンの中の世界が
うつくしくて、余計な説明いらないかと飲み込めてしまう。
かっこいんだもん。

ジョーの父は警察の偉いさんなのかあ、とわかる、エマとの食事中にやってくる
シーン。エマに失礼な発言する父へ怒るでもなく「アハハ」って感情ゼロな
笑い声たてるベンアフ~。すごくいい。なんだそれ。
そう、まだ最初の頃は坊やだからさってな感じに可愛くて、もっさりもっさり
したベンアフがすごくいい。

人殺しが嫌いなギャング。
エマに裏切られ、一人でやってくなんてできなくなって、殺されたエマの復讐の
ためにも、敵対するイタリア系ギャング、マフィア? につくジョー。
密造酒づくりのためにタンパへ行けと言われる。
ジョーはうまくやっていったが、やがてボスと対立。ボスたちを殺し、頂点に
立ったところで、相棒にすべてを譲り、夜の世界からは身を引いた。
だが、いつか必ず報いがくる、と、かつて父に言われたように、愛する妻を
失ってしまう。まだ幼い息子と二人で生きていく。

第一次世界大戦と第二次世界大戦の隙間って時代。
ものすごい、男の夢とロマンのギャング映画だなあと思った。
人殺しとか嫌い。女を大事にするし薬に手を出すこともない。クールなギャング。
長年にわたって相棒いるし、愛する女に愛されるし。父に愛されていた。息子を
授かった。頂点にたったところで身を引く潔さかっこよさ。悲劇はあるけれど
乗り越えていく。
ジョー、かっこいいもんな~~。

エル・ファニングが女優を夢見る女の子、で、あっ「ネオン・デーモン」って
連想しちゃった。ここでもすごく可愛くて、でも夢破れて薬漬けになってたのを
助け出されって感じで戻ってくるんだけど、次には狂信的に演説して神の名の
もとに結果ジョーの邪魔しちゃう女の子を演じてて、とってもとっても綺麗で
よかった。ものすごくきれいな目で、壊れてる感じが素晴らしかった。

ジョーが二人目に恋した女、グラシエラをやってたのがゾーイ・サルダナ。
なんとなく顔知ってるような気が、と思ったら、「ガーディアンズ・オブ・
ギャラクシー」に出てるって、あ~ガモーラか、と、帰ってぐぐってから気づく。
彼女も強くて綺麗だった。けどちょっと男の夢の女って感じかな~~。
最後儚く殺されてしまうための愛する女。本で読むと違うのかなあ。ん~。
本を読んでみようかなという気になってきた。

うまくかっこよく一人の男の半生を見た。良作というか佳作というか、満足です。
ベンアフ監督、いい映画じっくりたっぷり作って欲しいね。

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映画「メッセージ」


*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「メッセージ」

5月20日(土)に見に行きました。

ルイーズは言語学者。娘を亡くした思い出、夢に囚われている。
ある日、大学での講義を始めようとしていたところ、学生の数はいつもより少なく、
次々と携帯に着信がある。学生にいわれてテレビニュースをつけてみると、
世界のいくつかの場所で上空に浮かぶ巨大な物体が映し出された。宇宙船の飛来。
軍からの訪問者がくる。宇宙人からのメッセージかと思われる録音を聞かされるが、
ルイーズは録音ではなく直接でないとわからないと答える。
招聘され、宇宙船の側へ行くことになる。ヘリで同乗していたのは物理学者の
イアンだった。チームを組んで、ヘプタポッドと名づけた宇宙人との交流をはかる。
コミュニケーションをとるための互いの言葉は、通じ合うようになるのか。

テッド・チャンの短編小説が原作だそうです。が、私は読んだことない。
原作がすごく人気あるのかな? 原作とは多分違うテイストに仕上がっている
らしい。わかんないけど。

宇宙人がもしもやってきたら。こんな風に接近接触、交流をしようとするのかな、
というリアルっぽいイメージでした。軍隊が出る。民間人である学者チームが
集められて守られつつ考え得る限りの方法を試していくんだろうなあ。

いきなり攻撃だ!っていうより言語学者が言葉を通じあわせることができないか
試行錯誤していく、とても地道な、静かな映画だった。

言葉、言語によって思考は変わる。
そういう映画だった。
ルイーズにひったりよりそう視点で描かれている。ルイーズの仕事、ルイーズの
言葉。ルイーズの思考がヘプタポッドの言語を知るにつれて変わること。
彼らの言語、彼らの思考では時間が一方向に流れるものではない、というのが
最大の違いなんですね。
ちょっとその感覚が、うう、難しい。私の思考ではちゃんとピンときてわかった
とはいえない。時間の流れの感覚が違ってくるって、ものすごい転換だよね。
そこを理解しえたのがルイーズだけである、ということなのか。

始まりの時から、ルイーズの娘の思い出が語られる。
映画が進むにつれて、思い出の娘というのは、過去ではなくて未来なのだと
わかる。過去、未来という概念が変わるんだな。
そして、娘を亡くす、と、一人わかってしまいながらも、ルイーズはイアンと
結ばれて娘を産む選択をする、と、いうことなのか。。。
でも、産まない、って気持ちになっちゃったらどうなるんだろう。また別の
未来、未来っていうか、別の世界が広がるってことなのかなあ。平行世界が
無限にある、という思考なのか。わからない。

その選択はルイーズにはとてつもなく切なく苦しい選択だと思う。いつくしんで
育てて、でもまだ子どものうちに娘は死ぬのよ。それが自分にはわかってるのに、
でも、それでも愛しい大切な子ども、を、選ぶのか。それを亡くす悲しみを知り
ながらも。難しいよなあ。

ヘプタポッドの飛来の目的は、3000年後に人類の助けがいる、ってこと、
らしい。そのために今、言語を教えて人類の思考概念を変える、って、ことか。
世界各地に現れたのは、国家間の争いをなくして地球は一つと団結しなさい、って
こと、か、な。

日本は北海道にきてたね~。やっぱ土地が広いからかなw
日本ではあの宇宙船がばかうけの形だ、ってことで、監督にあれはばかうけから
ヒントを得たんだ、みたいな予告を喋らせててちょっと面白かった。

最初は音声でコミュニケーションしようとしてたけど、無理よ、ってことで
ホワイトボードにアルファベット書いて見せて、っていう、視覚言語で、って
方法にしてた。最初の頃は各国連携とってたから、そっか、って各国で文字を
見せていってたら、アルファベットと漢字とでは全然違うし、とか、なんか
人類と言っても言語はいろいろあるんですとか、そういうのヘプタポッド側は
混乱しないのかな? とか、いや、彼らは結果時間を超越してるわけだから、
彼ら的にはこうなるのはわかってたから混乱はしないのかな? とか。
ルイーズ彼らと接触する前から娘の思い出の夢とか見てなかったっけ?あれは
映画見せる時間軸の前後だけで、ルイーズ的には彼らと接触したあとに見る
思い出ってことだったのか。んん~~~。何故ルイーズだけ彼らの言語が
わかるようになったのか。世界中でコミュニケーションこころみていただろうに。
うーん。
と、まあ、いろいろとわからないこともあったりして。原作を読むともっと
緻密に描かれているのかなあ。

それでも、映画見ているうちに、あ、ああ、これは、時間とか、そういうことか、
とわかってくるのがすごく面白かった。
そういう壮大さがありながら、ルイーズ個人にずっとよりそう小ささもよかった。
わかってからもう一回、見直したくなる。
地球の命運かかってる物語であり、ルイーズと娘という小さな物語でもある。
大変な重いものをずっしり受け取った感じのする映画でした。

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鎌倉文学館「漱石からの手紙 漱石への手紙」

鎌倉文学館「漱石からの手紙 漱石への手紙」


5月18日(木)に行きました。

今年も薔薇を見に行かなくちゃ、と、思い立って朝から出かけた。
バラまつりの間は休館日なしなのがとてもありがたい。ふらっと行ける。
開館は9時から。あまり人がいないうちに薔薇園をゆっくり眺めたいと思って
行ったけれども、到着したのが9時20分すぎくらいだったかな、もうそこそこ
人はいましたね。なるほど。とはいえ、混み合うってほどではなくて、ちゃんと
じっくり眺めてきました。
まだ満開までもう少し、といったところかなあ。蕾も沢山、でももちろん
綺麗に咲いているのもたくさん。
快晴というわけではなく曇りがちだったけれども時折は陽もさして、くっきり
鮮やかな写真も撮れました。
写真とるっていっても私はiPhoneでささっとパシャッと。それでも薔薇が綺麗で
文学館もステキで、絵になる~。うっとり。全然素敵な構図とかわかんないけど
一人満足しました。

ひとしきり薔薇を堪能してから文学館へ。

今の企画展は「漱石からの手紙 漱石への手紙」ということで、18歳の頃、
友人へあてた手紙、って、英文なんですけど。予備門の頃かな。帝大生め。。。
こう、普通に英作文するよ、ってのと、漢文で子規の同人誌への感想書くよ、
ってのと、もちろん家族への普通のお手紙とか、まーあらゆる文章表現が凄い。
まあそれはやっぱり漱石先生だからだしスーパーエリートなわけで、ほんと凄い。

それでも、俳句を始めたとか小説書いてみただとかを、どうかな、ちょっとは
褒めたまへ、みたいにお手紙書いててとっても可愛い。
物書きの心情なんて普遍的に同じなのかねえ。わかる。わかるよ、と、勝手に
共感しまくって楽しかったです。

妻への手紙は可愛いし初々しい感じあるし、いいよねえ。子どもへの手紙も
丁寧な言葉で書いていてとってもいいよねえ。好き。海水浴いいねとか。
若い頃の手紙は率直というか、友人や家族あてなので生身っぽさがあるなあと
思う。だんだん小説家として売れて、弟子なんかへの手紙だと、やっぱり
友人への気安さみたいなのは減って、小説よかったよとかがんばりなさいとか
立場みたいなことがあるんだよねえ。当然なんだけど。

あまり大きな企画ではないけれども、手紙に焦点しぼって漱石の変遷を見る
ことができてとてもよかった。じっくり堪能しました。やっぱ好きだなあ。

で、それから神奈川近代文学館にも言った。「正岡子規展」二回目。
漱石、子規とハシゴしちゃお~っと移動。

元町へついて、港の見える丘公園でも沢山の薔薇が、素晴らしく綺麗に咲き匂い、
いくつもの薔薇のアーチでほんっと夢の世界だった。
4月に行った時には桜散りつつある頃で、その時にもいろいろお花も綺麗だった
けれども、今の薔薇も素晴らしい。ちょっとにわか雨にあってしまったけれど、
こちらでも薔薇たっぷりでしあわせだった。

二回目なので何があるか大体わかってたし前回ほど展示の前で立ち止まっては
泣きそう、ってほどにはならなかったけれども、やっぱり読みふけってしまう。
ここでも、漱石子規のやりとりは最高にステキで可愛くて。何度見ても
どう考えても、友達っていいよね、ってうるっとしてしまう。子規の奔放さと
漱石が真面目に心配してる感じ、とてもいい。もー。お互いいい友達だなあ。
大好きだ。

そんなこんなで薔薇と文学をめぐる一日、しあわせでした。

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映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」

5月13日(土)に、字幕3D、IMAXで見た。

前作を映画館へ見にいった頃はマーベルユニバースみたいなことが全然わからず、
なんか、宇宙で宇宙人と戦ってるなあ? みたいな感じだったのだけれども、
それから結構いろいろとマーベルものを見たり知ったりした。今ではすっかり
クリス・プラットのことも大好きになってる。
前作も勿論面白く見たんだけれども、2が公開されるのはニュース知ってから
すーっごく楽しみにして待ってた。予告も最高って、期待して見にいった。

期待して見にいって、それで思ってた以上にすっごいすっごい最高に好き!!!
ってなったしあわせ映画体験した~!

ちょっと前に前作をDライフがやってくれて見直して行けたのもよかった。
ヨンドゥ~。前はちょっとの出番であんまりどうなんだかよくわかってなかった
んだけども。つまりピーターを育てて父親代わりだったわけだ。
前作でもさー、なんか顔に似合わず、ちっちゃい可愛いもの好きなのか、って
感じだったんだけれども、あの、ああいう、ちっちゃい人形だとかを飾ったり
してたのって、ヨンドゥの心の中で子どもたちを悼む思いがずっとあるから、
だったのかなって、もう。もう、そんなの泣いちゃうだろ。ヨンドゥは確かに
悪人だし酷いことしたんだけれども。ちゃんと心ある男だったんだ。うう。

前作の続き!ってことで、仲間になってるスターロード、ガモーラ、ロケットと
ベビーグルート、ドラックス。一緒になんか凄い燃料電池?? の警護の仕事を
受けていた。まあなんか戦って守って、取引としてガモーラの妹で賞金首に
なってるらしいネビュラをもらいうける。
彼女を連れてって賞金ゲットだぜ、って感じなんだけど。
ロケットがこっそり、守ったはずの電池?をいくつか盗んでたからさあ大変。
黄金の星の人達から返せドロボーって狙われることに。

そりゃ怒られるわww

で、危機一髪の所を、謎の男に助けられる。彼はピーターの父だという。
前作で、なんかすごいやつを手にしたときにピーターは助かって、実はただの
地球人じゃなくて古代の特別な血をひく人間じゃないかみたいなことがあったけど、
おとーさん、天人だかなんだか、星、つーか、なに? 意識もった星が人の形
とって宇宙を見聞してついでにあちこちで子だね巻いていずれ宇宙を支配して
俺様の宇宙にしちゃうぞ、みたいなことらしい。

最初は警戒してたピーターも、え、実はお父さんなの?俺超人なの? って
ついしんみり、憧れの父とのキャッチボールをしたりする。
でも、父親は理想の人なんかじゃなかった。
母を愛した、といっても人間的情愛みたいなのにうとい父ちゃんは、母に癌を
植え付けたらしいこともうっかりバラしちゃうし、子どもは山ほど作ったけど
星を受け継ぐ力を得たのはピーターだだけみたいだ、一緒に宇宙を支配しよう
息子よってなんかトンデモなこと言い出してピーターの怒りを買うことになる。

ピーターにだけ甘いぞ、って仲間の反乱にあったヨンドゥ。ロケットと自分が
似てるっていうヨンドゥ。素直に愛情表現できない。家族になれない。大事な
相手が出来た時にちゃんと愛してるって言えなかった自分と似てる、って。

まーそんなこんなで、彼らは星と戦うことになる。
壮大だね~。
ストレンジのドゥーマムゥをちょっと連想。あまりに巨大な敵じゃないか?
宇宙支配しそうな星だよ???
でも星のコアへ強力爆弾置けばなんとかなる、ってんで、べいびーグルートが
わちゃわちゃ狭いスキマに走っていって無事爆弾仕掛けることができた。

狭いスキマに入れるからピーターを助けたんだ、って言ってたヨンドゥの言葉が
あったんだけど、小枝ちゃんを頼むぞ、みたいにいってるのって、それと
かけたってことなのかとかネットのどっかの感想読んでて納得しちゃった。
これは繋がる親子の物語。
父と子の物語。
ヨンドゥこそが自分の父として助けて守って育ててくれたんだと気づくピーター。
エンドロールの後にはなんか育って反抗期っぽいグルートに手をやく感じの
ピーターの姿があって、ああ今度はピーターが子育てしてるって、繋がっていく。

ロケットはヨンドゥの気持ちを受け継いて、もうちょっとは素直に仲間や家族を
大事にするようになるだろう。つか、ピーターと一緒にグルートを育てるんだろう。
正義のヒーローではなく、問題ありまくりの悪人ですらあるスターロードと
仲間たち。みんな宇宙の孤児だった彼らが、仲間になってるんだなあと。

そんなんベタだけど感動しちゃうだろ。泣いた。

今回もやっぱ音楽ノリノリ最高~にかっこいいし楽しいし、シリアスにぐっと
くるのはありつつ、でも基本的にはよっしゃやるぜー!ってぱっと明るくして
くれる。その緩急の軽やかさはお見事。
んも~~~クリス・プラットめっちゃかっこいいしっ。
ロケットもベビーグルートもかっこいい可愛いしっ。
掴まったベビーグルートがからかわれるの、あああああいけないっ、てやましい
妄想しちゃってほんとごめんよっ。服着せられるのがむしろ嫌がらせってすげー。
キャラみんな大好きだった。
ヨンドゥを見送るみんな、素晴らしかった。

続編も決まってるらしいし、ますます楽しみ。ものすごいエンタテイメント。
ほんっと最近の映画の完成度って凄すぎる。バカバカしさやツッコミすら
クオリティ高める要素にしてるような。
続編ばっかりで、とはいえわりと続編は失敗~なパターンを脱しつつあるのかなあ。
次にも期待して待つよ。

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映画「スプリット」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「スプリット」

5月12日(金)に見に行きました。
M・ナイト・シャマラン監督、ネタバレ厳禁!みたいな煽りがさんざんあったので
公開初日に行ってネタバレくらうのを避ける作戦。
といっても、私、別にそんなにシャマラン監督作品大好きってわけじゃなかった。
正直「シックス・センス」以来のやつをまともに見てないんじゃないかな。
何故今回こんなに気合で見にいってしまったのか。。。
ジェームズ・マカヴォイが23の人格を持つ精神分裂者を演じる、っていうのに
ひかれたんだけど、私、別にそんなにマカヴォイの大ファンてわけでもなかった。
でもサイコサスペンス、精神分裂者に誘拐された3人の女子高生とか、すごく
好きな感じのような気がする~~って思って、ちょうど映画館のポイントあったし
時間も合ったので、せっかくならと、初日に行ったのでした。

すっごい見応えあって面白かった!

やはりなんといってもジェームズ・マカヴォイが演じる人格変異なー。
そりゃやっぱり実際に23人分てわけじゃなくてメインで出てくる人格は
5、か、6くらいかな。あとはちょこっとビデオ日記みたいなのに出てきた
のが2つくらいあったっけ。まあ、それにしても。
神経質そうな男、上品だけど厳しそうな女性、9歳の子ども、ファッション
デザイナーらしい社交的な男、本来の個人、等々、変化する人格を演じるのに、
服装こそ変えてるものの、頭はスキンヘッドのままだしことさらなメイクも
なしで、まさに演技力で変わっていくのが凄い。服装が変わるのは当然だよね。
人が変わればその人格が選んで着る服は変わる。でもわざわざカツラ被るとか
メイクするとかないのもまた自然な感じと思った。
ことさらなオーバー演技ではなく。でも、あ、違うなって感じ、その静かさが
じわじわと怖い。

誘拐された女子高生3人。主人公格のケイシーは、子どもの頃父と叔父と狩りに
行ってた経験があって、あまり騒がずまずは観察、とか、落ち着きを見せる。
普段は変わり者としてのけ者扱いのケイシーと、表面上仕方なく誕生会に誘った
だけの二人の女の子。そういう、3人のうちでの人間関係もなかなかツラい。
女の子たち、服が汚れたとかで脱げ、と指示されてくんだけれども、そこで
性的に酷い目にあうわけじゃなかったのはよかった。それでもなー。脱がされると
無防備にさらされてる感じがどうしてもしちゃって辛かった。また彼女たち、
スタイルよくて、胸大きくて、わ~いい胸、触りたい、と、見てる私が思って
しまって、あああ~、つらい、と、勝手に一人で反省した。でもあの胸はえろい。
あれはメタ的に観客への訴えとして撮ってる感はあると思う。

何故誘拐されたのかといえば彼女たちはやがて来るビーストというものへの
生贄にされるっぽい。
恐怖の中でもなんとか脱出をはかる女の子たち。でも見つかって連れ戻されて
それぞれ個別に監禁されていく。
ビースト、というのは、24番目の人格らしい。ある夜、超人的に肉体が発達し、
ビーストは女の子を喰う。
辛うじて逃げ出せたケイシーも喰われる、という所で、彼女の体にはいくつもの
傷痕があることがわかる。
ケイシーは実は叔父に性的虐待をされていたのだ。そんな彼女の傷ついた魂は
ビーストに仲間として認められ、ケイシーは助かることができた。

でも、ケイシーは、警察に保護されたら、保護者である叔父が迎えにくるんだよ。
パトカーの後部座席で、おじさんが迎えにきたわよ、と知らされるケイシー。
そこで映画終りなので、あああ、彼女は、また別の地獄の家に戻されるのか。
それともちゃんと被害を訴えることが出来て虐待から逃れられるのか。
そこがはっきりしなくて、ああ無事だったよかったって感じにならないのが
とてもつらい。きっと、きっと、たぶん、きっと、叔父からも逃れられるよう
になる、なったはずだと信じたい。。。

ビーストは、銃弾をも跳ね返す、超人となって逃げてしまったんですが。
それって、なんか、シャマラン監督の「アンブレイカブル」という、ヒーローもの?
と世界が繋がるらしいんだけれども。
それ見たことないなあたぶん。ブルース・ウィリスが最後に出てきてなんか、
グラス、だとか言ったけど、わからない。たぶんファンだったら、ええーっ!?
って驚愕の、これがネタバレ禁止なのか、な? と、思ったけど、まあ、そこは
私はわからなかったので、ん? へえ? って感じで、別に驚愕のラストでは
ありませんでした。
そして急告、って感じでさらに続編というかが作られるらしいよ。
まあ、これから「アンブレイカブル」見るかどうかわからない。うーん。
機会があれば見ようか。新作も、もし予告とかで面白そうなら見ようか。
ともあれ、この作品は、単品として個人的には面白く見ました。
ほんと見応えあり~。

最初の方、かかってる精神科医が、もし私に何かあればボルティモアの同僚に
あとを頼むわ、みたいなことを言ってて、ボルティモアの腕のいい精神科医って
レクター博士なのでは!って個人的にテンションあがった(笑)

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映画「帝一の國」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「帝一の國」

しばらく日記サボってた。これは5月10日(水)に見にいきました。
コミック原作だそうで、でもそれは読んだことなくて知らないです。
予告を見てなんだかすごい熱量を感じる。。。面白そう、と気になって見ました。

赤場帝一は政治家の父とピアニストの母の下に生まれた。小さい頃はピアノが
好きで、数々の賞をとるほどの腕前。しかし政敵に敗れた父は帝一に英才教育を
しようとする。最初は嫌がった帝一だが、いつか総理になり自分の国を作る!
という夢に向かって突き進むようになる。
総理への道として、エリート名門校、海帝高校への進学、そこで生徒会長になり、
将来の派閥へのステップとしなければならない。
トップの成績で海帝高校に入学した帝一は、生徒会入りを果たし、次なる生徒会長
選挙のために働くのだった。

ってことで、学園ものなんだけれども、学園内部での政権争いって感じで
すっごく面白かった!
とてもいい意味で漫画だなーっってキャラ立ちが強烈に個性的で面白いし、
キャストががっつりそれをやりきってふりきれてる!
舞台は昭和、ってことで、なんだろ、70年代くらいな感じなのかなあ。
ファッションとか小物のレトロで漫画めいたド派手さとかもとっても楽しかった。
海帝高校が、もとは海軍士官学校だかの流れをくんでいるということで、制服も
海軍風で、でももっと派手めでかっこいい可愛い~。好きだなあ。

生徒会では会長副会長となることを目指すせいか、仲良しコンビになってるんだよね。
帝一くんには幼馴染の彼女がいるけど、男女交際禁止な校則あるようで、一応
秘密の関係。
いつも一緒にいるのは光明くんという可愛い子で、まー彼が有能な右腕。
発明品とかあってお役立ち、先読みも上手いしアイドル的にきゃわいさも全開。
ま、名前からして孔明なんでしょうし。
ライバルの菊馬くん、卑怯で嫌な奴なんだけども、でもさあ。彼は彼で父親に
期待されたり罵倒されたりが酷くて、コミカルに描いてるけどこれ毒親の
家庭内モラハラDVだろって感じでもあってなかなか切なくもある。
でもそれもぐっと菊馬くんは卑怯小物キャラ、ってあくまで漫画キャラ的に
コミカルに仕立てていて重くなりすぎるのをかわしてるかなー。

最初派閥に入ろうとしてた有力候補がダメになると次はこっちだ、って
変わり身の決断とか、目的のためには手段なぞ、って感じとか、嫌な奴ライバル
だけじゃなくて、立派すぎるいいやつライバルがいて、とか、高校の生徒会
レベルのはずなのに実弾(現金)まで飛び交い出して、ミニ政治劇として
すごく面白かった。
父親絡みはオトナの政治劇でもあって、それが子どもにとばっちり、とかさ。

原作ではもうちょっと学園生活みたいな所もあるのかなあ。知らないので
映画見ただけでの勝手な感想だけれども、帝一たちの学校生活みたいな所は
すっぱり切り捨てて、2時間足らずのこの一本の映画として完成させている
すごく焦点絞った脚本にしたんだろうと思う。緩急もいい塩梅で無駄なく、
それでも十分にそれぞれのキャラの背景とか思いとか感情移入できた。

最終的に帝一は、あえてゆずる、という形で生徒会長にはならなかったわけで、
でもそれも実はとっさの判断、菊馬の策略で選挙に負けるかもって瞬間に、
負けるよりゆずるという印象操作しよう、ってことで。よかったー。

帝一が自分の国を作る!と強い決意をして邁進したのは、実はただ、自分の国で
だったら、自分が好きなように好きなだけピアノを弾けるからなんだ、っていう、
きゅんと切ないわけが明かされると、うすうすそうかなあとは思ってたものの
やっぱりとっても心ゆさぶられて泣けたし。

濡れ衣きせられた父ちゃんもあのままじゃ終わらねーぞ、みたいな含みも
わくわくしたし。
すごい、いいテンションでずっと楽しませてもらった。
キャストみんなすっごいよかったな~。可愛くてかっこよくて可愛かった。
見に行くことにしてよかったぞ自分、と、大満足でした。

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『エイリアニスト―精神科医―』上下(ケイレブ・カー/ハヤカワ文庫)

*ネタバレ、結末まで触れています。


『エイリアニスト―精神科医―』上下(ケイレブ・カー/ハヤカワ文庫)


 「二十世紀に入る以前には、心の病気に苦しむ人は、
 社会全体から「疎外」(エイリアネイト)されているばかりか、
 自分の本性からも疎外されているものと考えられていた。
 そこで、心の病理を研究する専門家たちまでが
 「エイリアニスト」と呼ばれていた。」

ってことだそうで、タイトルはそういう意味なんですね。

舞台は1919年、セオドア・ルーズヴェルトが亡くなった所から始まり、彼を知る
わたし―ムーアの回想が始まる。精神病医ラズロー・クライズラー博士と友に
恐ろしい連続殺人の犯人を突き止めた頃のことが。

ルーズヴェルトって警察にいた時期があったんですかね。ウィキみるとNY市警の
腐敗と戦って名声を得るみたいなことがあったらしく、これは事実なのかなあ。
まあそれはともかく、女装した少年男娼が連続して無惨に殺されるという事件が
続けて起こり、でもそういう社会の下層の人間が殺される事件はまともに捜査
されなかったりという時代だったらしく、それはいけない、と立上がる特捜班、
って感じ。1800年代のNYとか、社会がこんなにも雑然と大変、秩序が守られるのは
ごく一部、って感じだったのかどうか、よくわからないけれども。
ロンドンでは切り裂きジャックが、みたいな時代らしい。
ハイソな世界では芸術だなんだと素敵文化が発展する一方、街は汚く道を歩くのも
危ないみたいな区域もある、という感じか。
まあたぶん現代であってもそういう区域の差みたいなのはあるんだろうけれど、
昔はもっと激しく極端だったのだろう。
街の描写とか、うへえ、こわ、って感じの所がいっぱいだった。

これは1994年の作品だそうで(私が読んだ文庫は1999年刊)90年代って、
あれか。プロファイルだとか猟奇ものだとかが流行ったころかな。
小説の舞台そのものが昔、という設定なのもあって、科学捜査っぽいことの
はしりとか、心理分析みたいなのの走り、とか。そういう感じの描写が、ん~
どうなのかな~という気はした。
あと文章が、なんかこう、もったいぶってる感じが私の好みからいうとどうにも
テンポ悪く思ってメンドクサイ感じがした。読みにくい。

でもキャラクターは面白くて、微妙にハイテンションになりがちなクライズラー
先生とか、ちゃらいんだか真面目なんだかな記者ムーアくんは可愛いなあと思う。
一緒にチーム組むサラ、警察のマーカスとルシアスのアイザックサン兄弟。
昔だから、連絡取り合うのも電報くらいしかないし、とりあえず馬車だし、鉄道は
あるけど時間かかるし、って、そういうじれったさも面白かった。

犯人は、子どもの頃虐待を受けた男、ってことで、犯行から犯人像を推理して
それに該当する人物を探す、というもので。そんなにすっきりぴったり当てはまる
ものだろうか、と、思ってしまうけれどもまあ、小説だからな。
実際の事件をモチーフにしてる所があるらしい。あんまり私はわからないので
単純にフィクションとして楽しみました。

これ、ドラマ化されるというのを知って、クライズラーがダニエル・ブリュール
ムーアがルーク・エヴァンスだそうで、えええ~~~って思って読んでみました。
女装少年男娼が殺されていくという、この感じをどのくらい忠実にドラマに
なるのか、大幅アレンジとかしていくのか、気になるところです。死体残虐さ、
忠実に映像にするとかなり、きつい、テレビドラマ的には無理なのでは。
まあほどよく写さない感じにするんだろうけれども。
何よりクライズラーとムーアがその二人で演じられてる所すごく見たい。
日本で見られるのかなあ。どーなるのかなあ。見たいなあ。

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映画「フリー・ファイヤー」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「フリー・ファイヤー」


昨日(1日)見にいってきた。
いつも行く近くではやってなかったのでちょっとだけ遠出。川崎チネチッタ。

1970年代。ボストン。廃工場に集まった二組の男たちと、仲介者。
ライフルが欲しいクリスたち、売るヴァーノンたち。
注文の銃と違う、としょっぱなならややもめそうになったものの、これもいい銃だ、
30丁まとめて手に入れるのは難しいぜ、ってことで、一応納得して金を渡す。
さあ取引を済ませて銃を運ぼうぜ、というところで、クリスの所の若いの、
スティーヴォが前日、ヴァーノンのところの若いの、ハリーと悶着を起こしていた
ことがわかる。バーでナンパして断られて女の子の顔に傷が残るような殴り方を
したらしい。その女の子はハリーのいとこだとか。
互いにブチ切れる二人を一旦は引き離し、スティーヴォに謝罪させるクリスたち。
だが、スティーヴォはまたしても暴言。切れたハリーが銃を撃ったことから、
双方入り乱れての銃撃戦が始まる。

ワン・シュチュエーション、90分間撃ちっぱなし!
ってことで、舞台は廃工場、最初はちょっと待てとか行ってた仲介役も巻き込まれ、
なんかもうみんな撃ちまくりのヒートアップ。
まったくも~~。みんなクズだなあ。落ち着いて話そうよ。スティーヴォ、
お前のその態度は最悪だ。ハリーもそう切れるんじゃねーよ。ハラハラ。
で、撃たれれば当然やり返す。
銃はある。
金をとれ。
なんか背後から謎の狙撃者が撃ってくる。誰だ?
てことで、クリスの一味、ヴァーノンの一味、仲介役だったジャスティンとオード、
謎の狙撃者、入り乱れ。
単純に二項対立じゃなく謎の狙撃者がいたり、それぞれが身を隠す物陰から
半端な所に落ちてた金のつまったケースをとろうと頑張ったり、途中廃工場と
思ってたのに電話が鳴って、あ、電話使える、仲間を呼ぼうぜ、って電話の
所へ行こうとしたり。
ワン・シュチュエーションの中でそれぞれを動かしていく話の転がし方が
なるほどねと思えてすごく面白かった。
銃撃戦の中でそれぞれのキャラが見えるのも面白い。

監督はFBIの資料をたっぷり読み込んで、人間は撃たれたからといってそう簡単には
死なない、ということがわかったそうで、まーみんな撃たれてもジタバタしぶとく
動き回ってボロボロの血だらだらでも頑張っちゃう。
でももしただの一般人なら、撃たれたショックだけで動けなくなるんじゃないかな。
そこはまあ、クズギャングたち、って感じか。
みんなめっちゃファッ*言いまくりw 撃ちまくり。

キリアン・マーフィーやアーミー・ハマーを見たくて行った。ブリー・ラーソン
もとってもいいキャラだったなあ。仲介役のジャスティン、紅一点で、口説かれ
たりもしつつ、でも過剰にセクシーとか過剰に男勝りみたいではなく、ふーん、
って普通にバランスよくしたたかだった。
結果的に生き残ったのはジャスティン一人、か、クリスはまだ死んでなかったか。
ジャスティンとマーティンが狙撃者雇って皆を裏切って金をパクろうとしてた
感じかな~。最後警察きてたところで終わったのできっと捕まっちゃうんだろう。
ジャスティンも怪我はしてて走れないしあれはもう逃げられないねえ。

キリアン演じるクリスは、リーダーなの、かな。スティーヴォをなんとか窘めて
無事に取引終えたかったのに、あーあ、って最初は嫌そうにしてたけど、ちゃんと
仲間の様子みたり、ちょっと口説いてみたジャスティンには逃げろって逃がして
やろうとしたり、いい男だった。やっぱツンとした美人て感じがするよねえ。
はー。キリアン素敵。

アミハマ演じるオードは、ハンサムでっかい雪男みたいに言われてて、仲介役
だし、なんかもうみんなやめろよやめようぜ、みたいに一人クールにうんざり
してたりしたけど、実際ムカっとなって銃を撃ち始めるとガンガンいって凄い。
可愛かったなあ。
最後のところで、オードはクリスを助け起こして、もーダメダメだな、一緒に
この場を立ち去ろうぜ、ってしたところでジャスティンに撃たれてしまう。
クリスがオードに助け起こされる時に、やめろうっさいばか!みたいにバタバタ
暴れたのがさ~めっちゃ可愛かった! アミハマちゃんがでっかいので、キリアン
ちびっこみたいなんだもん。キリアン、175らしいから別にちびっこな
わけではないのにねえ。アミハマちゃん196らしいから。雪男だw

ほんとにがっつり撃ちまくり映画で、でも結構笑わせてくれてて面白かった。
見にいってよかった。満足~。

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