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映画「スーサイド・スクワッド」

*ネタバレ、結末まで触れています。

映画「スーサイド・スクワッド」


10日に見に行った。3D、IMAXで。
ポスターくれたけれども、持ち帰るのに困って今回はお返ししてきた。

そもそもで言うと私はアメコミの世界についてよく知らない。MUCだとかに
対抗しての? DCコミックとゆーワールド? が? ある???
みたいな程度。一応バットマンVSスーパーマンは見たぞ。バットマンは大体
見てるかな、くらい。
で。
そのDCの世界の悪役たちを集めての今作、ということらしいけど、正直ジョーカー
くらいしか知らない状態。それでも最初にちゃんとそこそこ丁寧に人物紹介が
あるのでまあ大丈夫。
異世界、異能力者の脅威に対抗するにはこちらも普通の人間じゃダメだ、って
感じて使い捨てにしても惜しくない極悪人たちを集めて部隊を編成しよう、って。
えーと、これは、一応政府側? 軍? その辺の、一応は正義側の都合で犯罪者を
有効活用しようって感じの始まり。

わりと、部隊に集められた側だけじゃなくて、使う方の人も、全員、悪、か。
減刑を条件に、とはいえ、弱み握って首に爆弾埋め込んでの部隊編成。
魔女を捕まえて心臓握って言う事聞かせるぞーって感じだったのが案の定暴走。
ま。そうですよねw

そんなこんなで、人間を敵とする魔女とその弟が暴れてるところから要人を
救い出すのが初任務というスーサイド・スクワッド。

そんなこんなのストーリーはあって、悪人それぞれになんだかんだ事情はあって、
特にやっぱウィル・スミス演じるデッドショットは娘を愛するよき父親、って面を
強く描かれていて、一撃必殺の暗殺者だけど別に悪人って感じじゃない。
ワニ男くんも火を出すディアブロくんもミュータントで辛い感じだし、ディアブロ
くんは悪魔族? ラスボス対決してたし。
みんなのほうが人間味あって、部下を平然と見捨てる見殺しむしろぶっ殺す
アマンダだっけ? 上司な人、彼女の方が非情な悪って感じでーす。
あとバットマンもちらっと登場するんだけど、まあ、悪人退治してるんだけど、
バットマンに襲われる!感が凄くてバットマン怖い~。ああまあダークヒーロー
だっけね、と改めて思うなど。夜道で出会いたくないですね。

そういう個々のキャラがわかって、それぞれに魅力あるなあと思えて、
だからキャラ萌え映画としてすっごく楽しかった。
なんかとりあえず撃ちまくれ! 
でもただ、その、予告で期待盛り上がった程にはいかなかったかなあ。
ちょっとテンポ悪いように思ったなあ。
一応は要人救出、って上司かよ。とずっこけつつ任務は成功するかに見えて、
結局は魔女倒すまでやんなきゃ終わらないっと。まあそうですよね。
魔女との戦いはなんとなくええと、まあ、心臓潰しておしまいか。
ディアブロくんがいなきゃどうしようもなかっただろー。ラッキー、ってことで
いいのか。まあいっか。

これは予告が神作品だったかなあ。めちゃくちゃかっこよかったから。
予告が一番面白いパターンかな~と、ちょっと自分でも思ってた。
でもやっぱりたっぷり大スクリーンで見られて音響ズシズシきて、楽しくて
すごくよかった。

もーずっと宣伝で推しまくりのハーレイ・クインちゃんは、ほんっと可愛かった!
可愛い!クレイジー!強い!!!!ジョーカーに恋する乙女!!!
ジョーカーがクインちゃんのマジ王子様でスパダリで最高かっこいいし!!!
いろいろこれはクインちゃんの読んでるロマンス小説の世界な妄想なのかって感じ。

部隊のリーダーであるフラッグ大佐もさあ、魔女に体をのっとられた博士と
恋仲で彼女を思って涙目になっちゃったりするしね~。
魔女の恋人だからってんで魔物(?)に何度か攫われそうになって結局みんなに
守ってもらうしね~。姫は大佐だったよ。

シン・ゴジラの時に余計な恋愛要素はいらないみたいな話はいっぱいあって、
それはそうで。
このスースクは悪人集団のドンパチ映画でありながら極甘の恋愛映画なんだよ。
なんだこの凄い融合。
恋愛、家族愛、友情。
こんなにもがっつりロマンス映画であり、どかどか銃撃爆発怪物ものである
痛快映画でもあり、っていう合わせ技が凄い。強烈なキャラが全てをなぎ倒して
いくキャラ映画。にしてはちょっとテンポが残念とは思うけど。
楽しかった。
なんか適当でいいじゃんと思った。
ジョーカーかっこいいわあ。
ジャレッド・レト凄いセクシーだ。
ハーレイ・クインちゃんと末永くお幸せに。ってことになったのかな~。
何度も助けにきてくれるほんと王子様ジョーカーステキ~!


これは単発ではあるけど、バットマンVSスーパーマンの後の世界なんだね。
スーパーヒーローの死の後の世界。いや復活するだろ、と、あの映画の後
思ったけど、この世界ではそう単純簡単なことじゃないってことね。
どっかんどっかん人殺し化け物殺しまくりだけれども、なんだか「死」が
ちゃんとあるのだなと思った。
バットマンはなんだかお友達集めに回ってるし。
これがまた後に続く、ってことになるのだよね。
壮大だなあ。
まあまたベンアフのバットマンとジェレミー・アイアンズのアルフレッドを見る
のを楽しみに待ちます。

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