« 『毒蛇の園』(ジャック・カーリィ/文春文庫) | Main | 『イメージの進行形』(渡邉大輔/人文書院) »

映画「君の名は。」

*ネタバレ、結末まで触れています。

映画「君の名は。」


彗星が降る夜。
夢の中で入れ替わる男の子と女の子。出会う前からお互いを探してた。


あまりにいろいろな評判があって売れてるようなので、ミーハー人間としては
見た方がいいのかな、と釣られて見に行ってきた。
見るつもりじゃなかったので、すでにいろんな評判やら考察やら読んでたので
ねじれというかひねりというか、そういうのでびっくりするということはなく、
ああなるほどふむふむ、と確認したような感じ。
どうせならネタバレ知らずに行った方が絶対楽しいタイプの映画だよなあ。
遠く離れていながら夢の中で入れ替わってしまう、それがさらに時間もずれて
いたのか!三葉の死を知ってしまった時のショックみたいなことは知らずに
見に行っていたらガーンとあったのかなあ。ん~。
でもそれからなんとかして運命を変えなくては、って瀧くんががんばって、
黄昏時のわずかな時間に出会って、みんな助かって再会できて、という感激感動、
みたいなのも。知らずに見たらわーってなるのかなあ。うーん。

でもやっぱりこれは、ロマンティックでファンタジックで、少女漫画だし
少年漫画だし、10代、20代、恋に恋するお年頃、ボーイミーツガール
運命の出会いって素晴らしい、みたいな感じの所で、なんかこう、人生に
期待ゼロになってる私がターゲットから外れているのは当然で、まあそうですよね
と思いました。
映画館の客層が、ヤングで。ああ。こう、クラスとか部活の友達同士で
きゃっきゃしながら映画館きて、よかった~とか私は泣かなかったもん~とか
言い合う感じの作品ですよねえ。

絵が綺麗、というのはほんとうにそうで、とっても綺麗でした。
ヤングな観客には私が見るのより何十倍もキラッキラに見えているのかなあと
思うと、羨ましいような気もする。
こういう映画を友達同士で見に来るような青春て、いいな。。。まあでもそれも
勝手なノスタルジーのファンタジーな夢なんだろーけど。

なんかこう、なつかしさというか。
昔の小劇場ブームみたいな頃な感じ?? と思った。ポエムな感じのモノローグ
を、それぞれがピンスポ浴びて情感たっぷりに語り上げるみたいなの。
少女漫画のモノローグって感じ?
なんか、このレトロさ、直球なセリフ。結局こういうのが好かれるのかな??
王道ってことか~。

たいへん綺麗な物語で、よくできてて、音楽もかっこよくステキで、なるほど、
って納得はしたので、まあ、身に行ってよかった。
めでたしめでたし。

|

« 『毒蛇の園』(ジャック・カーリィ/文春文庫) | Main | 『イメージの進行形』(渡邉大輔/人文書院) »

「映画・テレビ」カテゴリの記事