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映画「エクス・マキナ」

*内容、結末まで触れています。

映画「エクス・マキナ」


ケイレブは世界の検索を大きく占めるブルーブック社の社員。ある時、社内の
抽選が当たった。社長の屋敷に招待される。
ヘリでゆくその場所は広大な大自然の中、川の側の小さな入口から入ると、
社長であるネイサンがいるばかりだった。
ケイレブは秘密保持の書類にサインするよう求められる。断れば単に休暇を
のんびりすごすだけ。だがサインすれば、社長が密かに進めている研究に協力
することができる。人工知能の研究、テスト。チューリング・テストを試すこと
になるケイレブは、エヴァという女性型のアンドロイドと対面する。

アリシア・ビカンダー?ヴィキャンデルとか?ちょっと名前が曖昧なんだけど、
アリシアちゃんね。エヴァの見た目。ものすごくきれいだった。
人間そっくり、人間みたいだけれども、人間じゃないという。ものすごく繊細な
演技だと思う。滑らかだけれどもなんだか不自然な、そういうのが凄い。
めっちゃめちゃ可愛いし綺麗だしでもクールだし、いやあ、すごい。
アンドロイド? で半分透けてるのも凄かったし、皮膚をはりつけていって
人間ぽくなってヌード、もすごかった。きれいだなあ。

同じく実はアンドロイドだった? キョウコもめっちゃめちゃ綺麗だったー。

ケイレブくんは、いい人。いい人だから。というのがとてもよかった。
ドーナル・グリーソンね。
社長んちにお邪魔して緊張する青年、とか。人工知能との対話にわくわくしたり
面白がったり段々ひきつけられていったり。優秀有能だけど普通にいい人な
青年でとっても素晴らしい。
人工知能ってなんだ、とか、もしかして自分も、って混乱していくのとか好き。
おかしくなっていく感じとてもよかった。

ネイサンは飲んだくれてはトレーニングで汗を流すという、健康なんだか不健康
なんだかって社長。オスカー・アイザック。
決して強引なわけじゃないけどどこか不気味で胡散臭くもあって、そのぎりぎり
こわい感じがすごい。
ドーナルくんもオスカー・アイザックもどっちもスターウォーズフォースの覚醒
だよねえ。全然違う。まあもちろん。プロの俳優なんですから。当然ななけど。
すごい違う。素敵だった。

物語としてはシンプルで古典的だと思う。
閉ざされた世界から外へゆきたいと願い始めること。自我の目覚め?
人工知能だけれど、閉じ込められたお姫様のようでもある。
それを彩るガジェットがとても現代的というか未来的なわけで。
あとホラーテイストもプラスかな。
閉じ込める悪い男への反抗、反乱、か。ネイサンは殺されて。ケイレブくんは
あそこから脱出することはできたのだろうか。わからない。
自由を得たエヴァは、生きていけるのだろうか。動力とかは? わからない。
だけど、しあわせを感じたんだろうなと思う。人工知能だけど。
人工知能、というか、やっぱり人間をつくった、みたいなことかなあ。
あー、フランケンシュタインでもあるわけか。

きれいで。うつくしくて。こわくて。うっとり映画でした。見に行けてよかった。

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