« 『自己愛な人たち』(春日武彦/講談社現代新書) | Main | 映画「ヘイル、シーザー!」 »

映画「マクベス」

*内容、結末まで触れています。


映画「マクベス」

マイケル・ファスベンダーがマクベス。
マリオン・コティヤールがレディ・マクベス。

今更ネタバレとか気にしなくてもみんなあらすじとかは知っているのでしょう。
一応私もあらすじは知っている。
とはいえ、他の舞台をまともに見たことがあるでもなくシェイクスピアに詳しい
わけでもなくて、なんか、こんな私でごめんねという気がする(^^;

荒涼たるスコットランドの景色。
その寒寒しさに圧倒された。
戦いのシーンも、スマートさや華麗さはあまりなくて、剣での殴り合いみたいな
感じで泥にまみれ、苦しい。

正直言いますと、ふっと寝てしまう~ってなって、ほんとこんな私が見てごめん
という気持ちになる。あと私、人の顔があんまりわからないんだよね。。。
原典のこと詳しいわけでもなく、演出の差異みたいなことはわからない。

でも、さっすがのマクベス。
勇猛果敢に戦ったりするわりに、魔女の予言にぐらぐら心奪われたり。
王妃に王冠かぶせられたあと、見つめながらほろっと涙を一筋流したシーンは
ハッとした。凄い。
魔女の言葉を信じて、王を殺して自分が王に。やってしまうまではぐいぐい
いくのに、やってしまったあとに不安に押しつぶされていく。
んんん~。

晩餐会のシーンが、もうすごい怖くて、ピリピリで。あ、あんな晩餐会絶対に
参加したくない(涙。
幻を見てしまうマクベスと、なんでもないことのようにふるまおうとする
レディ・マクベスと。
怖い。

取り返しのつかない王位にいるマクベスと夫人。あまりの不安と孤独が物凄く
怖くて、素晴らしく美しかった。

私が英語がわかればな~。古風な言い回ししてたみたいで、原典に忠実なのかな?
そういうのちゃんと聴けたらいいのに自分。。。
映画館でないと私には集中できなかったろうから、あとやっぱ景色や人の声の
迫力もよくて、映画館へ行けてよかったです。

|

« 『自己愛な人たち』(春日武彦/講談社現代新書) | Main | 映画「ヘイル、シーザー!」 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事