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映画「マネー・ショート」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「マネー・ショート」

「華麗なる大逆転」というのはタイトルに含まれるものなんでしょうか。
6日の日曜日に見に行ってきた。

アメリカ。住宅ローン市場は安全な商品だと思われていた。
だが低所得者であろうが何の担保もないものであろうが審査もろくにされず
貸付けられていたサブプライム・ローンはハイリスクだった。とんでもない
バブルだ。もうじき経済は破綻する。
そう当たりを付けて保険に賭けた男たちがいた。

ポスターだと、クリスチャン・ベイル、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズ
リング、ブラッド・ピットが並んでいたけど、ブラピは引退した伝説の男で、
実際にはジェイミーとチャーリーという若い二人の助言役、って感じ。
それぞれにキャラ立ちは凄くて、まー当然ながらぐいぐいガリガリ演技は
見応えありありで、面白かった。
若い二人が、チャンスだぞ!ってはしゃいでベンにお願いしたり、はしゃぎ
すぎて叱られたりしてるのがめっちゃ可愛かった。
おとながいない、っていう感じのセリフと言ったと思う。リーマンの会社潰れる
どさくさに紛れて入り込んだガランとなった事務所で。
バブルに浮かれる金融業界って、ほんとにあんなだったのかなあ。
まともじゃない、ということに、渦中にいる間は気づかないものか。うん。うーん。

ギリギリで儲けて破綻を逃げ切った、というのは「華麗なる大逆転」なのかなあ。
でもあんまりそう、やったぜ!ひゃっはー! みたいな感じではない。
崩壊した経済で打撃うけまくったのは結局普通の多くの庶民のような気がする。
ぼんやりとサブプライム・ローン組んじゃった人たちは。うーん。

正直金融のことなどはわかんないなーと思いつつ。途中で何度もオモシロオカシイ
説明してくれてて一応ざっくりとはわかる。でもその説明のオモシロオカシサが
知らん、って感じでもあるんで、まー、たぶんアメリカ人のほうが何倍も面白く
見られるんだと思う。ま当然か。
それでも結構くすくす笑わせてもらったし、テンポよくって快感だったし
結果リーマンショックが起きるってわかってても、あ~大丈夫なのかー?と
すごくハラハラドキドキもした。

最初に気づいて最初に動いたマイケルが。とても孤独だった。
クリスチャン・ベイル、ヘンでかっこよかった。
金融業って、こわくてすごい。


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