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「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」

19日、横浜美術館に行きました。

「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」

美術館に入ったところで、どかーんとでっかいオブジェがあります。
映像作品も。
な、何がなんだかわからないけれど迫力はがーんといきなりありまくり。こわい。

入場して、最初のほうは、クラシックなもの。それこそ蕭白だとか魯山人蔵のもの、
書画、壺。器。狛犬。等等。
それから現代アート? インスタレーションだったり。

大きいな~とか、綺麗だな~とか、いやよくわからない、何を見ていいのか
わからない。。。とか不思議な気分になりつつぐるっと。
村上隆の脳内世界というコーナーもあり、そこもぎゅぎゅっと詰まっていて
現代も創作物も茶器みたいなのも何もかも、という感じ。うーん。わからない
けどもこういう感じなのか、と、どういう感じって言えないけど、なんか、そう、
こういう感じなのか、という感じはする。

トークイベントに申込みしていて、村上隆が語る、っていうの、3回目だそう。
でも私は初めて聞きました。村上隆ご本人を見るのも話を聞くのも初めて。
まったくのド素人で何にもわかってない自分ですが、お話は面白かった。

1100点ほどの展示。それでもコレクションの5分の1程度だそう。
どこにそんなにコレクションしてるんだろう??
ともあれ、それだけのものを見られるのはすごい機会だった気がする。

これまでやってきたキュレーターとしての仕事の歴史とかちらっと。
作家活動もだけど、キュレーターとして先駆けていろいろやってるんだなあ。

現代アートを買うのは肝試し、って言ってた。
これを、ここまで、俺つきあっちゃう?? って思いながら買うんだってー。
それもそれなりにそこそこのお値段出して。100万とか200万とか。
あるいはもっと。あとで、俺バカだったなあ、てへ、って思うのが癒される。
のだって。なるほど。
それは、やっぱり、なんていうか、やっぱり、アートって、余裕なんだなあ。。。
とりあえず肝試しに、後々自分の後悔があるとしても、そういう金額動かせる
くらいの余裕は、最低限なくちゃ、ということかと。
そんなこんなで会社は倒産しかけ、小さいんで必死ですよみたいなお話を
していたけれども、やっぱりそこはそういう世界で、そういう金額が動くだけ
の遊び、力、ちょっとクレイジー、な、世界なのかなあ、と、想像する。
私にはとてもとても縁のない世界。
こーして美術館だので見せてくれるのを待つしかできない~。
お金持ちはやっぱりどんどんアートに金を使って欲しい。そういう世界が
あってほしい。

肝試しにしろ何にせよ、現代アートに金を動かす、っていうのは、俺が価値を
つける、っていうことか。
意図とか意味とかあってもなくても自分で決める、かなー。
自分の体験を買う、のか。

美術館で展示やるにも、保険だけでもう巨額の金が使われる、らしい。
なるほど~~。
アラブの金持ちとかの世界か。
村上隆の作品は高くて、それを運ぶ保険だけで、企画の予算潰れるから、もう
日本じゃやりません、みたいなことだった。
キュレーターとしてはやるかも、とかセルフプロデュースではやるかも、とか、
生々しい話も面白かった。

顔と名前だしてこういう商売して、有名になって、ってことだね、儲けている
有名人、とみなされること、だね、そうすると信じられないほどの面倒とか
悪意とか向かってくるらしく、「自我が崩壊しますよ」って当たり前のように
喋ったのが印象的。リアルにそうなんだろうなあ、と思った。

そんなこんなのお話を聞いてからもう一度コレクション展さっくり見直した。
これを買った背景、みたいなのを知るとまたその話込みでの作品になって
面白く感じた。ふーん。

特に私は物語が好きだから、エピソードつきのコンテンツになったほうが
面白く思うなあ。

そして会場では大体は撮影オッケーなのだった。最近てそうなのか。
フラッシュとか単体でアップはちょっとみたいな注意はあったけれども。
かなりみんな携帯スマホでカシャカシャ。
私も、可愛いな~と思ったやつはいくつか撮ってみたりした。
物凄い物量に、それからその作品のあるんだかないんだかわからないパワーに
圧倒されて疲れた一日になった。
その作品に、パワーがあるんだかないんだかわからないけど何かを見ようと
してしまうよねーやっぱりそこに展示されているなって見る以上は。でも、
まあわかんないし、ふーん、とか、まあ好きに見ればいいんだけど、ふーむ、
って感じもして行ったからには一生懸命見ちゃう。でもそういうの貧しい自分
なのかも、とか、うーん、どーなの。
なんだか凄い一日でした。見に行っておいてよかった。面白かった。

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