« October 2015 | Main | December 2015 »

映画「劇場版 MOZU」

*結末まで触れています。


映画「劇場版 MOZU」


現場を離れている倉木。爆発物を持って立てこもり事件が発生した時、少し離れた場所で
男たちが少女を拉致しようとしているところにたまたま居合わせた。男たちを
蹴散らしたものの、津城からは事件に近づくなと釘をさされる。ダルマに近づき
すぎたものは消される。
大杉のところへから鳴宮のところへ少女は匿われたが、大杉の探偵事務所が襲われ、
娘と明星が攫われた。何故少女は狙われるのか。彼女を連れて大杉と倉木はペナム
共和国へ向かった。


テレビドラマは結構面白く見てました。というか、倉木だっ!本当の真実が知りたい
んだっ!俺の家族に何をしたっ! ってゆー西島さんが面白いのと、長谷川さん
演じる東のチャオ!が面白すぎて、キャラ萌えにハマった~。
そしてどうしでも、映画ではしゃぐチャオ☆彡東が見たくて見に行ってしまった。

まー。話としては。いろいろサービスシーンいっぱいだったと思う。
桃李くんのヒロミちゃんリスペクト! とか。兄登場ー! とか。かっこよかった。
二人の対決はアクションがんばってたねえ。かっこよかった。
やっぱりシーンごと、画面、絵がすっごくかっこいい。
暗いごちゃごちゃな感じとか、その中で痛めつけられる人とか。いい男を血まみれに
するの最高。

そして東! はしゃいでた~~!チャオ~~~!!!
もう、登場する瞬間からおかしい。面白い。きゃ~!
「俺の倉木」とか言っちゃうし。
倉木を助けて、でも怪我して血まみれなのをウキウキして写真とるし。
あの電話倉木にあげてたけど、その前に自分宛に写真は送っておいたのかな。
あとでなめるように眺めたいはず。倉木大好きだよな~チャオ。
密かに手を組む、相談とか話を、どーやったのか、見たかった。妄想するしか
ないのか。く~。

大杉さんと娘ちゃんよかったねえとか、伊勢谷さんはやっぱ超人的にかっこいいなあ
とか。
楽しかったんだけど。
なんだろうこの全体的にみるとショボくて残念だな。。。という。
写真集になって、2,3行くらいかっこいい文章ついてたらいいだろうなっ
ていう感じ。映画だけど動き出して喋りだすと残念な感じ。。。写真集にして
っていう映画。うーん。

まあ、なあ。
テレビで見ながら、きゃーっていいながら、ええ~???て感じでツッコミながら
楽しみたい感じ。
ダルマもなあ。なんだかなあ。なんでそれでいろんな人の夢の中に出てくること
になるんだか。あっさり死んだ、ってことでいいのか、ヘリ墜落のニュースって。
あー。理屈考えたら負けか。ん~。

ともあれチャオ東を堪能したので満足です。可愛かったね。

|

映画「恋人たち」

*結末まで触れています。


映画「恋人たち」


アツシは、妻を通り魔に殺された。その喪失と哀しみをどうにもできず、金はなく、
それでもなんとか損害賠償の裁判を起こせないかと弁護士に頼んでいる。
高橋瞳子は主婦。弁当屋のパート、淡淡とつまらない毎日。夫や姑との会話も
あまりない。出入りの業者と鶏を追いかけたことから親しくなる。
四ノ宮は弁護士。ある日階段から突き落とされ足を骨折。だがその犯人は不明。
単なる事故か。同性愛者であることを身近な人にはオープンにしているが、長年の
親友が家庭を持ち、少しずつ距離をおくようになっている。

橋口亮輔監督、「二十歳の微熱」とか初期のは見ていて、最近のは見てないけど
なんだかこれは見過ごせない気がして18日に見に行ってきた。
日本の、どこにでもいそうで、ありそうで、平凡な。だけど特別な登場人物。
それぞれに愚かで、それぞれに悲しくて、それぞれにどうしようもなく、生きる。

この身近な、こわい、リアルな、痛い。痛みが、すごい痛くて、いたたまれなくて、
こういう映画見たくないって思う。私は現実からは全力で逃避する。
でも見過ごせなくて見てしまった、のも、やっぱりよかったとも思う。

もうちょっとうまくやれば。とか、もうちょっとスマートにやりすごせば、とか、
登場人物にも景色にもひしひしと突きつけられてくる感じがして辛い。
目を背けたい自分の姿のように感じる。
押しつけがましい映画じゃないのに、淡々と映し出される世界が、私には辛い。

特に主婦な瞳子さん。趣味で小説を書いてるの、イラストも。自分で。別に
誰が読んでくれるでもないんだけど、っていうのを、藤田さんに見られて、
やだちょっと、ヤメテ、やだやだ、とか言いつつ読んでもらって嬉しそうなの。
雅子さまとかテレビで見るのが大好き、とか。服装なんかも、お姫様願望ある
女の子な自分を恥じつつも自己愛どっぷり、な、おばさん、って感じでもう~~。
い、痛い。痛い。自分だこれ。違うけど。けど。ううわ~。ってダメージ受け
まくって辛かった。

それぞれ30前後くらいな年齢かなあ。もう若さの勢いみたいなのは衰えて、
でも達観するのは程遠くて。ままならない現実に無防備で辛い。
どんなに嘆いても考えても妻は生き返りはしない。
ずっとただただ想っていたけど、親友には妻子があり片思いが叶うことはない。
夢を語ってくれた男はただのろくでなしで騙されかけてて、それはどこかで
わかってたかもしれない。お姫様にはなれない。

それでも最後には、ほんの少しは、状況が変わって。だからって解決したとか
幸せに向かったとかでもないけれども。でも、見上げれば青空があった。

とても痛かったけどため息つくしかなかったけど、空を見上げて帰りました。

|

映画「コードネーム U.N.C.L.E.」

*結末まで触れています。

映画「コードネーム U.N.C.L.E.」


東西冷戦下の1960年代。核弾頭とその技術者をさらった組織の狙いを阻止すべく
アメリカとロシアの敏腕スパイがコンビを組まされることになった。

ってことで、14日に見てきた。スパイ! レトロ! かっこいい!!!
ナポレオン・ソロは、アメリカ、CIAのエージェント。元軍人。でも美術品泥棒。
語学にも優れた彼の腕を見込まれてスカウトされた。
イリヤ・クリヤキンはKGBエリート。最年少で最優秀。格闘技に優れ、チェスも
得意。真面目堅物。
お互い一人でやるほうがいい、ってのに、だんだん助け合い協力しあっていく。
二人が守る技術者の娘のギャビー。父のことなんて知らないわ、といいつつ、
肝っ玉座った女の子でめっちゃたくましくて可愛い。

IMAXで見た。
巨大スクリーンいっぱいに! 絶世の美男美女が! どーんと! どっかーんと!
眼福~~!
なんかもうひたすらかっこよくて可愛くておしゃれで素敵!っていうのに圧倒された。
悪い方の美女もすごい美女で。
ああもう。頭悪い感じにしかならないなあ。もうただただかっこよくて可愛かったから。

もともとはテレビシリーズだったようですね。
このキャラ立ちだったらほんといくらでも楽しく見てられそう~と思う。
ソロとイリヤのビジュアル、元のテレビだと、イリヤのほうが小さくて儚げな
感じなんだけど、この映画はアーミー・ハマーだから。でっかいから。凄く。
ギャビーちゃんと並ぶと身長差すごかった。ギャビーちゃんがますます可愛い。
でもそのでっかいイリヤにまったく引けを取らないかっこいいギャビーちゃんだった。
ちっちゃいギャビーちゃんに振り回されちゃうイリヤ可愛い。
両親のことでトラウマつーかコンプレックスがあり情緒不安定になっちゃうイリヤ
可愛すぎる。ソロが、そんなイリヤをしょーがないなーって感じで面倒見てやる
感じがすっごい好き。

ソロは、ヘンリー・ガヴィル。スーパーマンらしいね? イリヤよりは低い
とはいえ、すっごいばりっとかっこいいハンサム。青い目。素晴らしい。
しかし見た目的にも役柄的にも、ホワイトカラーのニールを連想して、ピーターの
いないところでニールってば。という妄想がちらついた。時代がチガウからな。
ニールの祖父です、っつってもいい。似すぎだけどw

なんだかんだで二人は協力。実は英国情報部絡みだったギャビーちゃん。
アメリカロシア英国の枠を超えて、チームになろう、ってところで終り。
チーム発足までの前日譚って感じかね。現場の人間がお互い認め合い仲良く
なっちゃった、まあ別に俺達が今殺し合わなくても、な? ってクールに
ベタベタしない一応仲間、という感じがかっこよくて可愛かった。

も~とにかく、凄い!可愛いかっこいい!きゃ~! って感じで見つめてれば
いいと思う。大好き。最高にかっこいい。楽しかった~!

|

『007 ロシアから愛をこめて』(イアン・フレミング/創元推理文庫)

*結末まで触れています。

『007 ロシアから愛をこめて』(イアン・フレミング/創元推理文庫)


ロシアでスパイ作戦と暗殺を担当しているスメルシュ二課。ドノヴァン・グラントは
そこで活躍していた。
いくつかの敗北を取り返すため、スメルシュは派手な標的を探し、目を付けたのは
英国諜報部で活躍目覚ましいジェームズ・ボンドだった。この男を恥辱にまみれた
死においやり、西側の面目をつぶしてやるのだ。
まずとびきり美しい女が選ばれる。そして彼女自身にも秘密裡のまま、綿密な
計画が練られた。


映画を見たことは、たぶんない。テレビで一部くらいは見たことあるのかなあ。
でも記憶にはない。
前書きみたいなところで、スメルシュは実在する、この本が書かれた1956年
頃には勢力四万人ほど、だって。凄いな。

お話はがっつりハニートラップ。かと思いきや、始まりはグラントがいかに
暗殺者となり昇進したかとか、ロシア側でどのように計画が立てられていったか、
そしてようやくボンドの出番。美しいスパイ、タニアは、計画の駒として利用され、
あやうく味方に殺されるところでした。
トルコで女と、手土産の最新暗号機を受け取るためにやってきたボンド。
現地で協力してくれるケリムとふらふらしてたらなんかジプシー女の喧嘩に
巻き込まれそうになったり。いつロシア美女と恋におちるんだよ~~となかなか
焦らされました。

オリエンタル急行での旅とか、セックススキャンダルに陥れて殺すとか暗号機が
絡むとか、派手な事件になりそう!とはいえ、やっぱり本で読むとゆったり。
私が読むのが遅いかなあ。
映画だとさぞや派手に盛ってるんだろうなあ。
このラストだと、ロシアの大物を捕まえるところでボンドは毒で傷つけられて、
気を失うところで終わってて、えっ、大丈夫なのか!? と一瞬思う。
けどシリーズ続いてるんだから助かるんだよねえ。

ロシアの最新暗号機の名前が「スペクター」だった。
Q課が渡してくれるアタッシュケースが武器とか資金とかいろいろ仕込みの
あるもので、あ~スパイガジェット~とにやにやしてしまう。
ボンドは黒髪の青い目なんだねえと思いつつ、脳内キャストはダニクレで。
タニアの無邪気さはハニートラップというにはほど遠い感じで不思議だった。
可愛い。
おとぎ話みたいというか、映画のメタ作品みたいな気もして。
でもまた結局はボンドはタニアとこのあと別れちゃうんだよね? 罪な男だ。
ボンドガールは大変だねえ。

|

« October 2015 | Main | December 2015 »