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映画「ジュラシック・ワールド」

*ネタバレ、結末まで触れています。


映画「ジュラシック・ワールド」


「ジュラシック・パーク」から20年。新たにオープンしている「ジュラシック・ワールド」
は大人気テーマパークとして順調に客を集めていた。
さらなる目玉として新種の恐竜の育成をしていた。より大きくより凶暴に、さらに
知能も高い恐竜、インドミナス・レックス。ある時それが囲いを破って逃げ出す。


てことで、やっぱりほらー。いろんな遺伝子全部のせ、みたいなハイブリッドで
恐竜つくっちゃうから大変なことになるじゃない! と、もう最初から不穏な気配
満点で、わくわくの期待を裏切らない面白さだった! パークの時からの繋がりも
楽しいし、それを知らなくてもこれだけでも十分楽しいと思う。くるぞくるぞー、
のドキドキハラハラもなんとか切り抜けたっていう安堵も、テンポよくて楽しい。

今回のメインは、ワールドの運営責任者かなんかのクレアの甥っ子兄弟、ザックと
グレイ。二人だけでワールドに遊びに行くんだけど、両親が実は離婚の危機にある
微妙な時期らしく。恐竜大好き弟グレイくんは、ワールドでわくわくするけど、
不安で寂しい。おにーちゃんは綺麗な女の子見てばっかりだけど、ピンチになる
と、弟を守らなきゃ、俺たち兄弟だ、助け合うんだ、ってしっかりお兄ちゃんに
なっていく。この二人が可愛くてかっこよくてすごくよかった。

クレア。ビジネスとしてワールドを運営しなくちゃ、って頑張ってる。けど、
こんな事態になって初めて恐竜を生き物として実感し、家族を思い、逞しく
戦い、って、すげーかっこよくなる。最初真っ白スーツだったのがどんどん汚れて
いくわけだけど、最後までヒール靴のままでしっかり駆け抜けていってて、凄い。

オーウェン。クリス・プラットがやっててかっこよかった~。
元海軍で、今はラプトルっていう小型の恐竜の飼育係り? ラプトルと絆を持ち
信頼を得るようつとめていて、ラプトルたちのボスである。ラプトル、凶暴な
猟犬みたいな感じで、チームワークで動きボスのいう事を聞く。んが、ボスを
求める特徴ゆえにかなんか、終盤ではラプトルの遺伝子も持っていたらしい
インドミナス・レックスと会話して一時は敵に。しかしやっぱりオーウェンを
大事にする、って感じになって、おお~ラプトルさんかっけーっす!恐竜との
バディもの!? わくわくでした。

クレアとオーウェンの共闘もだんだん息があってくるとか、お約束をやりつつ
お約束をちょいちょい外す、みたいな軽さがうまくて面白かった。
オーウェンの危機をクレアが助けて、助けられて、キス、とか。えっ、今?
って思うじゃん。それラストシーンな感じでしょ。ってことでちょっと笑っちゃう。
そしてほんとのラストシーンでは、キスシーンのシルエット、ってならないのね。
えっ、今でしょキスするんだったら~、と思ってちょっと笑っちゃって。
エンターテイメントとしてがっつり王道な展開でくるぞくるぞーきゃーキター!
ってドキドキと満足があり、でもちょくちょく外してくる軽さもよくって、
楽しかった~。

そして何より恐竜プロレスだ!
私は普通ので見たけど3Dの迫力はもっと凄いんだよねえ。わかっててもビクっと
してしまう。こわい。面白い。満足!

ラプトルを兵器として利用しよう、とか、逃げ出す時にハイブリッド恐竜の胚を
しっかり持ちだしたりもしてたし、続編やる気だなっていうのはわかって、
楽しみ。またきっと大変なことになるよー。
わくわく楽しみながらツッコミまくりしながら見たい。うんざりダメ出しじゃ
なくて楽しくツッコミいっぱいしたい、ってすごくいい映画だと思う。
これは当たりな続編だと思う。楽しみにしてて、張り切って朝いちで見に行って
しっかり大満足でした。

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