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映画「ターミネーター:新起動 ジェニシス」

*ネタバレしてます。


映画「ターミネーター:新起動 ジェニシス」


審判の日以来、人類とスカイネットとの戦いの終止符がついにうたれようとしていた。
人類の抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーは、スカイネットが過去へターミネーター
を送り込んだことを知っており、志願してきたカイル・リースに、過去へ行って
母、サラ・コナーを守るよう頼む。
カイルが過去へ行くその時、ジョンは何者かに襲われていた。
カイルが着いたのは1984年。しかしそこで出会ったサラは、すでにカイルの
ことを知っている戦士としての力を持つ女性だった。

リブート、っていうんでしょうか。過去作品の続きというよりリメイク的な、
もう一度、という感じ。これまでの続編との違い、何が新しいのかなあと思って
見に行ってきた。シュワちゃんの老いたターミネーター姿も気になるところだし。
そしてハイテクにより? 若き日のシュワ型ターミネーターとの戦い。
液体金属も出るよ。ってことで、1、2へのオマージュっつーか、同じモチーフ
たっぷりでした。1,2のやり直しってことか。

タイムトラベラーということは平行世界なのだ! というわけで、1の時のサラ
はもういないわ、ということでした。過去が変わる、未来が変わる。変えられる、
というお話なのね。だからこれはまた別の平行世界の話、ってことで、何も知ら
ないか弱きウエウトレスなサラ・コナーじゃないのです、て感じだった。
というか、サラが9歳の時に、T-800型がきた、ってことなんだけど。
私、見落とした? 結局その最初のターミネーターは誰が送ってきたんだか
わかんなかった。ジョンなのかな? 別の世界のジョン?? あ、今この世界の
ジョン? でもこの作品の中でスカイネット壊滅させたはずだからターミネーター
はないのでは。でもエンドロールのあとに、意味深に実はまだスカイネットが
生きてるか? て感じでもあったから、うーん~。

未来は決まってない。と終わったように、タイムトラベルによって平行世界に
どんどん変わっていっちゃうよ、ってことなら、また続編もいかようにも
作れる感じかなあ。でもなあ。

今回はついにジョンまで改変となって、ジョンが敵だった。今度は粒つぶ金属。
液体金属もきたーと思ったら最初の方でわりとあっさり片付けられてたもんね。
ジャンプの法則と同じかな。前に倒した敵は次に出てきてももう弱い、て感じ。

この世界の感じだと、サラとカイルは二人とも仲良く生きていきそうだし、
液体金属に自分を複製したのか? 古いけれどポンコツではない味方シュワ型
はバージョンアップしてこれからも二人を守ってくれそうだし。
なんかめでたしめでたしだった。うーん。まあいいけど。
なんか、大迫力のパロディみたいな気がする。。。まあ、ありえたかもしれない
しあわせな結末、かなあ。

自分はタイムトラベルできないから、って2017年まで一人で待つ
ターミネーターおじさん。武器を集めサイバーダイン社へ建築作業員として
入り込み下見をして。あの強面無口なおじさんが人間界でなんとかやって
サラとカイルを迎える2017年まで一人で生きてる姿を想像すると、可愛い。
そう。
シュワ型ターミネーターは可愛いおじさんとして萌えキャラみたいだなあと
思った。んー。まあー、いいけど。
9歳のサラを守り育ててきてるんだなあ。2で、ジョンと泣きながら別れを
しなくてすんだといたら、というifでもあるんだろう。うーん。まあいいけど。

今作も、もちろん大迫力だし車はどっかんどっかんいって大変だし、粒つぶ金属
な新たな敵も凄かった。
けども、やっぱり、ターミネーターは1と2、特に2が最高傑作すぎて、
その後のは格落ちなパロディめいていてどうにも私にとっては、一応見るけど、
やっぱのりきれないのだ。。。
いくらシュワちゃんが登場して活躍してくれていても。
やっぱりなー。越えられない作品というのはあるんだと思う。

そー思うと、同じく長年の時を経て今新作公開して、やっぱり2の鮮烈な
イメージがありながらも新作がすっげー最高!!!!! ってなった
マッドマックス はとんでもないな、と、改めて思ったりでした。

ターミネーター、これもエンドロールのあとにわざわざ、それに未来は決まって
ないっていったりだったりしてあわよくばまた続編、というところなんだろう
けれども、やっぱり難しいと思うなあ。そろそろ終わっておけばいい。
大好きだから。

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