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『放浪のリトル・ドッグ』(ジョゼフ・ハンセン/ハヤカワポケットミステリ)

*結末まで触れています。

 
『放浪のリトル・ドッグ』(ジョゼフ・ハンセン/ハヤカワポケットミステリ)


ブランドステッター、シリーズの八弾。

ジャーナリストのアダム・ストリーターが死んだ。自殺と思われたが、彼の
仕事は順調で、中央アメリカに関して取材を進めており、注目を集める記事を
ものにすると家族に語っていたところだった。一人娘のクリシーは目が見えない。
そんな娘を残して死ぬのか。彼が取材を進めていたはずの資料はどこにもない。
デイヴは調査を進めるうちに、アダム・ストリーターが死んだ夜、不審な男たち
がいたらしいことを突き止める。

そんなこんなで、なんか、途中からは保険調査の仕事の枠を超えて、デイヴの
正義感のためにというか、保険会社からはもういい、って言われたのに、犯人
がいるはずだから、って一人で探偵していくようになる。
毎度ながら、そこまでしなくてもいいでしょー、危ない~、と思う。
この一人で暴走して真相を暴きたい、って感じは、まあ、そうしなきゃ話が
進まないけど、けど、セシルが心配して当然だし、自分ももう年寄りって感じ
になってきて、体も以前ほど動かなくなったってなってるんだから。ほんっと
危なっかしい。
中米情勢、ってことで、民兵? ゲリラ集団みたいなのを敵に回すことになり、
タイヘン。なんとなくちょっと「相棒」を連想したなあ。突っ走る正義、って
感じも右京さん連想するなあ、今だと。

デイヴって戦争中諜報部だったんだっけ。そういえばそんなようだった気がする。
そして昔の戦友が今は出世してて借りを返してもらう、ってデューク・サマーズ
に会う。彼はなんだろう。CIA?軍か? ともあれなんか壮大な感じになって、
でももう残りページも少ないのに? って思ってたら、わりとぱぱっと片付いた。
昔馴染みの権力者は便利だね。

そして。セシルは父を亡くしたクリシーの保護者となるべく結婚した!
えー! あー、まあ最初からクリシーはデイヴに結婚しませんか、って言ったり
してたしなあ。セシルも一目ぼれっぽかったしなあ。バイだったのかセシル。
デイヴはそれでいいのか。いい、んだろう、なあ。一緒に保護者になるのかな。
次が楽しみ。

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