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『反逆の神話』(ジョセフ・ヒース+アンドルー・ポター/NTT出版)

『反逆の神話』(ジョセフ・ヒース+アンドルー・ポター/NTT出版)

カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか

カウンターカルチャーは流行ってしまうことによって消費のメインになってしまう。
カウンターである意味がなくなる。
そんな困惑。

アメリカ社会を、映画など参照にしながら消費中心に分析している、のかな。
がんばって読んだけど、ちゃんと読めている気はしない。読んでいる最中は
結構付箋つけてなるほどーと思いました。が、なんか、わりと、うむ、そう
ですね、という感じでした。と思ったら翻訳出たのは2014年だけど、本国の出版
は2004年、底本としたのが2005年の版、てことで、あー10年前なのかと納得。
まあ大体うん、そうですね、というくらいの感じになるかなあ。

左翼っぽいようなカウンターカルチャーって結局は内向きなことになるような
気がする。地球にやさしくとかスローライフみたいなスタイルができるのは
むしろ豊富なありあまる富と時間を持つ最高の贅沢な在り方でしょう。
社会にそれなりの秩序があるからそれに反抗してみせるポーズがありえる。
消費をやめようぜ、っていっても別の消費を生み出すだけ。うーん。
そんな感じではないかなあ。私の頭がついていけてないのか。うーん。

この本でもむしろもっと秩序や規制を、という方での提言がなされている、かな。
消費最強かなー。
たぶん私が読めてないんだと思うけど、何か新鮮という感じはなくて退屈
しながら読んだ。仕方ない。


 序章
 第一章 カウンターカルチャーの誕生
 第二章 フロイト、カリフォルニアへ行く
 第三章 ノーマルであること
 第四章 自分が嫌いだ、だから買いたい
 第五章 極端な反逆
 第六章 制服(ユニフォーム)と画一性(ユニフォーミティ)
 第七章 地位の追及からクールの探求へ
 第八章 コカ・コーラ化
 第九章 ありがとう、インド
 第十章 宇宙船地球号
 結論
 後記

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