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『風の十二方位』(アーシュラ・K・ル・グイン/ハヤカワ文庫)

『風の十二方位』(アーシュラ・K・ル・グイン/ハヤカワ文庫)

テレビドラマのMOZUで、東が嬉しそうにオメラスの子どもの話をしまくるので
気になって読んでみようと思いました。長谷川さんの東面白かったな~ちゃお☆

デビュー作からこの本が出た1980年にわたる期間の短編を集めたもの。
長編と関連するものも含め17の短編が入っている。1961年から1979年に
書かれたもの。
私はたぶん昔々、『闇の左手』や『ゲド戦記』を読んだくらいで、全然長編を
読んでいない。なので、長編と関連しての短編というのはよくわからない。
それぞれの話の前に、著者覚書みたいなのがついているので、ふーん、そういう
ものなのかあ、というのはわかる。

すっごい栗本薫を思い出した。ああこういう感じ、と思う。
そして、どーしてもこういうの、私は合わない読めないんだなあと思い出した。
凄い素晴らしい別世界を緻密に構築している感じはする。でもなんか、なんか、
この感じ合わないんだよなー。
最初の「セムリの首飾り」は、別世界の娘がうっかり星間旅行して時間が
遙かに流れていた悲劇、か。ファンタジーのようでありSFであり。面白い。
けど、苦手~~。

「オメラスから歩み去る人々」はごく短い。文庫のページで10ページくらい。
ウィリアム・ジェイムズの『道徳哲学者と道徳哲学』での問いみたいなことから
生まれたお話、かなー。
平和でうつくしい街全部の幸せのために、牢獄に閉じ込められる子ども。犠牲。
いいのか悪いのか。わからない。

一応頑張って全部読んだけど、うーん。私にはあんまりなんとも。
読みづらくてめちゃくちゃ時間かかったー。

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