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『好きの鼓動(ビート)』 『プライドの欲望』 『高慢な天使と紳士な野蛮人』

*結末まで触れています。

『好きの鼓動(ビート)』(岩本薫/ビーボーイノベルス ビブロス)

 好きの鼓動(ビート)
 好きの吐息(ブレス)

大和の幼馴染の悠介は大人気アイドル。沢山のファンの女の子には見向きも
せず、ただ大和だけが好きだと執着している。自分の気持ちがよくわからな
いままに、流されている大和。だが、悠介がアメリカ留学すると知って、
ショックを受ける。離れたくなかった。

そんなこんなで最後にはらぶらぶめでたしめでたし~。かっこいいアイドル
と地道な俺、という苦悩も可愛かったです。「吐息」はそれから四年後で
大和くんは新米中学教師。留学からもどった悠介が生徒に嫉妬、とか、ド定番
に可愛くて楽しく読み終わりました。えろしーん多目ですね。素敵。
オトナカップルのお話もあるらしく、マネージャーと社長? オトナなお話
読みたい気もするけどなー。まあいっか。


『プライドの欲望』(ふゆの仁子/キャラ文庫 徳間書店)

広告代理店に勤めるアートディレクターの成宮。この仕事を選んだきっかけ
はあるCMだった。憧れのそのCMを作った男、嶋村と一緒に仕事をする
チャンスがきたのに、初対面でいきなりお前を認めない、と言われてしまう。
なんとか嶋村に認められたくて教えを乞う成宮に嶋村は俺を知りたければ
もっと感情を見せろ、と体を重ねてきた。

CMのコンペをとりにいくぞ、という広告業界なお話をそこそこ丁寧に
描いているのに、会議室で初めてでいきなり最後までがっつりやるとか、
ええええ~~、とびっくり。(笑)そんなに重要大事なコンペの企画の
時間ない中で何回やってるの、とつっこみたい(笑)
セクシーはまあまあかなあ。嶋村のほうも実は成宮に一目ぼれメロメロ、
みたいに明かされるのがとても唐突に感じる。ま。らぶらぶでよかったね。

『高慢な天使と紳士な野蛮人』(ふゆの仁子/ビーボーイノベルス ビブロス)

槇哉は生まれながらの幸運に恵まれてきた。勝負運は強いし金持ちの一族と
してわがまま王子様のごとく育つ。叔父に譲られたカジノのオーナーとして
そつなく経営をこなしている。
新しく雇ったディーラー、大門は、6年前に初めての恋とセックスを交わした
男。素知らぬふりで、なにかわけあり風の大門を問い詰めるが、軽くかわされ
てしまう。

日本でカジノ舞台とかって。と思うほどには悪くなかった。
麻薬絡みになるのも納得感あり。わがまま王子がワイルド大門につっかかり
ながら受けっていうのも可愛かった。
ずっと槇哉ぼっちゃまにお仕えしてきたのに病んじゃった猪狩はちょっと
可哀想だけどなー。でもまーダメだなー。

しかし、ダイモンさん、ってセリフで。大門といえば渡哲也。。。と思って
しまうんでなんか笑ってしまう。せくしーえろしーんなのに。いやまあ、
それでも結構好きでした。面白かった。

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