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映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

*ネタバレしてるかも。 ネタバレ気にするような映画じゃない?

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

ジョーダン・ベルフォード。ウォール街で働き始め、やっとディーラーの
資格(?)を得て、さあこれから!というところでブラックマンデー。
失職し、新聞広告で見つけた株仲買人の募集に応募する。
そこは、店頭株のみ。小さすぎて大手は相手にしないような屑株の売買の
場だった。だが、手数料は50パーセント。
ジョーダンは、売りまくってがっぽり稼ぎ、自分で会社を興しさらに稼ぐ。

ディカプリオの超絶ハイテンションの熱演!演説!クレイジー!
アカデミー賞とれるといいのにねえ。とればいいのにね。
しょっぱなからせっくすとドラッグてんこ盛り。18禁映画だけど納得。
ふぁっくーみたいなセリフばしばし。やーほんと、ディカプリオよくここ
までやるよね~~。おっさんだ。ちょっとだらしないボディのおっさん。
でもやっぱりディカプリオ。
ふっとした瞬間、あやうくて、儚くなる。
ずるくて汚くて、無茶苦茶でドラック中毒セックス依存ありえなバカ騒ぎ。
なのに、きゅんとさせられる瞬間があるって凄い。
私が美少年のころから見てるよディカプリオ~、という思い入れがある
せいでもあるのだろうけども。でもディカプリオならではの奇跡のバランス。

株取引関係で違法で捕まったりなのか? でも、ドラッグはあんなに
無茶苦茶やっててもお咎めなし? あるけど描写してないだけ? アメリカ
ってドラッグなんでもオッケーだっけか?? と不思議なほどドラッグ漬け
なんだけど。レモンってやつでヘロヘロになって、転がりながら車に乗って、
っていうあそこ凄かったなあ。金持ちの集まるクラブハウスみたいなんじゃ
なかったっけ。あんなのがそこで転がりまわってて放置? それが金持ち?
それがアメリカ? わからん。。。

実話ベースのお話だそうで、これでも抑え目にしてるんだよ、ってこと
らしいけど、どんだけー。ドラッグでハイになって半分くらい夢なんじゃ
ないのか(笑)それもアメリカ、なのか。
堅物FBI捜査官が地下鉄につつましく乗っている。これもアメリカ。
波乱万丈の人生、って言っていうより10倍、100倍も波乱万丈な人生。
それでも懲りない男、ジョーダン・ベルフォード。こんな人生、体も心も
もたないだろーと思う。よく死んでないな。凄い。

顧客を、社員を煽りまくる演説シーンが何度もあり、素晴らしかった。
カリスマー!!!
もともとは学もキャリアもないそのへんのクズ寄せ集めで始めた会社。
そこで彼らもカリスマめいたディーラーになり、なんかわかんないけど
全社あげて稼ぎまくり儲けまくり。
最初の部下、副社長のドニーが、もう最高にイラっとくる~。もっと早く
切っておけばよかったんじゃないのかっ。そうもいかないか。ベルフォード
も完全に同じ穴の狢だもんね。

3時間ほど。長いよなあと始まるまで思って覚悟してたけど、見入って
ただただ圧倒されているうちに終わってしまった。懲りない男。
激しかったなあディカプリオ。
見逃さなくてよかった。

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