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映画「トリック劇場版 ラストステージ」

*がっつりネタバレあり。


映画「トリック劇場版 ラストステージ」

赤道直下の島国で、レアアースを発見した日本の企業、村上商事。
だが現地の人は、呪術師を信奉し、立ち退きに応じようとしない。
上田のもとへ加賀美という社員がやってきて、呪術師のインチキを見破り現地の
人々の目を覚まさせてやってほしいと頼み込む。
自称美人売れっ子マジシャン山田を助手として、上田たちは秘境の地へとやって
きた。

てことで、ついに、トリックが最後だという。
ずーーーーっと見てきたし、先日のスペシャルドラマも楽しかったので、やっぱり
映画館に行かねば、と、見に行ってきました。

ドラマというか、お話としてはいつもの感じ(笑)なんでやねん、と、真面目に考え
ようとするとおかしなことばかりで、小ネタ満載で、くすくす笑いながら見るもんで。
映画だけどテレビドラマ。予算が大がかりで海外ロケやりました、という感じかなあ。
今回も上田はほとんど何もしてないじゃないか。まだ先日のスペシャルでのほうが
活躍していたよーな(笑)

仕事頼みにくる加賀美さんが東。いきなりの阿部ちゃん上田との筋トレ対決笑った。
シリアスに自白するのかっこよかった。
同行する医者に北村一輝。濃い(笑)濃いおかまキャラ(笑)北村さん絶対楽しんで
遊んでやってるだろ~~~。素敵。上田に一目ぼれっぽいのが素敵。濃い(笑)
 
山田が巫女の血をひいていて、という設定をこの最後で使ってくるか、と感心した。
山田はねえ。そうなんだよね。がめつくて情けなくて生真面目で、
悲しみを背負ってて健気なんだよねえ。
上田は非常に変人で、変人のままで、変人だから、本心を自分でもわからなくて、
というかもう本心なんてわからなくていい。

山田は、いつも自分を犠牲にすることを選ぶ。
悲しいんだけど、自分の命よりも上田に生きててほしいんだろー。もーっ。
愛だろっ愛。
一言も、好きだとかあいしてるとかなくて、なのにいつも山田は上田を助ける。
バカ。二人ともが不器用でまったく素直じゃない。だからこそのコンビ。
大好きこの二人。
上田は山田を信じるし待つんだよね。

最後、上田の研究室。始まりのあの研究室。お母さんがきて話して、「月光」が
かかって。もー、涙をとめられませんでした。数多の回想。やっぱ名曲。
やっぱトリックはこの曲。
そして、山田が現れて、物語の始まりをなぞる。
「You、本物?」
「わたしは本物です」
という上田と山田。
バカ。相変わらずの二人。そして、パンと暗転「完」になっちゃった。
こーゆー二人なんだなあ。何にも言わないんだなあ。上田の少しうるんだ
目だけでいいんだなあ。二人とも素敵だよー。

ファンのための、キャストのための、スタッフのための、打ち上げみたいな映画
だと思った。別にテレビでのスペシャルでもいいよーな話だけど、でも、
こういうのやってラスト、ってやってくれて、嬉しい。
そうはいってもほんとにラストかよ? という余韻も残しててズルい(笑)

シリーズ始まって13年半、だそうで。矢部警部補も含めて私ずっと見続けて
きたなあと感慨にふける。好き。
なんだかおかしなふざけたような深夜ドラマで始まって、二十歳だったのね、
仲間由紀恵。
阿部ちゃんもまだ三枚目確立してたわけでもなく。その二人が、その後しっかり
飛躍して二人ともが凄い役者になって、そして13年半、続いて、こうして見せて
くれるって、ものすごいことだと思う。
楽しかった。泣いた泣いた。
阿部ちゃん上田教授大好き!! 山田可愛い!
ありがとう楽しかった~!

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