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『交渉人は休めない』(榎田尤利/シャイノベルズ 大洋図書)

*具体的内容、結末まで触れています。


『交渉人は休めない』(榎田尤利/シャイノベルズ 大洋図書)

臨時収入を福利厚生にまわそう!と、芽吹は事務所のみんなと南の島へ休暇に
きていた。それを追って兵頭も急遽休みを取ってくる。
弁護士時代の同期だった美帆と再会。彼女がいまつきあっている相手の経営
する、小さなホテルの買収話しから、いやがらせのようなことが続いている
のをなんとかできないかと相談をもちかけられる。
休暇のはずが、休暇でなくなり、単純ないさかいと思っていたことがもっと
大きく複雑な問題があらわになる。

ってことで、南の島、沖縄のさらに離島ってことだそーで、たいへん楽しそう。
さらわれたり、無人島に兵頭と二人で一晩、豪華プライベートヴィラでらぶらぶ、
とか、シュチュエーション盛りだくさん。キヨと智もラブラブなのも相変わらず。
喧嘩するほど仲がよい、ってな、兵頭と芽吹のすれ違いや意地っ張りも相変わらず。
それでも、最後には芽吹自身の口から、「こいつイマカレ」なんて人に紹介して
しまうとゆー、ああきみたちよかったね。ごまかさず大事な相手って認識しあって。
とほんわか幸せな気持ちになった。
美帆さん、しかし、いい女風に描かれてるけど、どーなのよ。仕事に疲れた
30半ば、南の島で恋と結婚を手にするかと思ったのにやっぱりダメで。でも
惚れてくる次の候補のゴージャス(ハンサムではないけど)男はいるわけで。
むむ~。と、その辺はちょっとなんだかな(^^;と思ったり。うーん。

二人のこれまでいろいろあったね、とか、芽吹の意地っ張りや正義感や、
抱えてる過去、死への渇望、全部込みで、これからも二人末永くお幸せにね~
と、思いました。

そして。
榎田さんの本100冊記念ってことだそーで。
豪華二冊セットで箱入りの本だったのよね。
『One Hundred Thanks』という別冊は、これまでの全作品のリストとか
挿絵描いた人からのメッセージやミニ漫画。榎田さんのミニコラムとかで
お祝いの一冊。
初期のは全部もってるなあ。新装版とかじゃない「懐かしの」っていう
ほうの装丁で。その後ちょっと離れたけど、やっぱり上手いしえろいしーんが
しっかりえろくて素敵で大好き。Juneの頃の思い出もちょっとだけ書いてて、
あー懐かしい~、と思う。魚住くんは雑誌連載で読んでたもんなあ。

シリーズ人気投票みたいのがあり、一位、魚住くん。納得。二位、犬ほど素敵な
商売はない。これは犬のだけ買ったわ。ソフトなSMは私も大好き大好き大好き
です。三位、ラブ&トラストシリーズ。これは2作目まで読んだか。
で、その人気キャラ登場で書き下ろしショートがあるというので、買ったんだよ。
魚住くんが読める~。

「夏のリング」
これまた南の島のバカンス~だったりお仕事だったりのキャラたち。
一応話しをまわしてくのはサカヤとヨシくんというカップル。誰それ。。。と
思った(^^;モデルつながりだから犬のやつか。読んでないんだっけ私。
ま、そこは気にしないでおく。。。

なんといっても魚住くんが。あれから12年だそうで。38歳の彼ら。
魚住くんは大学の先生になり、久留米は課長だってさ。すごいね。
アメリカと日本で遠距離で、でも想いは変わらなくて。日本の大学に魚住くんが
戻ってきて。一緒に暮らす。一緒にいたい。家族になるんだあ。
最後読んで泣いちゃった。

こういうの読めて幸せだ。

榎田さん売れっ子になってくれてありがとう。
100冊の本全部は読めてなくてごめんなさい。でもやっぱり大好きだなあと
今でも思えるのを書いてくれてありがとう。
魚住くんと久留米のお話を届けてくれてありがとう。
時間を置いてのお話書かれても、つまらない続編とかあの頃とはイメージ
違っちゃうよってなってしまったりしないで、ちゃんと彼らのお話だなーと
思わせてくれて幸せ。
魚住くんよかったね。

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