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『英語と英国と英国人』(吉田健一/講談社文芸文庫)

『英語と英国と英国人』(吉田健一/講談社文芸文庫)

英語と英国と英国人について書かれたエッセイ集。いろんな雑誌で
そういうこと書いてくれって頼まれて書いたのね。
一つ一つは短くて軽く読める。軽く読めるけど、圧倒される。
英語の感覚とか詩のうつくしさとか、軽々と書かれているけど、でも
そういうのすいすいとわかればこういう本をわざわざ読まないです(笑)
吉田健一にとっては自明の英語のリズム感とかあるんだなあ、という
のがわかる。けど、そのこと自体はわかんないよー。

英語の勉強をした覚えはない。ってことですが、まあその。勉強以前に
身についたのね。羨ましい。で、勉強したのはフランス語です、とか。
できちゃう人にとってはごく自然なことなんだろうなあ。
日本で小難しくなされている英語学なんて無理無理ーみたいに書かれて
いて、そうか私が英語を学校で習ってきても出来てないのは仕方ないね、
と納得しそうになるけどもそういうのは単なる私の言い訳っすねー。

英語を身につけるのは英国人とつきあう必要があるからとかで、わざわざ
日本で英語をやらなくても。みたいにも書いてあって、そーだなーと思う。
けど、英語できたら楽しいのではないかという気がして羨ましい。
ものっすごい今更ながら、英語の読み書きヒアリングとか出来るように
なりたいなーと、思っている。何故もっと早く若いうちに勉強しなかった
のだ自分よ、と、ほんっと今更ながら後悔。もともとない記憶力がさらに
ガタガタで無理だなー。でもなー。

英語で書かれた文学を読めばよろしい。と書かれているけど、いやだから
読めないんだよー。
と、そんなこんなでいろいろ語り合っている気分で読んだ。面白かった。

英国人、なんてひとくくりに言えるわけないけれども頼まれて書くから
にはなにか書いてみようかみたいにいろんなことをつらつら書かれていて
それも素敵。英国には余裕と落ち着きがあるように思う、とのこと。
いいなー。
余裕と落ち着き。
英国から見れば日本はまことに遠い国で、好感も反感もあったもんじゃなく
ただ遠い東洋の国だなーという程度の認識だそうで。まーそーだろーなー。
たぶん今でもその認識ってあまり変わってないんじゃないかしら。情報は
多少知られるようになってはいるだろうけれども、英国からはまことに遠い
小さな国で、小さい人がなんかやってんだな、くらいにしか思われてない
のだろう。というか、なんとも思われてないんだろうなー。

お茶の時間の感じも素敵だった。
でもお酒飲みたいねえ。

解説が柳瀬尚紀で、ちょっと吉田健一風文章真似てみてたりして。でも
するっと言葉遊びの世界にもいっちゃって、そういうのも面白かった。

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Comments

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