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『前夜』上下(リー・チャイルド/講談社文庫)

*具体的内容に触れています。

『前夜』上下(リー・チャイルド/講談社文庫)

ベルリンの壁が崩れ、冷戦の終わりとなった年の暮れ。大晦日のパーティに
浮かれることなく、一人当直についていたリーチャー。少佐。
郊外のモーテルで、軍人が死んでいるという警察からの連絡を受けた。
最初は、心臓発作ならば警察にまかせておけばいい、と判断したのだが、
後にその軍人はふたつ星の将軍だったとわかる。軍として動かなくてはならない。
そして、リーチャーはこの将軍の動きに不審な点を見つけてしまった。

これはシリーズ8作目だそう。軍にいるまだ若きリーチャー。この時29歳。
前日譚的なお話。
軍の憲兵として優秀。軍人なのに上官の命令に絶対服従ではないのね。憲兵と
いう仕事柄?リーチャーなりの正義というのがあるのだ、というのがこの頃から
なんですね。軍人として命令違反しまくりでいいのか?と何度もつっこみながら
読んだ。腐った組織、かあ。
助手の女性と仲良くなっちゃうのも相変わらずなのか(笑

母が病気で、兄とパリまでお見舞いに行ったり。兄、ジョーがかっこいいよなあ。
そうだリーチャーは次男くんなんだ、と改めて思ってしまった。
ジョーは、でも、『キリング・フロアー』で。と、なんか辛い。
お母様は素敵でした。こんな素敵な息子二人育て上げて、もとレジスタンスかあ。
かっこいい。素敵パリジェンヌ。

冷戦後、で、軍隊が変わる。事件そのものより、軍隊というものについての
小説だった感じ。面白かった。
暴走はするけど、生粋の軍人で軍を大事に思ってる。リーチャーはこういう男
だっていうのはよくわかる。
軍の上部のごたごたをもうちょっとよく読みたい感じはしたけどなー。でも
基本リーチャー視点だからそこまでは無理か。

翻訳されているものはこれで全部読んだと思う。シリーズ他のは出来がよくない
のかな?なんで翻訳でないんだろう。
すっかりキャラ小説だなーと思う。自分の正義にしたがって、合衆国憲法みたいな
ことを時には無視しちゃうのが、アメリカン・ヒーローではない感じが面白い。

トムはまた映画化するのかな? あんまり大ヒット!ってわけでもなかったよーな
感じだからもう映画化はないのかな。リーチャーとトムはまあ、見た目的にも違い
すぎる~。このシリーズは映画化には難しいのかもなあ。
 

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Comments

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