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映画「シャニダールの花」

*ネタバレ、かな。よくわからないけど。


映画「シャニダールの花」

ある限られた女性の胸に咲く花。その花からは素晴しい新薬の開発ができる。
花を咲かせる女性に協力を仰ぎ、研究所で隔離して暮らしてもらう。花がうまく
育ち、満開になれば、胸から摘み取る。
だが、花を切除された女性は、死んでしまう。

石井聰亙監督、じゃなくて、名前が変わってるみたい。石井岳龍監督。
あーなんかこんな感じ、と思ってしまった。
詩的、といえばいいのか。悪く言えば話じゃなくて雰囲気のみ。
シャニダールの花とは何なのか。何故限られた女性の胸に咲くのか。何の新薬と
して有効なのか。花を採取するとこれまでもいつも女性は死んでいたのか?
一体どう隠してきたのか。何故今、破綻をむかえたのか。
新任のカウンセラー、美月響子や、ハルカの抱く疑問、花をこのまま咲かせたいと
願う女性は今までいなかったのか。
花についてはわからないことだらけで、研究中、とのことだけど、でも、薬として
活かせるということになるくらいの研究は進んでいるわけで、それなりにこれまで
の活動はあったんだよね?
まー、話とか説明とかはどうでもいい、という映画なんだと思う。

綾野剛が研究員で。大瀧さん。
彼に恋してしまったがゆえに平静を保てなくなるユリエ。
花は、どうすれば上手く育つのかまだはっきりしていないらしいけど、ストレスや
心の安定みたいなのが大事ということらしい。
綾野剛に恋しちゃう被験者、というのはあまりにもあるあるあるあるー、で、それ
ダメでしょ。恋しちゃうでしょ。イケメン配置しちゃだめでしょー。リスク管理が
なってない(笑)
美月を演じる黒木華さんて、蒼井優みたいなんだよなあ。
で、まあなんかいつのまにか大瀧さんと付き合うし。まあ、付き合うよねえ。
で、花を育て続けたい、とかいうのは、なんでいきなりそうなるか、というか、ま、
最初からカウンセラーだけどあなたのほうがメンタル的に大丈夫なのか? という
雰囲気ではあった。

で、その後、花は育ち、種がとれたのね。そして、土に芽吹き、花が咲く。
土で花が咲くなら、女性の胸で育つようにあんなに苦労してた前のほうは一体
なんだったのか。。。その後、危険な花認識された後にはあちこち地面にどんどん
咲いていってたけど。最初の頃死んでしまった女性はなんという無駄死にかと
思ってしまった。
でもこういうのも気にしちゃいけないところか。
最後には一面の花。
人類を滅ぼす花だったの? 人は花に戻ったの?
うーんー。
詩的、かなあ。でもそれにしてももうちょっと物足りない。狂気とかなんか。
エロスとかなんか。なんか、上滑りなきれいさのイメージだけって感じだと思う。
うーんー。

綾野剛がまたしてもとてつもなく涙目の似合う役柄で素敵でした。翻弄されるのが
似合う。殿ー、と、思ってみたり。
どアップに耐えて憂いの表情が素晴しくて好き。それは見てよかったと思う。

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