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『恋のしっぽをつかまえて』(L・B・グレッグ/モノクローム・ロマンス文庫 新書館)

『恋のしっぽをつかまえて』(L・B・グレッグ/モノクローム・ロマンス文庫 新書館)
 
ニューヨーク。ギャラリーでのオープニングパーティを企画したシーザーは、
ここにいるはずのない人物の姿を捉えた。元彼のシェプ。
パーティはめちゃくちゃに盛り上がった。翌朝、ギャラリーから目玉の展示品、
ガラクタの寄せ集めみたいな彫像が消えていた。 

M/M、というようなジャンル?があるらしい。二次創作カップリングでは
なく、(二次創作はスラッシュ、っていうみたい)オリジナルで男同士カップル。
日本でいえばBLかなー。ゲイ文学、という従来からあったものよりは、もう
ちょっと軽いような。BL的。ハーレクインロマンス的な。

この小説も、シーザーのかわい子ちゃんぶりと、元警官、現在私立探偵の
ダンとのらぶらぶがとっても楽しかった。
裏表紙には「NYのアートギャラリーが舞台のセクシー・コメディ!!」って
ことですが。ほんと、セクシーコメディで楽しい。

軽いミステリとしてもちゃんと楽しかった。意外な犯人もけっこう意外だった。
盗みとか脅迫ではあるものの、実際に人が死ぬほどのことはなくて、盗まれた
のも、えーとー、アートって言い張るけどガラクタ、みたいな感じが面白く
読めて、ああ翻訳だなあという感じも楽しい。

らぶらぶのほうも、きみら、他人のうちに忍び込んでなにやってんだ、
やってんじゃねーよ!(笑)
シーザーくんは、今まではやる方だったけど、ダンの手にかかると、受けに
なっちゃってとまどってでも燃え上がって、とかいうのもなかなか新鮮かも。
解説にもあったけど、BLだと受攻はわりと固定な感じ。私はリバで全然平気
なので、セクシーシーンも楽しかった~。

スタバのキャラメルマキアートが、とか、ペストリーの誘惑が、とかが
なんかとても美味しそうだった。甘いものの誘惑と戦うって、ゲイっぽい
のかなあ。んー。でもなんか納得。よかったです。

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