« 映画「ジャッキー・コーガン」 | Main | 『ぼくらが愛した「カーネーション」』(タンブリング・ダイス編/高文研) »

映画「モネ・ゲーム」

*具体的内容、結末まで触れています

映画「モネ・ゲーム」
 
メディア界の大物、ライオネル・シャバンダーのもとで、美術鑑定をしている
ハリーディーン。しかし、無能扱いされ、腹いせにライオネルを騙そうと計画
をたてた。ライオネルの個人的コレクションにあるモネの「積みわら」。その
対になっていた幻のもう一つの「積みわら」の贋作を作成し、アメリカで偶然
見つかったことにしようとする。
その持ち主として、祖父が軍人だったカウガールのPJ・プズナウスキーに協力
してもらわなくてはならない。
50万ドル儲ける気はないか? そう言って、彼女を誘いだすハリー。
 
ハリーがコリン・ファース。ずーっと仏頂面。内心の妄想ではすべて上手く
いく楽天家。最初のほう、あれ、なんかもう騙くらかした??と思ったら
妄想だった(笑)妄想では自信たっぷり、余裕綽々。だけど、実際には弱っちく
て、口下手で要領よくなくて、でも意地っ張り。むっつり真面目くさってる
のに、どんどんおかしなことになっていって、その真面目な顔で何やってんだ、
というのが絶妙に可笑しい。コリン。かっこいいよコリン。ヘンだよ素敵だよ。
 
鼻持ちならない金持ち、ライオネルのアラン・リックマンの、全裸が!!!
ええええ~~~。そ、そんなお姿をそんなにたっぷり見られるとは!
ま、もちろん、いいスーツきてきっちり素敵な姿もたっぷりで。いいわー。
キャメロン・ディアスはカウガールで、陽気で可愛くて、ああいかにも、と
よく似合ってる役で、ライオネルがそそられるのにも納得で、さすがです。

贋作を書く、日曜画家のネルソン少佐。少佐、ね。ハリーといつ、どんな風に
相棒になったのかはわかんないんだけど。少佐のモノローグで始まって、
ちょいちょいナレーションする。おじいちゃんだけど、喧嘩強いのね。優秀な
軍人だったのかなあ。どきどきわくわく。
ハリーと少佐のコンビにモエモエ。彼ら二人のことをもっと知りたいわ!

あと、サボイホテルの人ね。彼らも好きだったなあ。彼らの前でハリーが
しゃべればしゃべるほどドツボに落ちて行くのがにやにやしちゃってたまらん。
高級ホテル、なんだよね。それらしく素晴らしく慇懃無礼でステキ(笑)

それから、おかしな日本人たち。テレビ契約でのビジネス相手だけど、
なんか集団でやってきて謎のうざい掴みもってきてて、に、日本人のイメージ
ってこうですか(笑)いやまあもちろんコメディなのでキャラ付けしてるんだ
ろーけど、でも、まー、微妙にこーなのかなあ、というのもなかなか。
80年代は日本人とオークションで争って、というのも、ああバブルね、と、
懐かしい感じになったりして、そういうのも可笑しかった。このところの円高で、
というようなセリフもあったけど、また円安になりつつもありますよ、とか、
ちょろっとした日本がらみのネタを面白く思ったのは日本人だからでしょうか。
今でも日本人、金持ちは金持ちなのかなあ。絵のコレクターもいるかね。
まあそうかなあ。

結末は、おおお、と驚きました。「泥棒貴族」という1966年? の映画の
リメイクだそうで、それもこういうもんだったのかな。お気楽にのんびりアハハ
と見ていたので、鮮やかに切り返された気がして、楽しく爽快な気分で終わって
大満足。
90分くらいだし、さくさくっと笑って見られて、いい映画だった。

|

« 映画「ジャッキー・コーガン」 | Main | 『ぼくらが愛した「カーネーション」』(タンブリング・ダイス編/高文研) »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 映画「ジャッキー・コーガン」 | Main | 『ぼくらが愛した「カーネーション」』(タンブリング・ダイス編/高文研) »