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『新・百人一首 近現代短歌ベスト100』

『新・百人一首 近現代短歌ベスト100』
 (岡井隆・馬場あき子・永田和弘・穂村弘 選/文春新書)
 
「明治天皇から俵万智まで、この一冊で短歌がみるみるわかる」
って帯に書いてあるけど、明治天皇から、穂村弘までですよねー。
やっぱり俵万智の知名度か。。。
 
文藝春秋の創刊90周年記念、新年号の企画だったようです。
選者の四人はまあまちがいないですし、彼らの選ぶ近現代の百人一首。
たしかに短歌がみるみるわかるかなーと思いました。
それぞれの一首。それに選んだ人から短い解説。「さらに読みたい秀歌」
ということで二首。解説の中にも歌ひいたりしているので、なかなか
この一首、っていうのは難しいんだろうなあそうだろうなあ、と思う。
一人見開きの2ページで、とっても読みやすい。

あとに、選者たちの座談会もあり。司会?ゲスト?檀ふみさん+で。
なんだか和やかな気持ちで読む。そんな風に選んだんですね。みなさん
短歌好きなんですね。

皇后さまのお歌はうるっとしてしまった。
文系男子は皇后様好きだよね。天皇も皇后様も日本一の教養人。特に
皇后様は究極の文学少女の理想の体現だ。うつくしく清楚で優しく、それ
でいて芯のしっかりした強さがあり賢くスポーツ音楽まで万能だしなあ。

岡井隆のは
  飛ぶ雪の碓氷をすぎて昏みゆくいま紛れなき男のこころ

  *ルビ「碓氷(うすひ)」「昏(くら)」

でした。かっこいい。

単純にさらっと30分で読み終わって、でもこの歌を選ぶかーとか
この人どんな人だろうーとか、あとから何回も読み直したい一冊。
安心定番おすすめの一冊って感じだ。面白いです。
 
 

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