« 映画「千年の愉楽」 | Main | 美術手帖 2013.03 »

『青い脂』(ウラジミール・ソローキン/河出書房新社)

『青い脂』(ウラジミール・ソローキン/河出書房新社)
 
ボリスからリプスへの手紙で始まる。舞台は未来?別世界?
ロシア語と中国語が入り混じって語られ、あるいはオリジナルな言語も。
個体(オブジェクト)と呼ばれる、クローンがいる。
トルストイ4号。チェーホフ3号。ナボコフ7号。パステルナーク1号。
ドストエフスキー2号。アフマートワ3号。プラトーノフ3号。
かつて作家であったもののクローンが、青い脂を生成する。
青い脂、は、絶対零度の物質? 何なのかははっきりわからない。

そんなこんなで、がんばって読んでみたけど、私にはわかったとは到底
言えない本でしたー。えーとー。読んだ、けど、自分が何を読んでいる
のかわからない。
スターリンとフルシチョフのえろしーんなんかは、なかなかステキ、なんて
読んだけど、でも、だからどうってことは。んーう。

クローンが書く作品があって、それぞれの作家に詳しければ、おお、ってな
楽しみがあるのかも。でも私はよく知らないので、ドストエフスキーくらいか、
ふむーなるほど、なんて思ってみたくらい。
ロシアにもっと詳しければもっと面白いんだろうか?
 
読んでも読んでも、どんどんずれていく。読んでも読んでも、何読んでる
んだろうか私は。。。と、遠い目をしてしまう。スカトロっぽいよーな
ところはあんまし好きじゃないし。シーンではなんとなく面白かったり
好きだなと思ったりした気もするけど、でも、次にはもう何だかわからない
ようになってて、なんとなく苦行スイッイオン、の気分でひたすら黙って
つきあって読んだ。
私が何にも知らないでうっかり読もうとしたのがいけないんだわ。。。

ソローキンは1955年、ロシア生まれ。作家というよりは、コンセプチュア
リズムの芸術運動に関わる、とか、芸術家な感じみたい。最初は地下出版みたい
な感じだったみたい。まあ、怒られそうな感じはすごくするよね。

何だろう。何読んでるのかなあ俺は。。。って思いながら読むのは、
けっこう面白かった。
でもこの本が面白いかどうかは私には判断不能、でした。。。

|

« 映画「千年の愉楽」 | Main | 美術手帖 2013.03 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 映画「千年の愉楽」 | Main | 美術手帖 2013.03 »