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『短歌のレシピ』(俵万智/新潮新書)

『短歌のレシピ』(俵万智/新潮新書)
 
俵さんが投稿された歌を添削して実例見せながら、「こんなレシピが
ありますよ」と、推敲のやりかたを見せてくれる本。ちょっと変更を
してみるだけで変わるなあ、という実例を見るので、とってもわかり
やすい。気がする。レシピ、というのも、とっつきやすく、料理初心者
へ伝えるコツです、みたいなこと。推敲、っていうだけで難しく感じる
人への配慮みたいなことなのか?よくわからないけど。

まーでも自分で推敲のときって客観的になることそのものが難しいのー。
でもこれが注意点っていうのを知っておくのはほんと大事だと思います。
 
 はじめに
 第1講 味覚に訴えてみよう 擬音を生かそう
 第2講 時には荒療治を試してみよう 「あの」って、どの? と言われ
     ないようにしよう
 第3講 比喩の出し方に心をくだこう だめ押しの一歩手前で止めよう
 第4講 枕詞をつかってみよう 同じ言葉、同種の言い回しは避けよう
 第5講 序詞をつかってみよう メールを使って恋をしよう
 第6講 リフレーンをつかってみよう 時には表現を薄めることも
 第7講 A+Bの効果を狙おう 倒置法を活用してみよう
 第8講 理屈は引っ込めよう 意味の重なりに気をつけよう
 第9講 読者を信頼しよう ものづくしという手法
 第10講 あと半歩のさじ加減を考えよう 時にはドラマチックに
 第11講 格言的なフレーズを生かすには 「ような」をとって暗喩で勝負
     してみよう
 第12講 動詞にひと工夫してみよう 「は」と「が」で変わること
 第13講 リズムをとるか助詞をとるか 動詞をさらに工夫してみよう
 第14講 主役は一人にしよう 語順をよく確認して仕上げよう
 第15講 「できごと+思い」という構造 旅の歌を詠んでみよう
 第16講 季節の変わり目をとらえよう 歌の並べ方を考えよう

と、目次うつしたらもう全部書いてある、みたいな感じ。
そうだなあ気をつけないと、と思うことばかり。するする読める上に
ものすごく実用的。この平易さでちゃんとしっかり伝わるのはさすが。
短歌をつくろうとかに興味がないとしても、鑑賞ポイントみたいなの
もそういうものかーとわかって面白いと思う。
そしてここに書いているのが絶対正解、ってわけじゃない。だから「レシピ」
ってしているのかな。基本はもちろんあるけれども、それぞれ好みのレシピ
を見つけていってもいいんだなと思う。

そしてこれ多分初心者向けだと思うけど、それ難しくて無理、と思ったのも
多々。やっぱ私はまだまだ初心者レベルから全然進歩してないのか。。。
がんばろー。。。

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